TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024047501
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022153162
出願日2022-09-26
発明の名称除菌室
出願人個人
代理人弁理士法人大手門国際特許事務所
主分類F24F 7/06 20060101AFI20240329BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】 入室者の衣服や身体に付着した細菌やウィルスを短時間で除去することができ、更に稼働時間内に除去されたウィルスの大部分を不活性化して入室者の安全性を確保できる除菌室を提供すること。
【解決手段】 閉鎖空間とした室内で送風を行って入室者に付着した細菌やウィルスを除去する除菌室において、前記室内に送風口および排気口を設けると共に、前記送風口と排気口をダクトを介して連結して環流ファンにより室内の空気が循環可能に構成し、更に前記排気口の下流側に、光触媒および紫外線光源を含む細菌・ウィルスの不活性化手段を設けると共に、細菌・ウィルスの捕獲手段としてフィルタ部を設けた。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
閉鎖空間とした室内で送風を行って入室者に付着した細菌やウィルスを除去する除菌室であって、
前記室内に送風口および排気口が設けられると共に、前記送風口と排気口がダクトを介して連結されて環流ファンにより室内の空気が循環可能に構成されており、
更に前記排気口の下流側に、光触媒および紫外線光源を含む細菌・ウィルスの不活性化手段が設けられると共に、細菌・ウィルスの捕獲手段としてフィルタ部が設けられている、除菌室。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記送風口が少なくとも室内の天井部に設けられると共に、前記排気口が室内の床部近傍の側壁部或いは床部に設けられている、請求項1記載の除菌室。
【請求項3】
前記環流ファンおよび細菌・ウィルスの不活性化手段が連動して起動し、かつ、起動から300秒以内で自動的に停止する、請求項1記載の除菌室。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅等の入り口で衣服や身体に付着した細菌やウィルス等を除去するための除菌室に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、衣服や身体に付着した花粉や細菌、ウィルス等を除去する手段としてエアシャワー装置が広く知られている(例えば、特許文献1~4参照)。このエアシャワー装置は、ブース内に入室した者に対し上方や側方から大風量の送風を行い、入室者の衣服や身体に付着した細菌やウィルス等を風の勢いによって吹き飛ばして除去するものである。
【0003】
しかしながら、上記従来のエアシャワー装置は、排気口に細菌やウィルス等を捕獲するためのフィルタを設けたものは存在するものの、ブース内の空気を循環させて使用する場合、捕獲しきれなかったウィルス(コロナウィルス等)や、送風停止後に排気口からブース内に舞い戻ったウィルスが入室者に再付着するリスクがある。
【0004】
また空気中のコロナウィルス等を化学的または電気的に不活性化する手段は存在するものの、空気中に含まれるウィルスの大部分を不活性化するまでに時間がかかるため、上記エアシャワー装置のような稼働時間が短い除菌室に付設したとしても稼働時間内にウィルスの大部分を不活性化して入室者の安全性を確保することは難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3124928号公報
特許第6684733号公報
特開2011-21792号公報
特開2014-181858号公報
特開2021-126135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題を解決することを課題としており、要約すると入室者の衣服や身体に付着した細菌やウィルスを短時間で除去することができ、更に稼働時間内に除去されたウィルスの大部分を不活性化して入室者の安全性を確保できる除菌室を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記課題を解決する手段として、閉鎖空間とした室内で送風を行って入室者に付着した細菌やウィルスを除去する除菌室において、前記室内に送風口および排気口を設けると共に、前記送風口と排気口をダクトを介して連結して環流ファンにより室内の空気が循環可能に構成し、更に前記排気口の下流側に、光触媒および紫外線光源を含む細菌・ウィルスの不活性化手段を設けると共に、細菌・ウィルスの捕獲手段としてフィルタ部を設ける構成を採用した。
【0008】
また上記送風口が少なくとも室内の天井部に設けると共に、前記排気口が室内の床部近傍の側壁部或いは床部に設けることで、室内の上側から下側に向けて空気が一方向に流れるため、乱流による細菌やウィルスの再付着や二次感染を防止できる。
【0009】
また本発明では、上記環流ファンおよび細菌・ウィルスの不活性化手段を連動して起動させ、かつ、起動から300秒以内で自動的に停止させることで、短時間で除菌およびウィルスの不活性化を行うことができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、除菌室の送風口と排気口をダクトで連結して環流ファンにより室内の空気が循環可能に構成すると共に、排気口の下流側に、光触媒および紫外線光源を含む細菌・ウィルスの不活性化手段、並びに細菌・ウィルスの捕獲手段としてフィルタ部を設ける構成を採用したことにより、室内の空気を外部に漏らさずにウィルスを不活性化させながら細菌やウィルスの除去を効率的に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
空気処理装置
4日前
株式会社コロナ
加湿器
27日前
個人
薪ストーブ
1か月前
株式会社コロナ
室外機
14日前
株式会社コロナ
空調装置
8日前
個人
室外機内蔵エアコン
7日前
株式会社コロナ
空調装置
20日前
個人
室外機内蔵エアコン
6日前
日本精機株式会社
空気除菌装置
1か月前
株式会社コロナ
窓用空気調和機
14日前
シャープ株式会社
温風機
1か月前
株式会社ハーマン
レンジフード
7日前
株式会社ノーリツ
蓄熱槽
27日前
マクセル株式会社
加湿器
1か月前
マクセル株式会社
加湿器
1か月前
日本精機株式会社
空気除菌装置
28日前
マクセル株式会社
加湿器
1か月前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
株式会社ノーリツ
設備機器
1か月前
シャープ株式会社
送風装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
ダクト
19日前
株式会社パロマ
給湯器
1か月前
シャープ株式会社
加熱調理器
4日前
シャープ株式会社
空気清浄機
14日前
株式会社パロマ
給湯器
1か月前
シャープ株式会社
加熱調理器
1か月前
株式会社パロマ
給湯器
1か月前
株式会社ノーリツ
貯湯給湯装置
14日前
マクセル株式会社
空気浄化装置
1か月前
株式会社テクノファイン
加湿器
1か月前
株式会社ノーリツ
貯湯給湯装置
14日前
マツ六株式会社
排気フード
7日前
タイム技研株式会社
床暖房コントローラ
今日
株式会社熊谷組
空調システム
14日前
リンナイ株式会社
浴室暖房システム
14日前
シャープ株式会社
空気調和機
19日前
続きを見る