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公開番号2024081389
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022194984
出願日2022-12-06
発明の名称映像表示装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 27/01 20060101AFI20240611BHJP(光学)
要約【課題】焦点距離が異なる映像を表示可能な映像表示装置を提供する。
【解決手段】映像表示装置は、第1画像を表示可能な第1表示装置と、結像光学系と、前記結像光学系から出射した光を反射する光学部材と、第2画像を表示可能な第2表示装置と、を備える。前記結像光学系は、前記第1表示装置から出射した光が入射する入力素子と、前記入力素子を経由した光が入射する出力素子と、を含む。前記出力素子から出射した光が前記第1画像に応じた実像を形成する。前記結像光学系は、前記実像側において略テレセントリック性を有する。前記第1表示装置から出射する光が略ランバーシアン配光を有する。前記実像は、前記結像光学系と前記光学部材との間に形成される。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
第1画像を表示可能な第1表示装置と、
前記第1表示装置から出射した光が入射する入力素子と、前記入力素子を経由した光が入射する出力素子と、を含み、前記出力素子から出射した光が前記第1画像に応じた実像を形成する結像光学系と、
前記結像光学系から出射した光を反射する光学部材と、
第2画像を表示可能な第2表示装置と、
を備え、
前記結像光学系は、前記実像側において略テレセントリック性を有し、
前記第1表示装置から出射する光が略ランバーシアン配光を有し、
前記実像は、前記結像光学系と前記光学部材との間に形成される映像表示装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記光学部材は、前記第2表示装置から出射した光を透過させ、
前記結像光学系から出射し前記光学部材によって反射された光と、前記第2表示装置から出射し前記光学部材を透過した光とが、同一方向に向かう請求項1に記載の映像表示装置。
【請求項3】
前記光学部材は、前記結像光学系から出射した光を反射する第1領域と、前記第2表示装置から出射した光を透過させる第2領域と、を備え、
前記第1領域の少なくとも一部と前記第2領域の少なくとも一部とが重なる請求項2に記載の映像表示装置。
【請求項4】
前記光学部材は、前記結像光学系から出射した光を反射する第1領域と、前記第2表示装置から出射した光を透過させる第2領域と、を備え、
前記第1領域と前記第2領域とが離れている請求項2に記載の映像表示装置。
【請求項5】
前記光学部材の形状は、前記第1表示装置側が凹となるように湾曲した板状である請求項2に記載の映像表示装置。
【請求項6】
前記光学部材は、
前記結像光学系から出射した光を反射する第1面と、
前記第2表示装置から出射した光が入射する第2面と、
前記第2面から入射した光を前記第1面に向けて反射する第3面と、
を有する請求項2に記載の映像表示装置。
【請求項7】
前記第2表示装置から出射した光を前記光学部材に向けて反射する反射部材をさらに備えた請求項2に記載の映像表示装置。
【請求項8】
前記結像光学系から出射し前記光学部材によって反射された光および前記第2表示装置から出射し前記光学部材を透過した光は、透光板によって反射される請求項2に記載の映像表示装置。
【請求項9】
前記第1表示装置から出射する光は、前記第1表示装置から出射する光の光軸に対して角度θの方向の光度が前記光軸上の光度のcos

θ倍で近似される配光パターンを有し、
前記nは0より大きい値である請求項1に記載の映像表示装置。
【請求項10】
前記nは、11以下である請求項9に記載の映像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、映像表示装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、表示装置から出射した光を、複数のミラーで順次反射し、最後のミラーにおいて反射された光を、ウインドシールド等の反射部材で使用者に向けてさらに反射し、使用者に表示装置が表示する画像に応じた虚像を視認させる技術が開示されている。近年、焦点距離が異なる映像を表示したいという要望がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/208195号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、焦点距離が異なる映像を表示可能な映像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態に係る映像表示装置は、第1画像を表示可能な第1表示装置と、結像光学系と、前記結像光学系から出射した光を反射する光学部材と、第2画像を表示可能な第2表示装置と、を備える。前記結像光学系は、前記第1表示装置から出射した光が入射する入力素子と、前記入力素子を経由した光が入射する出力素子と、を含む。前記出力素子から出射した光が前記第1画像に応じた実像を形成する。前記結像光学系は、前記実像側において略テレセントリック性を有する。前記第1表示装置から出射する光が略ランバーシアン配光を有する。前記実像は、前記結像光学系と前記光学部材との間に形成される。
【発明の効果】
【0006】
本発明の実施形態によれば、焦点距離が異なる映像を表示可能な映像表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態に係る映像表示装置を示す端面図である。
図2は、第1の実施形態における映像表示装置において、第1表示装置が表示する第1画像、第2表示装置が表示する第2画像、及び、視認者が光学部材において視認可能な画像を示す図である。
図3は、第1の実施形態に係る映像表示装置の第1表示装置の一部を示す端面図である。
図4Aは、第1の実施形態に係る光源ユニットの原理を示す模式図である。
図4Bは、参考例に係る光源ユニットの原理を示す模式図である。
図5は、実施例1及び11、並びに参考例において、1つの発光エリアから出射する光の配光パターンを示すグラフである。
図6は、実施例1~12及び参考例における虚像の輝度の均一性を示すグラフである。
図7Aは、第1の実施形態の第1の変形例における光学部材を示す図である。
図7Bは、第1の実施形態の第2の変形例における光学部材を示す図である。
図7Cは、第1の実施形態の第3の変形例における光学部材を示す図である。
図7Dは、第1の実施形態の第4の変形例における光学部材を示す図である。
図8は、第1の実施形態の第5の変形例に係る映像表示装置を示す端面図である。
図9は、第2の実施形態に係る映像表示装置を示す端面図である。
図10は、第3の実施形態に係る映像表示装置を示す端面図である。
図11は、第4の実施形態に係る映像表示装置を示す端面図である。
図12は、第5の実施形態に係る映像表示装置を示す端面図である。
図13は、第6の実施形態に係る映像表示装置の第1表示装置の一部を示す端面図である。
図14は、第7の実施形態に係る映像表示装置の光源ユニットを示す端面図である。
図15は、第8の実施形態に係る映像表示装置の一部を示す端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、各実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図面は模式的または概念的なものであり、適宜簡略化又は強調されている。例えば、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。さらに、本明細書と各図において、既出の図に関して説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0009】
<第1の実施形態>
(全体構成と動作)
図1は、本実施形態に係る映像表示装置を示す端面図である。
図2は、本実施形態における映像表示装置において、第1表示装置が表示する第1画像、第2表示装置が表示する第2画像、及び、視認者が光学部材において視認可能な画像を示す図である。
【0010】
図1に示すように、自動車100は、車両101と、車両101に搭載された映像表示装置1と、を備える。視認者200は自動車100の搭乗者であり、例えば、運転者である。視認者200のアイボックス201は、視認者200の眼の前の空間のうち、後述する虚像及び画像を視認可能な範囲をいう。
(【0011】以降は省略されています)

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