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公開番号2024064986
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2023119765
出願日2023-07-24
発明の名称車載表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20240507BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】画像を表す光を発する箇所の上に異物が有るか否かを判別することができる車載表示装置を提供する。
【解決手段】車載表示装置100は、表示部10、回路基板20、光源S、センサD、第1導光体30、第2導光体40及び制御部80を備える。表示部10は、画像を表す光を発する発光面10aを有する。回路基板20は、表示部10の背後に位置する。光源Sは、回路基板20に実装され、不可視光を発する。センサDは、回路基板20に実装され、不可視光を検出する。第1導光体30は、光源Sから発せられた不可視光を導いて発光面10aに沿って放射する。第2導光体40は、第1導光体30から放射された不可視光を受けると、不可視光をセンサDまで導く。制御部80は、センサDによる検出結果に基づき、発光面10aの上に異物が有るか否かを判別する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
画像を表す光を発する発光面を有する表示部と、
前記表示部の背後に位置する回路基板と、
前記回路基板に実装され、不可視光を発する光源と、
前記回路基板に実装され、前記不可視光を検出するセンサと、
前記光源から発せられた前記不可視光を導いて前記発光面に沿って放射する第1導光体と、
前記第1導光体から放射された前記不可視光を受けると、前記不可視光を前記センサまで導く第2導光体と、
前記センサによる検出結果に基づき、前記発光面の上に異物が有るか否かを判別する判別部と、を備え、
前記第1導光体は、前記表示部の側方に位置する第1側壁部を有し、
前記第2導光体は、前記表示部を挟んで前記第1側壁部と対向する第2側壁部を有し、
前記第1側壁部は、前記光源から発せられた前記不可視光を前記発光面に沿って放射する放射面を含み、
前記第2側壁部は、前記放射面から放射された前記不可視光を受ける受光面を含む、
車載表示装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記光源及び前記センサは、前記回路基板の背面に実装され、
前記第1導光体は、前記回路基板の背面の側に位置して前記光源と対向する部分を含み、前記第1側壁部に繋がる光源対応部をさらに有し、
前記第2導光体は、前記回路基板の背面の側に位置して前記センサと対向する部分を含み、前記第2側壁部に繋がるセンサ対応部をさらに有する、
請求項1に記載の車載表示装置。
【請求項3】
前記センサ対応部は、前記センサに向かって先細りの形状である、
請求項2に記載の車載表示装置。
【請求項4】
前記センサは、前記回路基板に1つ設けられている、
請求項3に記載の車載表示装置。
【請求項5】
前記第2側壁部は、前記センサ対応部に向かって徐々に幅が狭くなる部分を含む、
請求項2~4のいずれか1項に記載の車載表示装置。
【請求項6】
前記判別部は、前記発光面の上に異物が有ると判別した場合、前記表示部と、前記表示部とは異なる報知手段との少なくともいずれかに、当該異物が有ることを報知させる、
請求項1~4のいずれか1項に記載の車載表示装置。
【請求項7】
車両のダッシュボードに設けられ、
前記車両のフロントガラスの下端領域に設けられたセラミック形成部に向けて前記画像を表す光を発する、
請求項1~4のいずれか1項に記載の車載表示装置。
【請求項8】
前記ダッシュボードの内部に設けられ、且つ、前記発光面が前記ダッシュボードの天面よりも低い位置にある、
請求項7に記載の車載表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車載表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車載表示装置として、例えば特許文献1には、車両のダッシュボードに設けられ、車両のフロントガラスの一部に向けて画像を表す光を発することで、運転者等のユーザに当該画像を視認させる装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-62085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような車載表示装置において画像を表す光を発する箇所の上に、コイン、カードなどの異物が有ると、ユーザに表示すべき画像の一部が欠ける表示欠けが生じてしまう。しかしながら、こういった異物が有るか否かを判別する手法が確立されていないのが現状である。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、画像を表す光を発する箇所の上に異物が有るか否かを判別することができる車載表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る車載表示装置は、
画像を表す光を発する発光面を有する表示部と、
前記表示部の背後に位置する回路基板と、
前記回路基板に実装され、不可視光を発する光源と、
前記回路基板に実装され、前記不可視光を検出するセンサと、
前記光源から発せられた前記不可視光を導いて前記発光面に沿って放射する第1導光体と、
前記第1導光体から放射された前記不可視光を受けると、前記不可視光を前記センサまで導く第2導光体と、
前記センサによる検出結果に基づき、前記発光面の上に異物が有るか否かを判別する判別部と、を備え、
前記第1導光体は、前記表示部の側方に位置する第1側壁部を有し、
前記第2導光体は、前記表示部を挟んで前記第1側壁部と対向する第2側壁部を有し、
前記第1側壁部は、前記光源から発せられた前記不可視光を前記発光面に沿って放射する放射面を含み、
前記第2側壁部は、前記放射面から放射された前記不可視光を受ける受光面を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、画像を表す光を発する箇所の上に異物が有るか否かを判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態に係る車載表示装置の車両への搭載態様を示す図。
第1実施形態に係る車載表示装置の一部の分解斜視図と共に模式的に表した制御部を示す図。
第1実施形態に係る車載表示装置の平面図。
第1実施形態に係る車載表示装置の図3のA-A線に沿う概略断面図。
第1実施形態に係る車載表示装置の図3のB-B線に沿う概略断面図。
変形例に係る車載表示装置の図4Aに対応する部分の概略断面図。
変形例に係る車載表示装置の図4Bに対応する部分の概略断面図。
第2実施形態に係る車載表示装置の一部の分解斜視図と共に模式的に表した制御部を示す図。
第2実施形態に係る車載表示装置の平面図。
第2実施形態に係る車載表示装置の図7のC-C線に沿う概略断面図であって要部を示す図。
第2実施形態に係る第2導光体の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
(第1実施形態)
本実施形態に係る車載表示装置100は、図1に示すように、車両1のダッシュボード2に設けられ、車両1のフロントガラス3の下端領域に設けられたセラミック形成部3aに向けて画像を表す光(以下、画像光L)を発する。
(【0011】以降は省略されています)

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