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公開番号2024048641
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154666
出願日2022-09-28
発明の名称温風機
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類F24H 15/176 20220101AFI20240402BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】使用者の不快感を低減可能な温風機を提供することにある。
【解決手段】温風機は、空気流を生成する送風部と、前記空気流を加熱可能な加熱部と、空気の汚れを検出する汚れ検出部と、送風運転と温風運転とを制御する制御部とを備える。前記制御部は、前記送風運転において、前記汚れのレベルが第1レベルから第2レベルへと変化した場合に、前記空気流の風量が第1量だけ多くなるように前記送風部を制御する。前記第2レベルは、前記第1レベルよりも前記汚れが多い。前記温風運転において、前記空気流を加熱するように前記加熱部を制御し、前記汚れのレベルが前記第1レベルから前記第2レベルに変化した場合に、前記空気流の風量を変更しない、又は前記第1量より少ない第2量だけ前記空気流の風量を変更するように前記送風部を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
空気流を生成する送風部と、
前記空気流を加熱可能な加熱部と、
空気の汚れを検出する汚れ検出部と、
送風運転と温風運転とを制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記送風運転において、前記汚れのレベルが第1レベルから第2レベルへと変化した場合に、前記空気流の風量が第1量だけ多くなるように前記送風部を制御し、前記第2レベルは、前記第1レベルよりも前記汚れが多く、
前記温風運転において、前記空気流を加熱するように前記加熱部を制御し、前記汚れのレベルが前記第1レベルから前記第2レベルに変化した場合に、前記空気流の風量を変更しない、又は前記第1量より少ない第2量だけ前記空気流の風量を変更するように前記送風部を制御する、温風機。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
風量を指定するユーザ操作を受け付ける第1操作部を更に備え、
前記温風運転において、前記汚れのレベルが前記第1レベルから前記第2レベルに変化した場合に、前記制御部は、前記第1操作部を用いて指定された風量で前記送風部を制御する、請求項1に記載の温風機。
【請求項3】
前記温風運転で前記汚れのレベルに応じて風量を変更することを指定するユーザ操作を受け付ける第2操作部を更に備え、
前記温風運転において、前記第2操作部がユーザ操作を受け付けている場合には、前記汚れのレベルが前記第1レベルから前記第2レベルに変化すると、前記制御部は、前記第2量よりも多い第3量だけ前記空気流の風量を多くするように前記送風部を制御する、請求項1又は2に記載の温風機。
【請求項4】
人を検出可能な人検出部を更に備え、
前記制御部は、
前記温風運転において、前記人検出部により前記人が居ることが検出された場合に、前記汚れのレベルが前記第1レベルから前記第2レベルに変化すると、前記空気流の風量を変更しない、又は前記第2量だけ変更するように前記送風部を制御し、
前記温風運転において、前記人検出部により前記人が居ないことが検出された場合に、前記汚れのレベルが前記第1レベルから前記第2レベルに変化すると、前記第2量よりも多い第3量だけ前記空気流の風量を多くするように前記送風部を制御する、請求項1又は2に記載の温風機。
【請求項5】
床置き型であって、
前記空気流の吹出口を有する筐体と、
前記吹出口から吹き出される前記空気流の向きを変更可能なルーバと
を備え、
前記制御部は、前記温風運転において、水平方向成分よりも鉛直方向成分を前記空気流の風向が多く含むように前記ルーバを更に制御する、請求項3に記載の温風機。
【請求項6】
前記制御部は、前記温風運転の切り替えを制限する、請求項1又は2に記載の温風機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、温風機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
背景技術に係る温風機は、空気清浄機機能を有する。詳細には、温風機は、汚れセンサにより空気の汚れを検出し、検出結果に応じて風量を調整する。その結果、送風機の集塵能力が向上する(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-153466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、背景技術に係る温風機には、使用者が不快に感じることがあるという課題があった。詳細には、温風機は、暖房運転中に温風を送り出している間に、集塵能力を上げるために風量を大きくすることがある。この場合に、風量の大きい温風が使用者にあたると、ヒータ電力(即ち、単位時間に発生する熱量)が同じであっても、使用者は、温風の温度が低くなったように感じる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、使用者の不快感を低減可能な温風機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る温風機は、空気流を生成する送風部と、前記空気流を加熱可能な加熱部と、空気の汚れを検出する汚れ検出部と、送風運転と温風運転とを制御する制御部とを備える。前記制御部は、前記送風運転において、前記汚れのレベルが第1レベルから第2レベルへと変化した場合に、前記空気流の風量が第1量だけ多くなるように前記送風部を制御する。前記第2レベルは、前記第1レベルよりも前記汚れが多い。前記温風運転において、前記空気流を加熱するように前記加熱部を制御し、前記汚れのレベルが前記第1レベルから前記第2レベルに変化した場合に、前記空気流の風量を変更しない、又は前記第1量より少ない第2量だけ前記空気流の風量を変更するように前記送風部を制御する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、使用者の不快感を低減可能な温風機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る温風機の外観を示す斜視図である。
図1に示される温風機の構成を例示するブロック図である。
図2に示される風量テーブルのデータ構造を示す模式図である。
図1に示される温風機の操作表示部を示す模式図である。
図2に示される制御部の処理手順を示すフローチャートである。
第1変形例に係る操作表示部の詳細を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
[実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る温風機1の外観を示す斜視図である。図1に示されるように、温風機1は、例えば部屋41に設置される。詳細には、温風機1は、例えば床置き型であり、床面42のように比較的低い位置に設置される。温風機1は、部屋41の空気を吸い込む。温風機1は、吸い込んだ空気を加熱した後に、空気流として吹き出す。温風機1は、吸い込んだ空気を加熱せずに空気流として吹き出すこともできる。
(【0011】以降は省略されています)

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