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公開番号2024046811
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152111
出願日2022-09-26
発明の名称加熱調理器
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24C 7/04 20210101AFI20240329BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】一時停止の状態から開閉扉を閉めて運転を停止する場合でも、再通電せずに省電力化が図れる加熱調理器を提供する。
【解決手段】被加熱物3を収納する加熱室2と、加熱手段4と、加熱室2の開閉扉11と、開閉扉11の開状態・閉状態を検出する開閉検出手段51と、加熱手段4の駆動開始停止を行う制御部5と、調理開始を入力するスタート手段6を備え、制御部5は、閉状態で調理開始が指示された場合に加熱手段4の駆動し、第1時間T1が経過したときに加熱手段4を駆動停止し、第1時間T1が経過前に開状態のとき一時停止モードに遷移し、第2時間T2が経過前に閉状態を検出して、第3時間T3が経過前に調理開始が指示された場合に調理を再開し、一時停止モードで第2時間T2を経過した場合、または、閉状態から調理開始が指示される前に第3時間T3を経過した場合に駆動停止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
本体内に被加熱物を収納する加熱室と、
前記被加熱物を加熱する加熱手段と、
前記被加熱物を前記加熱室に出し入れするための開閉扉と、
前記開閉扉が、開状態か閉状態かを検出する開閉検出手段と、
前記加熱手段の駆動開始と駆動停止の制御を行う制御部と、
調理開始を入力するスタート手段と、
を備え、
前記制御部は、
前記開閉検出手段が閉状態で前記スタート手段により前記調理開始が指示された場合に前記加熱手段の駆動を開始し、
前記調理開始から予め設定した第1時間が経過したときに前記加熱手段の駆動を停止し、
前記調理開始後に所定条件が成立したときに前記加熱手段の駆動を停止する一時停止モードに遷移し、
前記所定条件は、前記調理開始から前記第1時間が経過前に前記開閉検出手段が開状態を検出した場合に成立し、
前記一時停止モードから調理再開条件が成立した場合に調理を再開し、
前記一時停止モードから調理停止条件が成立した場合に調理を停止し、
前記調理再開条件は、
前記所定条件が成立してから予め設定した第2時間が経過前に前記開閉検出手段が閉状態を検出し、さらに、前記開閉検出手段が閉状態を検出してから予め設定した第3時間が経過前に前記スタート手段による前記調理開始が指示された場合に成立し、
前記調理停止条件は、
前記一時停止モードで前記第2時間を経過した場合、または、前記一時停止モードから前記開閉検出手段が閉状態を検出し、さらに、前記開閉検出手段が閉状態を検出してから前記スタート手段による前記調理開始が指示される前に前記第3時間を経過した場合に成立する
ことを特徴とする加熱調理器。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記調理開始からの前記加熱手段が駆動している状態の累積経過時間を記憶する記憶部をさらに有し、
前記制御部は、
前記一時停止モードから調理を再開した場合に、前記累積経過時間が前記第1時間を経過したときに前記加熱手段の駆動を停止する
ことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
予め設定した第4時間の調理の時間延長を指示する時間延長手段を備え、
前記制御部は、
前記調理開始からの前記累積経過時間が前記第1時間を経過前に前記時間延長手段により調理の時間延長が指示された場合は、前記第1時間に前記第4時間を加算した時間を新たに前記第1時間とする
ことを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭用の加熱調理器に関する。より詳しくは家庭用の芋焼器などの加熱調理器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、この種の家庭用加熱調理器は、本体内に被加熱物を置く加熱室と、被加熱物を加熱するヒータなどの加熱手段と、被加熱物を加熱室に出入りさせる開閉扉を備えた構成となっている。
特許文献1に示す加熱調理器は、加熱室(1)と、ヒータ(加熱手段)(10)と、開閉扉(11)が設けられた構成が示されている。
特許文献1によれば、調理中に使用者が調理具合を吟味したり、被加熱物の位置を変えたり、被加熱物の表裏をひっくり返す等何らかの理由により、開閉扉(11)を開けることができるようになっている。
そして、調理中に開閉扉(11)を開けて、調理具合を吟味している間は、ヒータ(10)はオフとなり、火傷を回避できるように配慮されており、吟味の結果、さらに調理時間の延長が必要な場合は、開閉扉(11)を閉じれば再度元の状態から調理を再開できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-155962号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示す加熱調理器では、開閉扉(11)を閉じれば、スイッチ操作などの使用者の加熱再開の意思表示なく、調理が再開してヒータが再通電してしまうため、開閉扉(11)を開いて一時停止している間に被調理物を全て取り出した場合は、その後に停止指示を行うまでにヒータに通電されてしまい、電気代が無駄になり改善の余地があった。
【0005】
本発明はかかる背景を鑑みてなされたものであり、一時停止の状態から開閉扉を閉めて運転を停止する場合でも、省電力化が図れる加熱調理器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、請求項1では、本体内に被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記被加熱物を前記加熱室に出し入れするための開閉扉と、前記開閉扉が、開状態か閉状態かを検出する開閉検出手段と、前記加熱手段の駆動開始と駆動停止の制御を行う制御部と、調理開始を入力するスタート手段と、を備え、前記制御部は、前記開閉検出手段が閉状態で前記スタート手段により前記調理開始が指示された場合に前記加熱手段の駆動を開始し、前記調理開始から予め設定した第1時間が経過したときに前記加熱手段の駆動を停止し、前記調理開始後に所定条件が成立したときに前記加熱手段の駆動を停止する一時停止モードに遷移し、前記所定条件は、前記調理開始から前記第1時間が経過前に前記開閉検出手段が開状態を検出した場合に成立し、前記一時停止モードから調理再開条件が成立した場合に調理を再開し、前記一時停止モードから調理停止条件が成立した場合に調理を停止し、前記調理再開条件は、前記所定条件が成立してから予め設定した第2時間が経過前に前記開閉検出手段が閉状態を検出し、さらに、前記開閉検出手段が閉状態を検出してから予め設定した第3時間が経過前に前記スタート手段による前記調理開始が指示された場合に成立し、前記調理停止条件は、前記一時停止モードで前記第2時間を経過した場合、または、前記一時停止モードから前記開閉検出手段が閉状態を検出し、さらに、前記開閉検出手段が閉状態を検出してから前記スタート手段による前記調理開始が指示される前に前記第3時間を経過した場合に成立することを特徴とした。
【0007】
請求項2では、前記調理開始からの前記加熱手段が駆動している状態の累積経過時間を記憶する記憶部をさらに有し、前記制御部は、前記一時停止モードから調理を再開した場合に、前記累積経過時間が前記第1時間を経過したときに前記加熱手段の駆動を停止することを特徴とした。
【0008】
請求項3では、予め設定した第4時間の調理の時間延長を指示する時間延長手段を備え、前記制御部は、前記調理開始からの前記累積経過時間が前記第1時間を経過前に前記時間延長手段により調理の時間延長が指示された場合は、前記第1時間に前記第4時間を加算した時間を新たに前記第1時間とすることを特徴とした。
【発明の効果】
【0009】
この本発明によれば、一時停止の状態から運転再開の指示をしないで所定時間経過したら調理終了としたので、省電力化が図れる加熱調理器を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態を説明する加熱調理器の概略構成図
本発明の第1の実施形態の開閉扉を開口した状態の説明図
本発明の第1の実施形態を説明する要部ブロック図
本発明の第1の実施形態を説明するフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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