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公開番号2024077048
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022188855
出願日2022-11-28
発明の名称ヘッドアップディスプレイ装置
出願人日本精機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G02B 27/01 20060101AFI20240531BHJP(光学)
要約【課題】ミラーユニットの振動を抑制することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置は、表示光を放射する表示部と、レバー部38を有し、表示光を反射し、回転軸を中心に回転可能に支持されるミラーユニットと、レバー部38を挟持した状態でZ方向に移動可能であるスライダユニットと、を備える。スライダユニットは、Z方向のレバー部38の両側に、互いに対向するように位置する壁部44A、44Bと、レバー部38と壁部44Bの間で、レバー部38を壁部44A側に押し付けるような弾性力を発揮する弾性部材50と、を備える。弾性部材50は、壁部44Bに固定される支持点P2と、上記の弾性力を発揮する際、レバー部38を押圧する作用点P3と、上記の弾性力を発揮する際、支持点P2と異なる位置で、壁部44Bに接触可能である支持点P1と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
表示光を放射する表示部と、
レバー部を有し、前記表示光を反射し、回転軸を中心に回転可能に支持されるミラーユニットと、
前記レバー部を挟持した状態で前記回転軸に交わるスライド方向に移動可能であるスライダユニットと、を備え、
前記スライダユニットは、
前記スライド方向の前記レバー部の両側に、互いに対向するように位置する第1及び第2対向部と、
前記レバー部と前記第1対向部の間で、前記レバー部を前記第2対向部側に押し付けるような弾性力を発揮する弾性部材と、を備え、
前記弾性部材は、
前記第1対向部と前記レバー部の何れか一方である装着部に固定される第1支持箇所と、
前記弾性力を発揮する際、前記第1対向部と前記レバー部の何れか他方を押す作用箇所と、
前記弾性力を発揮する際、前記第1支持箇所と異なる位置で、前記装着部に接触可能である第2支持箇所と、を備える、
ヘッドアップディスプレイ装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記弾性部材は、前記ミラーユニットの回転に応じて、前記第2支持箇所にて前記装着部に対して摺動する接触部を備える、
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項3】
前記弾性部材は、前記第2支持箇所にて前記装着部に固定されている、
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項4】
前記ミラーユニットは、前記表示光をアイボックスへ到達させる表示ポジションと前記表示光を前記アイボックスと異なる方向へ到達させる非表示ポジションの間で前記回転軸を中心に回転可能であり、
前記弾性部材の先端部は、前記表示ポジションから前記非表示ポジションに移行する際に、前記装着部から離れた状態から前記第2支持箇所にて前記装着部に接触した状態となる、
請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置のミラー駆動装置は、軸線を中心に回転可能に設けられた凹面鏡と、凹面鏡とともに移動するレバーと、レバーを挟み込み、凹面鏡を回転させるように直線移動する挟込部と、を備える。挟込部は、スライダと、スライダに一点で固定される板ばねからなる弾性部と、を備える。弾性部は、レバーを曲面部に向けて押す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-102522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の構成では、弾性部は一点のみでスライダに支持(いわゆる片持ち支持)されているため、弾性部の弾性力が足りず、凹面鏡の振動を抑制できないおそれがある。
【0005】
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、ミラーユニットの振動を抑制することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係るヘッドアップディスプレイ装置は、表示光を放射する表示部と、レバー部を有し、前記表示光を反射し、回転軸を中心に回転可能に支持されるミラーユニットと、前記レバー部を挟持した状態で前記回転軸に交わるスライド方向に移動可能であるスライダユニットと、を備え、前記スライダユニットは、前記スライド方向の前記レバー部の両側に、互いに対向するように位置する第1及び第2対向部と、前記レバー部と前記第1対向部の間で、前記レバー部を前記第2対向部側に押し付けるような弾性力を発揮する弾性部材と、を備え、前記弾性部材は、前記第1対向部と前記レバー部の何れか一方である装着部に固定される第1支持箇所と、前記弾性力を発揮する際、前記第1対向部と前記レバー部の何れか他方を押す作用箇所と、前記弾性力を発揮する際、前記第1支持箇所と異なる位置で、前記装着部に接触可能である第2支持箇所と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ミラーユニットの振動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置が搭載された車両の模式図である。
本開示の第1実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。
本開示の第1実施形態に係るミラー駆動ユニットとレバー部の側面図である。
本開示の第1実施形態に係るモータスライダ、弾性部材及びレバー部等の側面図である。
本開示の第1実施形態に係るモータスライダ及び弾性部材等の斜視図である。
本開示の第1実施形態に係るレバーカバーの斜視図である。
本開示の第2実施形態に係るモータスライダ、弾性部材及びレバー部等の側面図である。
本開示の第3及び第6実施形態に係るモータスライダ、弾性部材及びレバー部等の側面図である。
本開示の第4実施形態に係るモータスライダ、弾性部材及びレバー部等の側面図である。
本開示の第5実施形態に係るモータスライダ、弾性部材及びレバー部等の斜視図である。
本開示の第5実施形態に係るモータスライダ、弾性部材及びレバー部等の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
本開示の第1実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両200のダッシュボード内に設置される。ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両200の被投射部材の一例であるフロントガラス201に向けて像を表す表示光Lを出射する。表示光Lはフロントガラス201で反射して視認者1(主に車両200の運転者)に到達する。これにより、虚像Vが視認者1により視認可能に表示される。
【0010】
図2に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示部10と、折り返しミラー部材20と、ミラーユニット30と、レバーカバー39と、ミラー駆動ユニット40と、筐体60と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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