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公開番号2024048430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154325
出願日2022-09-28
発明の名称空調システム
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 11/77 20180101AFI20240402BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】室内の二酸化炭素濃度の低減、及び空調装置の発停の低減を図ることができる空調システムを提供する。
【解決手段】空調システム1は、室内に外気を供給する給気運転を実行可能な給気ファン21と、室内温度を調整するように運転可能な空調装置30と、給気ファン21及び空調装置30の動作を制御する制御装置40と、を備え、制御装置40は、室内で使用者が睡眠している睡眠時間帯において、給気ファン21を通常運転時の給気量よりも多い給気量で給気運転可能であるとともに、室内温度、外気温度及び空調設定温度に基づいて給気ファン21の給気量を調整可能である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
室内に外気を供給する給気運転を実行可能な給気装置と、
室内温度を調整するように運転可能な空調装置と、
前記給気装置及び前記空調装置の動作を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
室内で使用者が睡眠している睡眠時間帯において、前記給気装置を通常運転時の給気量よりも多い給気量で給気運転可能であるとともに、前記室内温度、外気温及び前記空調装置の空調設定温度に基づいて前記給気装置の給気量を調整可能である、
空調システム。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記制御装置は、
前記睡眠時間帯において、前記室内温度が前記空調設定温度よりも高く前記外気温が前記空調設定温度よりも高い場合、前記空調装置を冷房運転させることにより室内を冷却し、前記室内温度が前記空調設定温度よりも高い第一の閾値未満になると、前記給気装置の給気量を増大させる、
請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
前記制御装置は、
前記睡眠時間帯において、前記室内温度が前記空調設定温度よりも高く前記外気温が前記空調設定温度よりも高くない場合、前記給気装置の給気量を増大させることにより室内を冷却し、前記室内温度が前記空調設定温度よりも低い第二の閾値未満になると、前記給気装置の給気量を減少させる、
請求項1又は請求項2に記載の空調システム。
【請求項4】
前記制御装置は、
前記睡眠時間帯において、前記給気装置を通常運転時の給気量よりも多い給気量で給気運転させつつ前記空調装置を暖房運転させることにより室内を暖房し、前記室内温度が前記空調設定温度よりも高い第三の閾値未満になると、前記給気装置の給気量を減少させる、
請求項1又は請求項2に記載の空調システム。
【請求項5】
前記給気装置は、
複数の運転モードを備え、
前記複数の運転モードにはそれぞれ目標二酸化炭素濃度が設定されており、
前記制御装置は、
前記睡眠時間帯において、選択された前記運転モードで前記給気装置が給気運転するとき、室内の二酸化炭素濃度が当該運転モードに対して設定された前記目標二酸化炭素濃度以下となるように、前記給気装置の給気量を調整可能である、
請求項1又は請求項2に記載の空調システム。
【請求項6】
前記制御装置は、
前記給気装置の発停を低減するために必要な第一給気量と、室内の二酸化炭素濃度を目標二酸化炭素濃度以下まで低減するのに必要な第二給気量とを算出し、
前記睡眠時間帯における前記給気装置の給気量を、前記第一給気量及び前記第二給気量の両方よりも大きくなるように設定する、
請求項1又は請求項2に記載の空調システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給気装置を備える空調システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、給気装置を備える空調システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、外気を室内に取り入れ可能な換気手段(給気装置)と、室内の空調を行う空調装置と、換気手段の動作を制御する制御手段と、を備え、二酸化炭素濃度が濃度閾値に達すると換気手段により換気動作を行う空調システムが開示されている。特許文献1に記載の技術においては、換気手段を用いて室内の換気を促進することによって、二酸化炭素濃度の上昇を抑制し、ひいては使用者の睡眠の質が低下するのを抑制している。
【0004】
しかしながら、換気量を増加させると、空調負荷が増大して空調装置の発停が増える場合がある。そうすると、空調装置の発停に伴って生じる音や風が使用者の睡眠を阻害するという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-169773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、室内の二酸化炭素濃度の低減、及び空調装置の発停の低減を図ることができる空調システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、室内に外気を供給する給気運転を実行可能な給気装置と、室内温度を調整するように運転可能な空調装置と、前記給気装置及び前記空調装置の動作を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、室内で使用者が睡眠している睡眠時間帯において、前記給気装置を通常運転時の給気量よりも多い給気量で給気運転可能であるとともに、前記室内温度、外気温及び前記空調装置の空調設定温度に基づいて前記給気装置の給気量を調整可能であるものである。
【0009】
請求項2においては、前記制御装置は、前記睡眠時間帯において、前記室内温度が前記空調設定温度よりも高く前記外気温が前記空調設定温度よりも高い場合、前記空調装置を冷房運転させることにより室内を冷却し、前記室内温度が前記空調設定温度よりも高い第一の閾値未満になると、前記給気装置の給気量を増大させるものである。
【0010】
請求項3においては、前記制御装置は、前記睡眠時間帯において、前記室内温度が前記空調設定温度よりも高く前記外気温が前記空調設定温度よりも高くない場合、前記給気装置の給気量を増大させることにより室内を冷却し、前記室内温度が前記空調設定温度よりも低い第二の閾値未満になると、前記給気装置の給気量を減少させるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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