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公開番号2024075352
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-03
出願番号2022186742
出願日2022-11-22
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/73 20060101AFI20240527BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】複数のハウジング部がボルトによって取り付け部に取り付けられたコネクタにおいて、ハウジング部の誤組み付けを防止できるようにする。
【解決手段】雌コネクタは、複数のハウジング部6d,6eと、各ハウジング部6d,6eに収容された雌端子31と、複数のハウジング部6d,6eがボルトによって取り付けられた取り付け部と、を備えている。ハウジング部6d,6eは、基部61と、突出部62と、ボルト挿通孔63と、回転防止ピン64と、を備えている。回転防止ピン64は、取り付け部の回転防止穴に挿入されている。ハウジング部6d,6e同士は、回転防止ピン64が基部61の異なる位置から突出している。このように、回転防止ピン64は、ボルト締結時の回転防止と誤結防止機能を兼ね備えている。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
複数のハウジング部と、これら複数のハウジング部がボルトによって取り付けられた取り付け部と、前記ハウジング部それぞれに収容された端子と、を備え、
前記ハウジング部は、前記取り付け部に重ねられた基部と、前記ボルトが通されたボルト挿通孔と、前記基部から突出した回転防止ピンと、を備え、
前記取り付け部には、前記ボルトが締結されたボルト穴と、前記回転防止ピンが挿入された回転防止穴と、が設けられ、
前記複数のハウジング部には、前記基部が同サイズであるものが複数含まれており、これら基部が同サイズであるハウジング部同士は、前記回転防止ピンが前記基部の異なる位置から突出している
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記ハウジング部は、前記基部から突出し、内側に前記端子を位置付けた突出部を備え、
前記取り付け部には、前記突出部が挿通された挿通孔が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のハウジング部がボルトによって取り付け部に取り付けられたコネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電子機器などに設けられ、相手コネクタと嵌合されることで電気回路同士を電気接続するコネクタが公知である(例えば特許文献1参照)。このコネクタは、様々な構造のものがあるが、本願発明者は、各端子毎に個別で設けられた複数のハウジング部と、これら複数のハウジング部がボルトによって取り付けられた取り付け部と、を備えた構造のコネクタを開発した。当該コネクタにおいては、ハウジング部を取り付け部に組み付ける際、同サイズのハウジング部を誤組み付けする可能性があり、改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-28939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明は、複数のハウジング部がボルトによって取り付け部に取り付けられたコネクタにおいて、ハウジング部の誤組み付けを防止できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のコネクタは複数のハウジング部と、これら複数のハウジング部がボルトによって取り付けられた取り付け部と、前記ハウジング部それぞれに収容された端子と、を備え、前記ハウジング部は、前記取り付け部に重ねられた基部と、前記ボルトが通されたボルト挿通孔と、前記基部から突出した回転防止ピンと、を備え、前記取り付け部には、前記ボルトが締結されたボルト穴と、前記回転防止ピンが挿入された回転防止穴と、が設けられ、前記複数のハウジング部には、前記基部が同サイズであるものが複数含まれており、これら基部が同サイズであるハウジング部同士は、前記回転防止ピンが前記基部の異なる位置から突出していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ハウジング部の誤組み付けを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態にかかる雄コネクタと雌コネクタとの接続構造を示す図である。
図1の雄コネクタの斜視図である。
図2の雄コネクタを別の角度から見た斜視図である。
図1の雌コネクタの斜視図である。
図4の雌コネクタを別の角度から見た斜視図である。
図3の保持部(取り付け部)の平面図である。
図3のハウジング部の斜視図である。
図4の可動部(取り付け部)の平面図である。
図4のハウジング部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態にかかる「コネクタ」について、図1~9を参照して説明する。
【0009】
図1は、互いに嵌合する雄コネクタ2と雌コネクタ3との接続構造1を示す図である。本例の雄コネクタ2は、複数のボルト15によって車載ユニットの筐体12に組み付けられている。本例の雌コネクタ3は、複数のボルト17によって自動車の車体パネル13に組み付けられている。雄コネクタ2及び雌コネクタ3は、双方が特許請求の範囲の「コネクタ」に相当する。
【0010】
雄コネクタ2は、図2,3に示すように、複数のハウジング部4a~4hと、各ハウジング部4a~4hに収容された雄端子21と、複数のハウジング部4a~4hがボルト14によって取り付けられた保持部5と、を備えている。保持部5は、特許請求の範囲の「取り付け部」に相当する。
(【0011】以降は省略されています)

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