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公開番号2024048866
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022155000
出願日2022-09-28
発明の名称車両用表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G01D 7/00 20060101AFI20240402BHJP(測定;試験)
要約【課題】光源に対する多段的な調光機能を実現しながら、演算による負荷を低減した車両用表示装置を提供する。
【解決手段】上記目的を達成するため、本開示の車両用表示装置10は、発光することで表示を行う表示ユニット20と、外光の光強度を検出し、検出結果を示す外光検出信号S1を出力する外光検出部65と、外光検出信号S1を参照して表示ユニット20の発光輝度を調整する光源制御部60aと、外光検出部65に異常が生じた場合にエラー信号Seを生成するエラー信号生成回路SGeと、を備え、エラー信号生成回路SGeは、光源制御部60aを介さずに表示ユニット20へエラー信号Seを出力し、表示ユニット20aは、エラー信号Seが入力されている間、発光輝度を最大とする。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
発光することで表示を行う表示部と、
外光の光強度を検出し、検出結果を示す外光検出信号を出力する外光検出部と、
前記外光検出信号を参照して前記表示部の発光輝度を調整する光源制御部と、
前記外光検出部に異常が生じた場合にエラー信号を生成するエラー信号生成回路と、を備え、
前記エラー信号生成回路は、前記光源制御部を介さずに前記表示部へ前記エラー信号を出力し、
前記表示部は、前記エラー信号が入力されているとき、発光輝度を最大とする、
車両用表示装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記エラー信号生成回路と電気的に接続され、車両に備わる前照灯を駆動するドライバーを更に備え、
前記ドライバーは、前記エラー信号が入力されているとき、前記前照灯の発光輝度を最大となるように前記前照灯を駆動する、
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記エラー信号生成回路と電気的に接続され、車両に備わるワイパーを駆動するドライバーを更に備え、
前記ドライバーは、前記エラー信号が入力されているとき、前記ワイパーの動作量が最大となるように前記ワイパーを駆動する、
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記エラー信号は、前記外光検出部の端子間がショートまたはオープンした場合に出力される
請求項1に記載の車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、周囲の明るさに応じた輝度で光源を発光させる車両用表示装置が知られている。例えば、特許文献1に記載の車両用表示装置は、光源である照明手段と、照明手段からの光の一部を透過させる表示板と、周囲の明るさを検出する光センサと、光センサの検出結果に基づいて照明手段の発光輝度を調整する調光機能と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-329711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の構成では、光センサが発する信号に応じて、回路基板上の制御手段がLED(Light Emitting Diode)の輝度を調光する。このような光センサを伴う光源の調光制御には、一般的に制御手段に格納されるプログラムで設定された複数のしきい値に応じて、多段的に輝度が調整される。しかし、昨今の表示装置では、このしきい値が多く設定されることで、記憶部の記憶領域が圧迫されたり、しきい値判定に要する演算リソースが増大したりしていた。
【0005】
そこで本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、光源に対する多段的な調光機能を実現しながら、演算による負荷を低減した車両用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の車両用表示装置は、
発光することで表示を行う表示部と、
外光の光強度を検出し、検出結果を示す外光検出信号を出力する外光検出部と、
前記外光検出信号を参照して前記表示部の発光輝度を調整する光源制御部と、
前記外光検出部に異常が生じた場合にエラー信号を生成するエラー信号生成回路と、を備え、
前記エラー信号生成回路は、前記光源制御部を介さずに前記表示部へ前記エラー信号を出力し、
前記表示部は、前記エラー信号が入力されているとき、発光輝度を最大とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の第1の実施形態に係る車両用表示装置の正面図である。
図1の2-2線の断面図である。
本発明の第1の実施形態に係る車両用表示装置の回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1の実施形態)
本発明に係る車両用表示装置の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。本例における車両用表示装置は自動二輪車に搭載される。
図1に示すように、車両用表示装置10は、車速、エンジン回転数、残燃料量、走行距離及び時刻等の情報を画像で表示するデジタル表示部11と、車両の状態をアイコンIC1~IC6の点灯又は消灯にて示すインジケータ表示部12と、を備える。インジケータ表示部12は、例えば、ターンシグナルの作動を示すアイコンIC1,IC2、ABS(Antilock Brake System)警告を示すアイコンIC3、エンジンの異常を示すアイコンIC4、ヘッドライトにおけるハイビームの作動を示すアイコンIC5、及びシフトポジションがニュートラルであることを示すアイコンIC6を備える。
【0009】
まず、車両用表示装置10の機械的構成について説明する。
図2に示すように、車両用表示装置10は、表示画面20aを有する表示ユニット20と、カバー部材25と、回路基板30と、インナーケース40と、アウターケース50と、光源91と、外光検出部60と、マイコン65と、を備える。
【0010】
なお、本明細書では、運転者から見た表示画面20aの横方向をX方向と定義し、表示画面20aの縦方向をY方向と定義し、X方向及びY方向に直交する方向をZ方向と定義する。また、本明細書において、「上」、「下」、「表」及び「裏」は、全て運転者から見た方向を指す。
(【0011】以降は省略されています)

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