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公開番号2024048531
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154491
出願日2022-09-28
発明の名称設備機器
出願人株式会社ノーリツ
代理人個人
主分類F24H 9/02 20060101AFI20240402BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】集合住宅のパイプシャフトに設置される設備機器であって、フロントカバーの開放時に排気筒等の筒状体の先端部をフロントカバーに形成した開口穴から円滑に離脱させるようにした設備機器を提供する。
【解決手段】集合住宅のパイプシャフト(2)に設置される設備機器(1)は、前面が開口とされた箱状の機器本体(10)と、開口を覆うフロントカバー(11)を備えており、フロントカバー(11)に排気筒などの筒状体(20)の先端部を挿入する開口穴(21)が形成された設備機器(1)において、フロントカバー(11)は、一端が機器本体(10)にヒンジ部材(12)で連結され、メンテナンス時にはヒンジ部材(12)を支点として回動して開閉するように構成され、筒状体(20)は、フロントカバー(11)を開放する際には前後方向長さを縮小するように伸縮可能に構成されている。
【選択図】図7

特許請求の範囲【請求項1】
集合住宅のパイプシャフトに設置される設備機器であって、
前記設備機器は、前面が開口とされた箱状の機器本体と、前記開口を覆うフロントカバーを備えており、前記フロントカバーに排気筒などの筒状体の先端近傍部を突出させる開口穴が形成された設備機器において、
前記フロントカバーは、一端が前記機器本体にヒンジ部材で連結され、メンテナンス時には前記ヒンジ部材を支点として回動して開閉するように構成され、
前記筒状体は、前後方向長さを縮小するように伸縮可能に構成されていることを特徴とする設備機器。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記筒状体は、複数の筒部材がインロー構造となるように構成され、
筒部材と筒部材の間にはシール部材が装着されていることを特徴とする請求項1に記載の設備機器。
【請求項3】
前記ヒンジ部材は、前記フロントカバーを上方へ所定距離移動することで、前記フロントカバーを前記機器本体から分離可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の設備機器。
【請求項4】
前記フロントカバー内には、内面側に前記設備機器の制御基板や電源基板などの電装品が装着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の設備機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、設備機器に関し、特に集合住宅のパイプシャフト(PS)に設置する設備機器のメンテナンス性を高めたものに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
集合住宅のパイプシャフトに給湯装置や熱源機を設置する場合、貯湯タンクユニットは、パイプシャフト内に設置し、補助熱源機(給湯器)と主熱源機(ヒートボンプ又は給湯装置)をパイプシャフトの開口部の枠体に並べて固定することになる。
そのため、補助熱源機と主熱源機のケース形状は幅が狭く、奥行きが長い形状になり、これらの機器をメンテナンスする際には機器の前面扉のみを開放して前面側からのみ行う一方向メンテナンスが要請される。
【0003】
特許文献1に記載の燃料電池システムにおいては、筐体本体部の前面を観音開き方式の左扉と右扉で開閉可能に構成し、筐体本体部の内部の左側部分に燃焼器と燃料電池スタックと改質器と蒸発器と熱交換器等のモジュール部を配置し、筐体本体部の内部の右側部分に検知器、燃料ガス供給装置、酸化ガス供給装置、水供給装置等を配置し、右扉の内面に電力変換装置と制御装置を取付けた構造が採用されている。
【0004】
この燃料電池システムによれば、右扉の内面にも機器を装備しているため、メンテナンスの際には、左右の扉を開放すれば、筐体本体部の前面と右扉の内面からメンテナンスを行うことが可能であるため、メンテナンス性に優れる。
他方、特許文献2に記載の給湯機の取付構造(扉内設置タイプ)においては、パイプシャフトの前面の固定フレームに取付部材を介して給湯機を取付け、その排気筒を、給湯機の前面側を開閉する扉に形成した開口部から突出させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5524693号公報
特開2022-19081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、給湯器や給湯装置等の設備機器をパイプシャフトの開口部の枠体に固定した場合、設備機器本体から延びる排気筒の先端部を、設備機器本体にヒンジ結合された回動式のフロントカバーに形成した開口穴とその前面側の扉に形成した開口部から突出させることになる。この場合、フロントカバーを回動にて開放する際に、排気筒の先端部を開口穴及びか開口部から円滑に離脱させることが難しい。
【0007】
特に、フロントカバーの厚みを大きくして、フロントカバーの内面に機器を装備した場合には、フロントカバー開放時における開口穴の移動軌跡が、排気筒と平行ではなく排気筒と交差する方向へ移動することになるため、排気筒の先端部を開口穴から円滑に離脱させることが難しい。
【0008】
本発明の目的は、集合住宅のパイプシャフトに設置される設備機器であって、フロントカバーの開放時に排気筒等の筒状体の先端部をフロントカバーに形成した開口穴から円滑に離脱させるようにした設備機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の設備機器は、集合住宅のパイプシャフトに設置される設備機器であって、前記設備機器は、前面が開口とされた箱状の機器本体と、前記開口を覆うフロントカバーを備えており、前記フロントカバーに排気筒などの筒状体の先端近傍部を突出させる開口穴が形成された設備機器において、前記フロントカバーは、一端が前記機器本体にヒンジ部材で連結され、メンテナンス時には前記ヒンジ部材を支点として回動して開閉するように構成され、前記筒状体は、前後方向長さを縮小するように伸縮可能に構成されていることを特徴としている。
【0010】
上記の構成によれば、前記設備機器は、前面が開口とされた箱状の機器本体と、前記開口を覆うフロントカバーを備え、前記フロントカバーに排気筒などの筒状体の先端部を挿入する開口穴が形成されている。メンテナンスの際には、フロントカバーをヒンジ部材を支点として回動して開放する。このとき、フロントカバーの開放前に、排気筒などの筒状体は前後方向長さを縮小させて、その先端部をフロントカバーに形成された開口穴から離脱させてから、フロントカバーを開放する。そのため、筒状体の先端部が開口穴と干渉することがない。
(【0011】以降は省略されています)

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