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公開番号2024074565
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-31
出願番号2022185816
出願日2022-11-21
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 13/64 20060101AFI20240524BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】走行時等の振動が加わっても、嵌合検知部材のガタつきに起因した異音の発生を抑制できるコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ100は、第1ハウジング2と、第2ハウジング71と、第1ハウジング2にスライド可能に組み付けられる嵌合検知部材4と、を備える。第1ハウジング2の外側面には、第2ハウジング71の係止突起73が係止されるロック機構20と、嵌合検知部材4のスライド方向との交差方向においてロック機構20を挟み込む一対の保持壁部16と、が設けられる。嵌合検知部材4は、弾性変形可能な検知アーム45と、交差方向において検知アーム45を挟み込み、それぞれ空隙Sに位置する一対の側壁部41と、を有する。ロック機構20の側面25aには、嵌合検知部材4が本係止位置にあるとき、交差方向に対向する側壁部41と当接する第1ガタ規制部81が設けられる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
第1端子を収容保持する第1ハウジングと、
前記第1端子と電気的に接続される第2端子を収容保持するとともに、前記第1ハウジングと嵌合される第2ハウジングと、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合を保証するための嵌合検知部材と、
を備えたコネクタであって、
前記第1ハウジングの外側面には、
前記第2ハウジングの外側面に設けられた係止突起が解除可能なように係止されるロック機構と、
前記嵌合検知部材のスライド方向との交差方向において前記ロック機構を挟み込むように、且つ、前記交差方向において対向する前記ロック機構の側面との間にそれぞれ空隙が画成されるように配置される一対の保持壁部と、が設けられ、
前記嵌合検知部材は、
弾性変形可能な検知アームと、前記交差方向において前記検知アームを挟むように設けられ、それぞれ前記空隙に位置する一対の側壁部と、を有しており、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合状態にあるとき、前記第1ハウジングに対して、前記係止突起と前記ロック機構との係止状態の解除を許容する仮係止位置と、前記係止状態の解除を規制する本係止位置と、の間でスライド可能に組み付けられ、
前記ロック機構の前記側面には、
前記嵌合検知部材が前記本係止位置にあるとき、前記交差方向に対向する前記側壁部と当接する第1ガタ規制部が設けられる、
コネクタ。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタにおいて、
前記保持壁部には、
前記嵌合検知部材が前記本係止位置にあるとき、前記交差方向に対向する前記側壁部と当接する第2ガタ規制部が設けられる、
コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のコネクタにおいて、
前記第2ガタ規制部は、
前記交差方向に対向する前記側壁部に向けて突出する第2ガタ抑制面を有する、
コネクタ。
【請求項4】
請求項1から請求項3の何れか一項に記載のコネクタにおいて、
前記第1ガタ規制部は、
前記交差方向に対向する前記側壁部に向けて突出する第1ガタ抑制面を有する、
コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、嵌合検知部材(CPA)付きのコネクタに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタにおいては、相手側コネクタとの嵌合状態が完全なるものであるか否かを作業者等に判断させるための技術が知られている。例えば、コネクタは、仮係止位置と本係止位置との間でのハウジングに対する相対移動が可能な嵌合検知部材(CPA)を備えている(特許文献1)。
この嵌合検知部材は、コネクタと相手側コネクタとの間(コネクタ間)の嵌合状態が完全なるものでなければ(所謂、中途嵌合状態であれば)、仮係止位置から本係止位置まで移動させることができず、その嵌合状態が完全なるものであれば(所謂、完全嵌合状態であれば)、仮係止位置から本係止位置まで移動させることができる。
そこで、作業者等は、そのようなハウジング対する嵌合検知部材の相対的な位置関係に基づいて、コネクタ間の嵌合状態が完全なるものであるのか否かを判断することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-180144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、嵌合検知部材とハウジングの間には、組付けるためのクリアランスが設けられているため、嵌合検知部材がコネクタのハウジングに組付けられた状態において、クリアランスにより嵌合検知部材がガタつくことが懸念される。さらに、嵌合されたコネクタと相手側コネクタとが車両に搭載され、走行時等の振動が加わると、嵌合検知部材のガタつきに起因して異音が発生することが懸念される。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、走行時等の振動が加わっても、嵌合検知部材のガタつきに起因した異音の発生を抑制できるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記を特徴としている。
【0007】
第1端子を収容保持する第1ハウジングと、
前記第1端子と電気的に接続される第2端子を収容保持するとともに、前記第1ハウジングと嵌合される第2ハウジングと、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合を保証するための嵌合検知部材と、
を備えたコネクタであって、
前記第1ハウジングの外側面には、
前記第2ハウジングの外側面に設けられた係止突起が解除可能なように係止されるロック機構と、
前記嵌合検知部材のスライド方向との交差方向において前記ロック機構を挟み込むように、且つ、前記交差方向において対向する前記ロック機構の側面との間にそれぞれ空隙が画成されるように配置される一対の保持壁部と、が設けられ、
前記嵌合検知部材は、
弾性変形可能な検知アームと、前記交差方向において前記検知アームを挟むように設けられ、それぞれ前記空隙に位置する一対の側壁部と、を有しており、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合状態にあるとき、前記第1ハウジングに対して、仮係止位置と本係止位置との間でスライド可能に組み付けられ、
前記ロック機構の前記側面には、
前記嵌合検知部材が前記本係止位置にあるとき、前記交差方向に対向する前記側壁部と当接する第1ガタ規制部が設けられる、
コネクタであること。
【発明の効果】
【0008】
上記構成のコネクタによれば、嵌合検知部材が本係止位置にあるとき、一対の嵌合検知部材がロック機構の第1ガタ規制部と当接することで、嵌合検知部材とロック機構との間のクリアランスが排除され、嵌合検知部材のガタつきが抑止される。これにより、上記構成のコネクタは、たとえ走行時等の振動が加わっても、嵌合検知部材のガタつきに起因した異音の発生を抑制できる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る雌コネクタ及び雄コネクタの嵌合前におけるコネクタの斜視図である。
図2は、図1に示す雌コネクタの分解斜視図である。
図3は、図2に示す雌ハウジングを後方からみた斜視図である。
図4は、図1に示す雌コネクタのA-A断面図である。
図5は、雌コネクタ及び雄コネクタの嵌合後におけるコネクタの断面図であって、図1のA-A断面に相当する図である。
図6は、図1に示す雌コネクタのB-B断面図であって、嵌合検知部材が雌ハウジングに仮係止された態様を示す。
図7は、図6のC部拡大図である。
図8は、図6に相当する断面図であって、嵌合検知部材が雌ハウジングに本係止された態様を示す。
図9は、図8のD部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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