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公開番号2024043619
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022148703
出願日2022-09-20
発明の名称電動排水栓付き風呂装置
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24H 15/196 20220101AFI20240326BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】浴室内のカビや湿気を抑制するために入浴終了後は、電動排水栓を手動操作により浴槽水を排水すると、外気温度が低い季節においては、浴槽水を風呂循環回路と浴槽とで循環させることができず、風呂循環回路内の水が凍結してしまう恐れがあるという課題があった。
【解決手段】リモコン32で電動排水栓36による排水開始を操作すると、制御装置29は、リモコン32から所定量の湯張り運転を行うか否かを選択させる報知を行い、リモコン32で湯張り運転を行うことを選択されている場合、排水終了後、外気温度センサ31の検出値が所定温度未満であると、制御装置29は、所定量の湯張り運転を行い、所定量の湯張り運転終了後、外気温度センサ31の検出値が所定温度よりも低い所定凍結防止運転開始温度以下の場合、制御装置29は、凍結防止運転を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
浴室内の浴槽と、
前記浴槽内の浴槽水を排水する排水栓を電動で開閉可能な電動排水栓と、
前記浴槽に接続され、風呂循環ポンプにより前記浴槽水が循環される風呂循環回路と、
前記浴槽に湯水を湯張りする湯張り回路と、
各種運転の指示を行うことが可能であると共に、使用者に特定の操作を促す報知を行うことが可能なリモコンと、
外気温度を検出する外気温度センサと
所望された量の湯水を前記湯張り回路から前記浴槽に湯張りする湯張り運転と、前記浴槽水を前記浴槽と前記風呂循環回路とで所定時間循環させて前記風呂循環回路の凍結を防止する凍結防止運転との制御を行うと共に、前記リモコンと通信可能に接続された制御装置とを備えた電動排水栓付き風呂装置において、
前記リモコンで前記電動排水栓による排水開始を操作すると、前記制御装置は、前記リモコンから所定量の前記湯張り運転を行うか否かを選択させる報知を行い、
前記リモコンで前記湯張り運転を行うことを選択されている場合、前記排水終了後、前記外気温度センサの検出値が所定温度以下であると、前記制御装置は、前記所定量の前記湯張り運転を行い、
前記所定量の湯張り運転終了後、前記外気温度センサの検出値が前記所定温度以下である所定凍結防止運転開始温度以下の場合、前記制御装置は、前記凍結防止運転を行うことを特徴とする電動排水栓付き風呂装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記リモコンで前記湯張り運転を行うことを選択されている場合、前記排水終了後、前記外気温度センサの検出値が前記所定温度よりも高い温度である場合は、前記制御装置は選択された前記湯張り運転を行わず、
前記外気温度センサの検出値が前記所定温度以下になると前記制御装置は、前記所定量の前記湯張り運転を行うことを特徴とする請求項1記載の電動排水栓付き風呂装置。
【請求項3】
前記リモコンで前記電動排水栓による排水開始を操作すると、前記制御装置は、前記外気温度センサの検出値が前記所定温度よりも高い所定凍結予想温度以下である場合、前記所定量の前記湯張り運転を行うか否かを選択させる報知を行うことを特徴とする請求項1または2記載の電動排水栓付き風呂装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動排水栓を有した風呂装置の凍結防止運転に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、この種の電動排水栓を有した風呂装置において、電動排水栓は、湯張り運転を実施する場合に自動で排水栓を閉状態に切り替えたり、入浴が終了した場合にリモコンの操作スイッチを使用者が手動操作することによって浴槽の湯水を排水させることができることが知られてた(特許文献1)。
【0003】
また、外気温度が低い季節、湯張り運転や追い焚き運転等の風呂運転を行ってない時間帯であると、浴槽に接続された風呂循環回路内の水が凍ってしまうため、浴槽水の水を浴槽と風呂循環回路内とで循環させる凍結防止運転を行っていた(特許文献2)。
【0004】
また、配管が凍結する可能性がある温度まで外気温度が低下したら、電動排水栓を閉状態にして、浴槽に湯水を湯張りし、浴槽に溜まった浴槽水を風呂循環回路を介して循環させることで、風呂循環回路の凍結を防止することが知られていた(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-198379号公報
特開平11-325597号公報
特開2014-95518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、この従来のものでは、外気温度センサの検出値で凍結防止運転の開始を決定し、湯張り運転を実施してしまうため、浴槽内に幼児やペットがいたり、もしくは浴槽を入浴以外の用途で使用していた場合、予期せぬ不意のタイミングで湯張り運転を行ってしまうという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、上記課題を解決するため、本発明の請求項1では、浴室内の浴槽と、前記浴槽内の浴槽水を排水する排水栓を電動で開閉可能な電動排水栓と、前記浴槽に接続され、風呂循環ポンプにより前記浴槽水が循環される風呂循環回路と、前記浴槽に湯水を湯張りする湯張り回路と、各種運転の指示を行うことが可能であると共に、使用者に特定の操作を促す報知を行うことが可能なリモコンと、外気温度を検出する外気温度センサと所望された量の湯水を前記湯張り回路から前記浴槽に湯張りする湯張り運転と、前記浴槽水を前記浴槽と前記風呂循環回路とで所定時間循環させて前記風呂循環回路の凍結を防止する凍結防止運転との制御を行うと共に、前記リモコンと通信可能に接続された制御装置とを備えた電動排水栓付き風呂装置において、前記リモコンで前記電動排水栓による排水開始を操作すると、前記制御装置は、前記リモコンから所定量の前記湯張り運転を行うか否かを選択させる報知を行い、前記リモコンで前記湯張り運転を行うことを選択されている場合、前記排水終了後、前記外気温度センサの検出値が所定温度以下であると、前記制御装置は、前記所定量の前記湯張り運転を行い、前記所定量の湯張り運転終了後、前記外気温度センサの検出値が前記所定温度以下である所定凍結防止運転開始温度以下の場合、前記制御装置は、前記凍結防止運転を行う。
【0008】
また、請求項2では、前記リモコンで前記湯張り運転を行うことを選択されている場合、前記排水終了後、前記外気温度センサの検出値が前記所定温度よりも高い温度である場合は、前記制御装置は選択された前記湯張り運転を行わず、前記外気温度センサの検出値が前記所定温度以下になると前記制御装置は、前記所定量の前記湯張り運転を行う。
【0009】
また、請求項3では、前記リモコンで前記電動排水栓による排水開始を操作すると、前記制御装置は、前記外気温度センサの検出値が前記所定温度よりも高い所定凍結予想温度以下である場合、前記所定量の前記湯張り運転を行うか否かを選択させる報知を行う。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、排水終了後に所定量の湯張り運転を行うか否かを予め選択できるようにすることで、外気温度が低下したとき、浴槽内に幼児やペットがいたり、もしくは浴槽を入浴以外の用途で使用していた場合に、不意のタイミングで所定量の湯張り運転が開始されてしまうことを防止することができると共に、浴槽の使用予定に基づいて確実に風呂循環回路の凍結を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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