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公開番号2024049995
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156549
出願日2022-09-29
発明の名称加湿器
出願人マクセル株式会社
代理人個人
主分類F24F 6/00 20060101AFI20240403BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】ミストを放出するためのミストファンを備える加湿器において、水濡れによるミストファンの故障を防止する。
【解決手段】水を気化させてミストを生成する加湿ユニット11と、該ミストを放出口9へ案内するミスト筒7と、ミスト筒7内に放出口9へ向かう気流を形成するミストファン56とを備える加湿器において、ミストファン56が形成する気流に沿って、水滴を溜める液溜め部101を設ける。この液溜め部101に水滴を捕捉することにより、水滴がミストファン56まで到達しないようにして、水濡れによるミストファン56の故障を防止することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水を気化させてミストを生成する加湿ユニット(11)と、該ミストを放出口(9)へ案内するミスト筒(7)とを備えており、
加湿ユニット(11)は、ミスト筒(7)内に放出口(9)へ向かう気流を形成するミストファン(56)を含み、
ミストファン(56)が形成する気流に沿って、水滴を溜める液溜め部(101)が設けられていることを特徴とする加湿器。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
ミストファン(56)からミスト筒(7)へ向かって気流を導く送気筒(52)を備えており、
液溜め部(101)が送気筒(52)の内部に設けられている請求項1に記載の加湿器。
【請求項3】
液溜め部(101)がミストファン(56)の排気口(61)よりも低い位置に設けられており、
送気筒(52)が、ミストファン(56)の排気口(61)からミスト筒(7)へ向かって気流を上向きに案内する請求項2に記載の加湿器。
【請求項4】
液溜め部(101)の上縁のミストファン(56)側に、該ミストファン(56)から離れる方向へ伸びる返し片(102)が設けられている請求項3に記載の加湿器。
【請求項5】
送気筒(52)の内部に、ミストファン(56)の排気口(61)から液溜め部(101)を遮る遮壁(103)が設けられている請求項2から4のいずれかひとつに記載の加湿器。
【請求項6】
遮壁(103)の下端部が液溜め部(101)の内側まで伸びている請求項5に記載の加湿器。
【請求項7】
遮壁(103)が、液溜め部(101)内の溜水を毛細管現象により吸い上げる微細水路(107)を備える請求項6に記載の加湿器。
【請求項8】
送気筒(52)の上端部に、気流を送り出す送気口(99)が設けられており、
送気口(99)が水平方向にのみ開口している請求項2から4のいずれかひとつに記載の加湿器。
【請求項9】
加湿ユニット(11)は、ミストの原料となる水を貯める貯水部(44)と、貯水部(44)内の水を気化させる加湿モジュール(36)とを含み、
送気口(99)が貯水部(44)から離れる向きに開口している請求項8に記載の加湿器。
【請求項10】
加湿ユニット(11)は、給水タンク(2)から滴下する水を受け止めて貯水部(44)へ案内する受水壁(48)を含み、
送気口(99)が受水壁(48)から離れる向きに開口している請求項9に記載の加湿器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ファンが形成する気流に乗せてミストを放出する加湿器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
この種の加湿器は例えば特許文献1に開示されており、そこでは筐体内にミスト生成装置と送風装置などを収容して加湿器が構成される。送風装置は、渦巻き状のファンケーシングと、ファンケーシング内で回転する円筒状の羽根車とを備えるシロッコファンからなり、その排気口は筐体の上部に設けられた噴霧筒に連通している。この噴霧筒にはミスト生成装置から伸びるパイプが差し込まれており、従って、ミスト生成装置で生成されたミストは、パイプを通じて噴霧筒に至り、そこで送風装置が形成する気流に取り込まれて、噴霧筒の前端のノズルから放出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-21701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の加湿器において、ミストの通路となる噴霧筒の内面には、ミストが水滴となって付着することがある。この噴霧筒は、ミスト生成装置だけでなく送風装置にも連通している。そのため、噴霧筒の内面に付着した水滴が送風装置の内部へ流れ込み、その故障の原因となるおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、ミストを放出するためのミストファンを備える加湿器において、水濡れによるミストファンの故障を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る加湿器は、水を気化させてミストを生成する加湿ユニット11と、該ミストを放出口9へ案内するミスト筒7とを備えており、加湿ユニット11は、ミスト筒7内に放出口9へ向かう気流を形成するミストファン56を含む。ミストファン56が形成する気流に沿って、水滴を溜める液溜め部101が設けられていることを特徴とする。
【0007】
ミストファン56からミスト筒7へ向かって気流を導く送気筒52を備えており、液溜め部101が送気筒52の内部に設けられている形態を採ることができる。
【0008】
液溜め部101がミストファン56の排気口61よりも低い位置に設けられており、送気筒52が、ミストファン56の排気口61からミスト筒7へ向かって気流を上向きに案内する形態を採ることができる。
【0009】
液溜め部101の上縁のミストファン56側に、該ミストファン56から離れる方向へ伸びる返し片102を設けることができる。
【0010】
送気筒52の内部に、ミストファン56の排気口61から液溜め部101を遮る遮壁103を設けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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