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公開番号2024056315
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163107
出願日2022-10-11
発明の名称空気除菌装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類F24F 8/22 20210101AFI20240416BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】パーティションに簡易に後付可能な空気除菌装置を提供する。
【解決手段】空気除菌装置1は、台部3と、台部3を覆い、一方から吸気する吸気部41及び別の一方から排気する排気部47を露出するケース2と、台部3に配置される空気除菌部4と、を備え、空気除菌部4は、吸気部41が設けられる下部流路42と、排気部47が設けられる上部流路43と、下部流路42と上部流路43を上下方向に接続する縦流路44と、を有し、縦流路44は、紫外線照射部45が配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
台部と、
前記台部を覆い、一方から吸気する吸気部と別の一方から排気する排気部を露出するケースと、
前記台部に配置される空気除菌部と、を備え、
前記空気除菌部は、前記吸気部が設けられる下部流路と、前記排気部が設けられる上部流路と、前記下部流路と前記上部流路を上下方向に接続する縦流路と、を有し、
前記縦流路は、紫外線照射部が配置される、
空気除菌装置。
続きを表示（約 500 文字）【請求項２】
前記上部流路は、前記排気部側に送風する送風機と、ルーバーと、を有し、
前記ルーバーは、前記送風機から遠ざかるに従って大きく形成される、
請求項１に記載の空気除菌装置。
【請求項３】
前記排気部は、前記送風機から遠ざかるに従って大きく形成される、
請求項２に記載の空気除菌装置。
【請求項４】
前記ケースは、表面が窪んだ段部を有し、
前記吸気部は、前記段部から露出するように構成される、
請求項１又は２に記載の空気除菌装置。
【請求項５】
前記ケースは、上部に開口と、前記開口と繋がるように側面に差込口と、が形成され、
前記台部は、前記開口と平行にスリットが形成され、
前記空気除菌部は、前記排気部が前記スリットを挟んで向かい合うように２つ配置される、
請求項１又は２に記載の空気除菌装置。
【請求項６】
アタッチメントをさらに備え、
前記アタッチメントは、平板部材を保持可能であり、前記台部に固定可能である、
請求項５に記載の空気除菌装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、空気除菌装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、空気の吸入口および吐出口を有する筐体と、前記筐体内部に配置され、前記筐体内部の空気に含まれる細菌又はウィルスを除菌又は不活化する除菌装置と、少なくとも前記筐体の空間にある人の呼気を含む空気を前記吸入口に向ける気流を生成する気流生成装置と、を備える空気殺菌装置が開示されている。
また、特許文献２には、支え板により鉛直な姿勢で立てて設置される透明な主板を備えた飛沫遮断パーティションが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１１５１６４号公報
実用新案登録３２３２９２７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に記載の空気殺菌装置は、人物が滞在する空間の上方に配設され、下方に向かって開口している構造であり、人と人との間の飛沫飛散を防止するという用途には課題があった。
また、特許文献２に記載されるようなパーティションは、飲食店でテーブル上に置いて用いられる場合もあり、板状部材が水分の付着に起因して汚れるという課題があった。
【０００５】
本開示は上記問題を鑑みてなされたものであり、パーティションに簡易に後付可能な空気除菌装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するため、第一の開示に係る空気除菌装置は、
台部と、
前記台部を覆い、一方から吸気する吸気部及び別の一方から排気する排気部を露出するケースと、
前記台部に配置される空気除菌部と、を備え、
前記空気除菌部は、前記吸気部が設けられる下部流路と、前記排気部が設けられる上部流路と、前記下部流路と前記上部流路を上下方向に接続する縦流路と、を有し、
前記縦流路は、紫外線照射部が配置される。
【０００７】
第一の開示に従属する、第二の開示に係る空気除菌装置において、
前記上部流路は、前記排気部側に送風する送風機と、ルーバーと、を有し、
前記ルーバーは、前記送風機から遠ざかるに従って大きく形成される。
【０００８】
第二の開示に従属する、第三の開示に係る空気除菌装置において、
前記排気部は、前記送風機から遠ざかるに従って大きく形成される。
【０００９】
第一から第三のいずれか１つの開示に従属する、第四の開示に係る空気除菌装置において、
前記ケースは、表面が窪んだ段部を有し、
前記吸気部は、前記段部から露出するように構成される。
【００１０】
第一から第四のいずれか１つの開示に従属する、第五の開示に係る空気除菌装置において、
前記ケースは、上部に開口と、前記開口と繋がるように側面に差込口と、が形成され、
前記台部は、前記開口と平行にスリットが形成され、
前記空気除菌部は、前記排気部が前記スリットを挟んで向かい合うように２つ配置される。
（【００１１】以降は省略されています）

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