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公開番号2024071248
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022182090
出願日2022-11-14
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 13/639 20060101AFI20240517BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】仮係止解除後における仮係止部等の変形を抑制可能なコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ1を構成する第1コネクタ2は、開口に係止される仮係止部18と、開口と仮係止部18との係止を解除する仮係止解除部27と、を有し、コネクタ1を構成する第2コネクタ3は、開口に係止される本係止部66を有し、コネクタ1は、開口に仮係止部18が係止される仮係止位置において、第1コネクタ2と第2コネクタ3との嵌合が開始され、第1コネクタ2と第2コネクタ3との嵌合完了後に、開口に本係止部66が係止される本係止位置へ変位されるように構成され、本係止位置において、仮係止解除部27が仮係止部18に干渉しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1コネクタと、前記第1コネクタに嵌合される第2コネクタと、を備えて、パネルの開口に係止されるコネクタであって、
前記第1コネクタは、
前記開口に係止される仮係止部と、
前記開口と前記仮係止部との係止を解除する仮係止解除部と、を有し、
前記第2コネクタは、
前記開口に係止される本係止部を有し、
当該コネクタは、
前記開口に前記仮係止部が係止される仮係止位置において、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合が開始され、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合完了後に、前記開口に前記本係止部が係止される本係止位置へ変位されるように構成され、
前記本係止位置において、前記仮係止解除部が前記仮係止部に干渉しない、
コネクタ。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタにおいて、
前記第1コネクタは、
前記仮係止部を有するフレームと、
操作可能に前記フレームに組み付けられ、操作により前記第1コネクタと前記第2コネクタとを嵌合させるレバーと、を更に有し、
前記仮係止部には、被押下部が設けられ、
前記仮係止解除部は、前記レバーの前記操作により前記被押下部を押下するように構成される、
コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のコネクタにおいて、
前記仮係止位置において、前記第1コネクタに前記第2コネクタが挿入された状態での前記レバーの前記操作によって、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合され且つ前記仮係止解除部により前記開口との仮係止が解除され、
前記仮係止の解除後に、前記第2コネクタを前記開口に押し込むことによって、前記開口に本係止されるように構成される、
コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、第1コネクタ及び第2コネクタを備えて、車両等のパネルに形成された開口に係止されるコネクタが提案されている。従来コネクタの一つは、第1コネクタが第2コネクタとの嵌合を待ち受けるようにパネルの開口に仮保持(仮係止)された状態で互いに嵌合され、その後、コネクタがパネルの開口に本保持(本係止)されるように構成されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-69835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した従来コネクタでは、第1コネクタの仮保持手段によってパネルの開口に仮保持されるとともに、第1コネクタの仮保持解除手段によってパネルの開口への第1コネクタの仮保持が解除されるよう構成されている。より具体的には、仮保持手段は、弾性変形可能な仮保持片、及び、仮保持片に設けられてパネルの開口に係止される係止部を有して、仮保持解除手段が仮保持片に干渉して弾性変形させることで、パネルの開口と係止部との係止状態を解除するように構成されている。これにより、従来コネクタは、仮保持が解除されて本保持されるようになっている。しかしながら、従来コネクタは、パネルの開口に本保持された状態においても、仮保持解除手段が仮保持片に干渉しているため、仮保持手段ひいては第1コネクタに変形等が生じるおそれがあった。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、仮係止解除後における仮係止部等の変形を抑制可能なコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記を特徴としている。
【0007】
第1コネクタと、前記第1コネクタに嵌合される第2コネクタと、を備えて、パネルの開口に係止されるコネクタであって、
前記第1コネクタは、
前記開口に係止される仮係止部と、
前記開口と前記仮係止部との係止を解除する仮係止解除部と、を有し、
前記第2コネクタは、
前記開口に係止される本係止部を有し、
当該コネクタは、
前記開口に前記仮係止部が係止される仮係止位置において、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合が開始され、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合完了後に、前記開口に前記本係止部が係止される本係止位置へ変位されるように構成され、
前記本係止位置において、前記仮係止解除部が前記仮係止部に干渉しない、
コネクタであること。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るコネクタについて以下に述べる。
本構成のコネクタによれば、第1コネクタの仮係止解除部がパネルの開口と仮係止部との係止を解除して、コネクタ1が仮係止位置から本係止位置へと変位するように構成され、本係止位置において仮係止解除部が仮係止部に干渉しないように構成されている。これにより、本構成のコネクタ1は、仮係止解除後においても仮係止解除部が仮係止部に干渉する従来コネクタとは異なり、仮係止解除後における仮係止部等の変形、ひいてはコネクタの変形を抑制できる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係るコネクタの本係止位置における態様を示す側面図である。
図2は、図1に示すコネクタの仮係止位置における態様を示す側面図である。
図3は、オスコネクタとメスコネクタとの嵌合前の態様を示す斜視図である。
図4は、オスコネクタ及びメスコネクタの要部分解斜視図である。
図5は、図4に示すフレームの斜視図である。
図6は、図4に示すメスハウジングの斜視図である。
図7は、図4に示すレバーの斜視図である。
図8は、図4に示すオスハウジングの斜視図である。
図9は、図4に示すグロメットの斜視図である。
図10は、仮係止解除部の動作例を説明するため側面図であって、仮係止位置から本係止位置への変位の途中段階を示す図である。
図11は、図10の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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