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公開番号2024080958
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-17
出願番号2022194333
出願日2022-12-05
発明の名称光コネクタの接続構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G02B 6/38 20060101AFI20240610BHJP(光学)
要約【課題】第1光ファイバと第2光ファイバとの軸ズレを抑制して、光接続損失の低減を図った光コネクタの接続構造を提供する。
【解決手段】ハウジング17とハウジング6とが係合すると、バネ付きキャピラリー16内に光ファイバ8の先端が挿入されて、光ファイバ8,11の端面同士が当接すると共に、光ファイバ8,11の側面がバネ付きキャピラリー16の3以上の平面242A,242B、311に当接する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
第1光ファイバと、
前記第1光ファイバが取り付けられた第1コネクタと、
第2光ファイバと、
前記第2光ファイバが取り付けられた第2コネクタと、を備え、
前記第1コネクタは、前記第1光ファイバの先端が挿入され、前記第1光ファイバに接する3以上の平面が設けられた第1筒部と、前記第1筒部を収容する第1ハウジングと、を有し、
前記第2コネクタは、前記第2光ファイバが収容される第2ハウジングを有し、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが係合すると、前記第1筒部内に前記第2光ファイバの先端が挿入されて、前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバの端面同士が当接すると共に、前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバが、前記第1筒部の3以上の前記平面に接触する、
光コネクタの接続構造。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の光コネクタの接続構造において、
前記第1筒部は、筒状に形成され、前記平面が設けられた筒部本体と、前記筒部本体内に収容され、前記平面が設けられ、前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバを前記筒部本体に設けられた前記平面に押し付ける第1付勢部材と、を備えた、
光コネクタの接続構造。
【請求項3】
請求項2に記載の光コネクタの接続構造において、
前記筒部本体の側面には、前記第1付勢部材を通して内部に挿入するための開口部が設けられている、
光コネクタの接続構造。
【請求項4】
請求項2に記載の光コネクタの接続構造において、
前記第1付勢部材は、前記平面が設けられ、前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバに当接する当接部と、前記当接部において前記第1光ファイバの長手方向両側から前記第1光ファイバから離れた側に立設する一対の足部と、一対の前記足部の先端に設けられ、前記筒部本体の内面に当接する一対の固定部と、を有する、
光コネクタの接続構造。
【請求項5】
請求項4に記載の光コネクタの接続構造において、
前記筒部本体の内面には、前記当接部に対向する第1突起部が設けられた、
光コネクタの接続構造。
【請求項6】
請求項4に記載の光コネクタの接続構造において、
前記固定部の先端には、前記当接部に向かう溝部が設けられ、
前記筒部本体の内側面には、前記溝部に挿入される第2突起部が設けられている、
光コネクタの接続構造。
【請求項7】
請求項6に記載の光コネクタの接続構造において、
前記筒部本体の側面には、前記第1付勢部材を通して内部に挿入するための開口部が設けられ、
前記第2突起部は、前記開口部に近づくに従って突起量が小さくなる傾斜面が設けられている、
光コネクタの接続構造。
【請求項8】
請求項4に記載の光コネクタの接続構造において、
前記筒部本体の内面には、一対の前記固定部に前記長手方向に対向する一対の対向面が設けられ、一対の前記対向面の前記長手方向の長さは、前記第1付勢部材の長手方向の長さよりも長く設けられている、
光コネクタの接続構造。
【請求項9】
請求項4に記載の光コネクタの接続構造において、
前記当接部の幅が、前記足部の先端の幅よりも短く設けられた、
光コネクタの接続構造。
【請求項10】
請求項1に記載の光コネクタの接続構造において、
前記第1コネクタは、前記第1光ファイバが通され、前記第1ハウジングに係止される第2筒部と、前記第1光ファイバが通されて固定され、前記第2筒部よりも前記第1光ファイバの先端側に配置された第3筒部と、前記第2筒部及び前記第3筒部の間に設けられた第2付勢部材と、を有し、
前記第3筒部の先端には、前記第1筒部が取り付けられ、
光コネクタの接続構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光コネクタの接続構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、光コネクタの接続構造として、例えば特許文献1に示す多心光コネクタが提案されている。特許文献1に示す多心光コネクタは、光ファイバ(第1光ファイバ)をコネクタに設けたV溝基板と、嵌合凹部と、により3面で固定する。コネクタには位置決めピンが設けられている。相手光ファイバ(第2光ファイバ)も同様に相手コネクタに固定され、相手コネクタには位置決めピンが挿入される位置決め穴が設けられている。コネクタの位置決めピンを相手コネクタの位置決め穴に挿入することにより、光ファイバ、相手光ファイバの端面同士が当接する位置に位置決めされる。
【0003】
しかしながら、上述した従来の多心光コネクタでは、下記の理由で光ファイバ、相手光ファイバを同心軸上に配置することができない軸ズレが発生し、光接続損失が発生する、という課題があった。
【0004】
理由の1つとしては、位置決めピンと位置決め穴の位置精度、嵌位置決めピン、位置決め穴の嵌め合いの隙間により軸ズレが発生する。また、光ファイバは、それぞれのコネクタの3面で固定されているため、それぞれのコネクタの光ファイバの固定位置精度により軸ズレが発生してしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-151524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、第1光ファイバと第2光ファイバとの軸ズレを抑制して、光接続損失の低減を図った光コネクタの接続構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係る光コネクタの接続構造は、下記を特徴としている。
第1光ファイバと、前記第1光ファイバが取り付けられた第1コネクタと、第2光ファイバと、前記第2光ファイバが取り付けられた第2コネクタと、を備え、
前記第1コネクタは、前記第1光ファイバの先端が挿入され、3以上の平面が内面に設けられた第1筒部と、前記第1筒部を収容する第1ハウジングと、を有し、
前記第2コネクタは、前記第2光ファイバが収容される第2ハウジングを有し、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが係合すると、前記第1筒部内に前記第2光ファイバの先端が挿入されて、前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバの端面同士が当接すると共に、前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバの側面が前記第1筒部の3以上の前記平面に当接する、
光コネクタの接続構造であること。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、第1光ファイバと第2光ファイバの軸ズレを抑制して、光接続損失の低減を図った光コネクタの接続構造を提供することができる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の光コネクタの接続構造の一実施形態を示す分解斜視図である。
図2は、図1に示すオスコネクタの分解斜視図である。
図3は、図1に示す光ケーブル、メスコネクタの分解斜視図である。
図4は、図1のA-A線断面図である。
図5は、図1のB-B線断面図である。
図6は、図3に示すフェルール、キャピラリー、バネの斜視図である。
図7は、図1に示すオスコネクタ及びメスコネクタの係合時におけるキャピラリー周辺の断面図である。
図8は、図5のC-C線断面図である。
図9は、図7のD-D線断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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