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公開番号2024051589
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157832
出願日2022-09-30
発明の名称制御システム
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F24H 15/164 20220101AFI20240404BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】発電部の発電電力の自家消費の拡大を図りつつ、必要な時刻に必要な湯量を確保することができる制御システムを提供する。
【解決手段】制御部40は、太陽光発電部10の発電電力量予測値を取得し、発電電力量予測値では必要湯量を沸き上げるための必要電力量を賄えないと判断した場合、深夜時間帯において系統電源からの深夜電力を用いて給湯器20の運転を実行し、昼間時間帯において、太陽光発電部10の発電電力値が宅内使用電力値と同等以上の場合には(ステップS114でYES)、太陽光発電部10の発電電力を用いて給湯器20の運転を実行し(ステップS115)、発電電力値が宅内使用電力値より小さい場合には(ステップS114でNO)、給湯器20の運転を停止する(ステップS117)、或いは、給湯器20以外の電力負荷Hを省エネ運転又は停止する(ステップS119)。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
自然エネルギーを利用して発電可能な発電部と、
電力を用いて湯を沸き上げ可能な給湯器と、
前記給湯器の動作を制御する制御部と、
を具備し、
前記制御部は、
前記発電部の発電電力量予測値を取得し、
前記発電電力量予測値では必要湯量を沸き上げるための必要電力量を賄えないと判断した場合、深夜時間帯において系統電源からの深夜電力を用いて前記給湯器の運転を実行し、
昼間時間帯において、前記発電部の発電電力値が宅内使用電力値と同等以上の場合には、前記発電部の発電電力を用いて前記給湯器の運転を実行し、前記発電電力値が前記宅内使用電力値より小さい場合には、前記給湯器の運転を停止する、或いは、前記給湯器以外の電力負荷を省エネ運転又は停止する、
制御システム。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記深夜電力を用いた前記給湯器の運転後、深夜時間帯に直近の天気予報に基づいて前記発電電力量予測値を再取得し、再取得した前記発電電力量予測値が前記必要電力量より小さい場合には、深夜電力を用いて前記給湯器の運転を実行する、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記制御部は、
深夜時間帯において前記給湯器による沸き上げ完了後、
沸き上げ期限時刻の所定時間前までに、前記宅内使用電力値及び前記発電電力値を再取得し、再取得した前記発電電力値が前記宅内使用電力値より小さい場合には、系統電力からの電力を用いた前記給湯器の運転を実行する、
請求項1又は請求項2に記載の制御システム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記系統電源からの深夜電力を用いて、必要湯量に対して不足する湯量だけ沸き上げるように前記給湯器の運転を実行する、
請求項1又は請求項2に記載の制御システム。
【請求項5】
前記制御部は、
沸き上げ期限時刻までに必要湯量を沸き上げた後に、前記発電部の発電電力を用いて前記給湯器の最大貯湯量まで沸き上げ可能であると判定した場合、前記発電部の発電電力を用いた前記給湯器の運転を継続させる、
請求項1又は請求項2に記載の制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発電部の発電電力を用いて湯を沸き上げ可能な制御システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
昨今、太陽光発電による発電電力の売電単価は下落傾向にあり、深夜電力単価よりも低い場合もある。このため、太陽光発電による発電電力を家庭内で自家消費した方が経済的に有利な場合もある。
【0003】
このような状況を受け、特許文献1には、翌日の天気予報等に基づいて、給湯器の沸き上げ運転を太陽光発電可能な昼間時間帯にシフト可能な制御システムが開示されている。これにより、太陽光発電による発電電力の自家消費の拡大を図ることができる。
【0004】
しかしながら、昼間時間帯に給湯器の沸き上げ運転を行う場合、天気予報に反して翌日の天気が悪化したり、短時間の曇天などによって太陽光発電による発電電力が十分に得られないと、給湯器の沸き上げ運転に高価な系統電力を使用してしまうおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-16678号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、発電部の発電電力の自家消費の拡大を図りつつ、必要な時刻に必要な湯量を確保することができる制御システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、自然エネルギーを利用して発電可能な発電部と、電力を用いて湯を沸き上げ可能な給湯器と、前記給湯器の動作を制御する制御部と、を具備し、前記制御部は、前記発電部の発電電力量予測値を取得し、前記発電電力量予測値では必要湯量を沸き上げるための必要電力量を賄えないと判断した場合、深夜時間帯において系統電源からの深夜電力を用いて前記給湯器の運転を実行し、昼間時間帯において、前記発電部の発電電力値が宅内使用電力値と同等以上の場合には、前記発電部の発電電力を用いて前記給湯器の運転を実行し、前記発電電力値が前記宅内使用電力値より小さい場合には、前記給湯器の運転を停止する、或いは、前記給湯器以外の電力負荷を省エネ運転又は停止するものである。
【0009】
請求項2においては、前記制御部は、前記深夜電力を用いた前記給湯器の運転後、深夜時間帯に直近の天気予報に基づいて前記発電電力量予測値を再取得し、再取得した前記発電電力量予測値が前記必要電力量より小さい場合には、深夜電力を用いて前記給湯器の運転を実行するものである。
【0010】
請求項3においては、前記制御部は、深夜時間帯において前記給湯器による沸き上げ完了後、沸き上げ期限時刻の所定時間前までに、前記宅内使用電力値及び前記発電電力値を再取得し、再取得した前記発電電力値が前記宅内使用電力値より小さい場合には、系統電力からの電力を用いた前記給湯器の運転を実行するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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