TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024084969
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199200
出願日2022-12-14
発明の名称傾斜検出装置及び傾斜検出方法
出願人株式会社トプコン
代理人個人,個人
主分類G02B 26/08 20060101AFI20240619BHJP(光学)
要約【課題】部材の傾斜(傾斜方向、傾斜角度)の検出機能を有する小型の傾斜検出装置及び傾斜検出方法を提供すること。
【解決手段】傾斜検出装置は、回動中心点周りに回動制御される光学部材と、光学部材における機能面とは反対側において回動中心点から離れた位置に配置され、光学部材に対して固定された再帰反射部材と、再帰反射部材に対して検出光を照射する光源と、再帰反射部材により反射された検出光を検出する検出部と、検出部により検出された検出光の光軸位置信号から、光学部材の傾斜を検出する制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回動中心点周りに回動制御される光学部材と、
前記光学部材における機能面とは反対側において前記回動中心点から離れた位置に配置され、前記光学部材に対して固定された再帰反射部材と、
前記再帰反射部材に対して検出光を照射する光源と、
前記再帰反射部材により反射された前記検出光を検出する検出部と、
前記検出部により検出された光軸位置信号から、前記光学部材の傾斜を検出する制御部と、
を備える傾斜検出装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記再帰反射部材はボールレンズミラーである請求項1に記載の傾斜検出装置。
【請求項3】
前記ボールレンズミラーの屈折率は1.8から2.1の範囲である請求項2に記載の傾斜検出装置。
【請求項4】
前記ボールレンズミラーは、前記回動中心点側における球冠状の領域に反射膜を有する請求項2に記載の傾斜検出装置。
【請求項5】
前記ボールレンズミラーは、前記反射膜を、前記光学部材の最大振れ角度の2倍以上の範囲に有する請求項4に記載の傾斜検出装置。
【請求項6】
前記検出部は、4分割光検出素子である請求項1に記載の傾斜検出装置。
【請求項7】
前記検出部は、光位置検出素子である請求項1に記載の傾斜検出装置。
【請求項8】
前記検出部は、2次元のイメージセンサである請求項1に記載の傾斜検出装置。
【請求項9】
前記光学部材は、前記ボールレンズミラーを固定し且つヨーク部材により磁気制御される永久磁石を更に備える請求項2に記載の傾斜検出装置。
【請求項10】
前記永久磁石は、前記ボールレンズミラーを収容する収容部を有する請求項9に記載の傾斜検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光学部材の傾斜検出技術に適用できる傾斜検出装置及び傾斜検出方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、光の反射方向を制御するミラーを備えたスキャナ装置に関する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、レーザ光源から出射されたレーザ光の出射方向を変更するミラーと、ミラーに設けられた第1反射面及び第2反射面のうちの第2反射面を反射した反射光を受光する受光センサを有するミラー回転角度検出手段が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5293686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のスキャナ装置では、ミラーの角度を検出するために、ミラーの傾斜に対応する反射角度で反射された光を検出するため、反射光の角度範囲が広い。反射光の角度範囲が広いと、反射光を受光する受光センサの検出範囲も広くする必要がある。そのため、受光センサが大きくなり、スキャナ装置の小型化が容易ではない。
【0005】
本開示は、部材の傾斜(傾斜方向、傾斜角度)の検出機能を有する小型の傾斜検出装置及び該傾斜検出装置を小型化できる傾斜検出方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る傾斜検出装置は、回動中心点周りに回動制御される光学部材と、前記光学部材における機能面とは反対側において前記回動中心点から離れた位置に配置され、前記光学部材に対して固定された再帰反射部材と、前記再帰反射部材に対して検出光を照射する光源と、前記再帰反射部材により反射された前記検出光を検出する検出部と、前記検出部により検出された前記検出光の光軸位置信号から、前記光学部材の傾斜を検出する制御部と、を備える。
【0007】
本開示に係る傾斜検出方法は、ヨーク部材により磁気制御される永久磁石を有し、回動中心点周りに回動制御される光学部材と、前記光学部材における機能面とは反対側において前記回動中心点から離れた位置に配置され、前記永久磁石に固定された再帰反射部材と、前記再帰反射部材に対して検出光を照射する光源と、前記再帰反射部材により反射された前記検出光を検出する検出部と、制御部と、を備える傾斜検出装置の傾斜検出方法であって、前記検出部により検出された前記検出光の光軸位置信号から、前記光学部材の傾斜を検出する。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る傾斜検出装置及び傾斜検出方法は、部材の傾斜(傾斜方向、傾斜角度)の検出機能を有する傾斜検出装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る光源装置の構成図である。
スキャナ装置の一部の構成の斜視図である。
傾斜検出装置の側面図であり光学部材の初期の傾斜状態を示している。
傾斜検出装置の側面図であり光学部材が傾斜した状態を示している。
変形例1の傾斜検出装置の側面図である。
変形例2の傾斜検出装置の側面図である。
変形例3の傾斜検出装置の側面図である。
変形例4の傾斜検出装置の側面図である。
変形例5の傾斜検出装置の側面図である。
実施形態2に係る傾斜検出装置の側面図である。
実施形態3に係る傾斜検出装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態を図面に基づき説明する。図1は、光源装置1の構成図である。光源装置1は、レーザ光を空間に出射する機能を有する。光源装置1は、例えば、レーザ測距装置又はLiDAR(Light Detection And Ranging)センサ等の光源に適用できる。光源装置1は、制御部11、測距光光学系12、光学系駆動回路13、及びスキャナ装置2を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

カンタツ株式会社
撮像レンズ
5日前
個人
階層型仮想現実ビジョンデバイス
2日前
学校法人 中央大学
管内移動装置
17日前
東海光学株式会社
光学薄膜
20日前
株式会社フジクラ
ファイバ集合体
1か月前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
5日前
株式会社フジクラ
マルチコアファイバ
17日前
株式会社ジェネシア
光路合成用光学部品
1か月前
リンテック株式会社
耐指紋性シート
24日前
古河電気工業株式会社
光ファイバケーブル
10日前
豊田合成株式会社
光輝塗膜及びカバー
2日前
三和テクノロジーズ株式会社
MDC光コネクタ
17日前
住友化学株式会社
偏光子の製造方法
5日前
日本化薬株式会社
偏光発光膜、偏光発光板及び表示装置
2日前
有限会社 ディオン光学技研
ダイヤル式調整装置
1か月前
日本通信電材株式会社
光成端箱
24日前
住友化学株式会社
光学積層体
17日前
国立大学法人東北大学
エルミートガウスパルス光源
5日前
日東電工株式会社
光学積層体
9日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
24日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
24日前
三鷹光器株式会社
手術用立体観察装置
23日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
5日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
5日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
5日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
5日前
矢崎総業株式会社
光ファイバ接続構造
2日前
住友化学株式会社
光学積層体
24日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
24日前
Kepler株式会社
液晶表示装置、電子機器
2日前
株式会社デンソー
光学センサ、製造方法
26日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒及び撮像装置
24日前
住友電気工業株式会社
光半導体装置
9日前
キヤノン株式会社
レンズ装置および撮像装置
1か月前
レーザーテック株式会社
光学装置及びフォーカス補正方法
27日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
26日前
続きを見る