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公開番号2024039689
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144242
出願日2022-09-12
発明の名称加湿器
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24F 6/00 20060101AFI20240315BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】室内湿度を湿度センサで正確に検出することができる加湿器を提供する。
【解決手段】送風ファン6で送風した乾燥空気の一部が、第1の壁面16に設けた開口17を通過して空間Aに流入し、湿度センサ14を流通するように配置したので、送風ファン6直近の下流である湿度センサ14付近が、気化フィルタ9の下流よりも正圧となるため、加湿空気が湿度センサ14へ流入することを防止し、外気湿度の検出精度を向上することができる。

【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
器具本体と、
当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、
前記器具本体外の空気を取り入れる吸込口と、
当該吸込口を通過した空気が流通する送風経路と、
当該送風経路外に設けられ、前記吸込口から取り入れた空気の湿度を検知する湿度センサと、
当該送風経路中かつ前記送風ファンの下流に設けられ空気を加湿する気化フィルタと、
当該気化フィルタで発生した加湿空気を前記器具本体外へ送風する吹出口と、
前記送風ファンの外周を囲うファンケーシングと、
当該ファンケーシング、又は前記湿度センサが設置されている空間と前記気化フィルタより上流の前記送風経路を隔てる第1の壁面、に設けた開口と、を備え、
前記送風ファンで送風した空気の一部が、前記開口を通過して前記湿度センサを流通することを特徴とする加湿器。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記湿度センサが設置されている空間と前記気化フィルタより下流の前記送風経路を隔てる第2の壁面に、前記湿度センサを流通した空気が通過する通風孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
【請求項3】
前記吸込口に装着可能であり、空気中の塵埃を捕集するエアフィルタを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の加湿器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、気化式の加湿器に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種のものでは、湿度センサを収容したセンサケースの開口部が、本体ケースとシール部材を介して取り付けられ、開口部と対向する内壁に室内の空気を導入する通気口を設けたことで、加湿器内部の加湿空気の影響を受けずに室内湿度を正確に検出できる加湿器があった。(例えば、特許文献1)
【0003】
また、通常の吸込口とは別に、湿度センサに流通させるための空気をバイパス吸込口から取り込み、バイパス通風経路を介して、吸込口から流入した空気が流通する通風経路と合流したのち、気化フィルタを通過させて加湿空気を発生させる加湿装置があった。(例えば、特許文献2)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-057171号公報
特開2008-267759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の加湿器では、加湿空気の通風経路はセンサケース内に比べて正圧となっているため、シール部材の経年劣化に伴い僅かな隙間が発生した場合、加湿空気がセンサケース内に侵入し、湿度の検知精度が低下する虞がある。
【0006】
また、特許文献2の加湿装置では、湿度センサを流通した空気がバイパス通風経路を介して、吸込口から流入した通風経路と合流したのち、気化フィルタを通過させる構成ため、気化フィルタの上流に合流する空間が必要となり、加湿器本体のサイズが大きくなってしまう虞がある
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の加湿器では、器具本体と、当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、前記器具本体外の空気を取り入れる吸込口と、当該吸込口を通過した空気が流通する送風経路と、当該送風経路外に設けられ、前記吸込口から取り入れた空気の湿度を検知する湿度センサと、当該送風経路中かつ前記送風ファンの下流に設けられ空気を加湿する気化フィルタと、当該気化フィルタで発生した加湿空気を前記器具本体外へ送風する吹出口と、前記送風ファンの外周を囲うファンケーシングと、当該ファンケーシング、又は前記湿度センサが設置されている空間と前記気化フィルタより上流の前記送風経路を隔てる第1の壁面、に設けた開口と、を備え、前記送風ファンで送風した空気の一部が、前記開口を通過して前記湿度センサを流通することを特徴としている。
【0008】
また、請求項2の加湿器では、前記湿度センサが設置されている空間と前記気化フィルタより下流の前記送風経路を隔てる第2の壁面に、前記湿度センサを流通した空気が通過する通風孔を設けたことを特徴としている。
【0009】
また、請求項3の加湿器では、前記吸込口に装着可能であり、空気中の塵埃を捕集するエアフィルタを設けたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、送風ファンで送風した乾燥空気の一部が、開口を通過して湿度センサを流通するようにしたので、送風ファン直近の下流である湿度センサ付近が、気化フィルタの下流よりも正圧となるため、加湿空気が湿度センサへ流入することを防止し、外気湿度の検出精度を向上することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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