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公開番号2024129762
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023056591
出願日2023-03-13
発明の名称階層型仮想現実ビジョンデバイス
出願人個人
代理人
主分類G02B 30/54 20200101AFI20240919BHJP(光学)
要約【課題】 本発明では、階層シフト型の仮想現実世界を構築する空中イメージング技術開拓に関する。
【解決手段】 所定の位置に対して空中イメージ生成装置100を配置し、前記イメージ生成装置内のディスプレイ部にはハーフミラーHM(10)を配置し、光源部には2つのLEDまたはレーザー光源(14)(18)を積載し、光学素子部には焦点可変レンズユニットFL(16)や局所アパーチャーLAP(23)を配置した構成を有し、ユーザーはその構成を用いれば視線上に小窓を有した大サイズ空中イメージV0(12)とその奥に小サイズ空中イメージV1(13)を創ることを可能とした階層イメージデバイス。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
所定の位置に対して空中イメージ生成装置を配置し、前記イメージ生成装置内のディスプレイ部にはハーフミラーHMを配置し、光源部には2つのLEDまたはレーザー光源を積載し、光学素子部には焦点可変レンズユニットFLや局所アパーチャーLAPを配置した構成を有し、ユーザーはその構成を用いれば視線上に小窓を有した大サイズ空中イメージ(以下、大イメージ)V0とその奥に小サイズ空中イメージ(以下、小イメージ)V1を創ることを可能とした階層イメージデバイス。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
請求項1に記載のデバイスにおいて、小イメージV1が大イメージV0の窓をくぐり抜けて小イメージV1’を創るような階層潜り込み、または小イメージV1’が大イメージV0の窓をくぐり抜けて小イメージV1を創るような階層吸い込みのどちらかを表現するような階層シフト型イメージデバイス。
【請求項3】
請求項1,2に記載のデバイスにおいて、階層イメージの数が複数になったときでも構成可能な複数階層イメージデバイス。
【請求項4】
請求項1,2,3に記載のデバイスにおいて、人体ではヘッドギアに限らずアームデバイス、屋外では単なるイメージデバイスとして応用可能な階層イメージデバイス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、階層シフト型の仮想現実世界を構築する空中イメージングの技術開拓に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
以前から、ディスプレイの前方および後方に空中イメージを表示するヘッドギアが開発されてきた(例えば、文献1参照)。ユーザーが閉塞空間を創るヘッドギアを装着し、設置されたディスプレイ部をのぞき込むとき、視線上では空中に浮かぶ光学イメージ(以下、空中イメージ)を捉えることができる。このような空中イメージング技術はこれまでアクション、シューティング、パズル、英語学習、脳トレなどの様々なゲームコンテンツの仮想現実世界を創る。
【0003】
近年では、上記ヘッドギアにおいて、ユーザーのゲームへの没入感を上げるべく、高強度、高解像、高視野角といった高性能、および多層化、3次元化、遅延化、追跡、加速度センサーといった多機能を追加する考案がされてきている(例えば、文献2、3参照)。実際、そのような技術的進歩もあってか、ヘッドギアへのユーザーの没入感は高まる傾向を見せ、結果としてヘッドギア需要も増えてきているのは事実だ。特に、3次元空中イメージは仮想現実世界でのリアルを実現しているがため、ユーザーを惹きつけて止まない。
【0004】
没入感が上がっているにもかかわらず、ユーザーは仮想現実世界において深いところ(“階層空間”)まで潜り込めないという欠点があった。つまりは、ユーザーは浅い形でゲームにのめり込む形となり、ゲーム本来の楽しみを十分に味わえずにいた。そしてそれは、ユーザーのゲーム時間の短縮化を引き起こし、結果として没入感の減少が将来のデメリットとなりうると予想される。
【0004】
このような問題を解決すべく(ゲームにどっぷり浸かってもらうべく)、ユーザー視点でイメージの上層階から下層階への潜り込みといった状況を創るのが急務となってくる。そんな中、申請者は仮想現実世界を階層表示可能なヘッドギアデバイスが開発されさえすれば、ユーザーのゲーム離れは未然に防ぐことができるだろうと考えた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2021/510982号広報(仮想現実/拡張現実迅速配備システム)
特表2018/510372号広報(人の眼の解像度に適合されるイメージング光学系)
特表2010/026865号広報(加速度感覚呈示装置)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明では、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、階層的な仮想現実世界で深層階まで潜り込める究極の依存型ヘッドギア開発、を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記問題を解決するために、本発明は、図1に示すようなディスプレイ後方に階層的に空中イメージを創るヘッドギアを試作する。その構成は光源部、ディスプレイ部、光学素子部、電子材料部からなる。
【0008】
このような本発明の階層イメージング機構は、ハードでは光源部にLEDやレーザー、ディスプレイ部にハーフミラーHM(空中イメージ生成で一般に用いられるもの)、光学素子部に焦点可変レンズユニットFLと局所形状可変アパチャーLAP、ソフトでは電子材料部にプログラム実行基盤、が装備されているという特徴を有する。
【0009】
上記光学部位を適切に配置することにより、ディスプレイ先には上層イメージ、そのさらに先に下層イメージが生成される。このようなイメージ積層をここでは文献1に因んで階層イメージと称す。
文献1;
Y.Ogata
,V.A.Vorobyev,and C.Guo

,Symmetry-Sensitive Plasmonic Enhancement of Nonlinear Optical Intensity in Nano-Micro Hierarchical Structures on Silver,Surf.Interface Anal.,48,1108-1113(2016)
【0010】
さらに、上記電子部位を適切に駆動させることにより、ディスプレイ部近傍において下層イメージが上層イメージを塗り替えるような社会革命型階層世界を仮想現実で創れるという特徴をもつ。同時に、前記イメージシフトはその斬新さゆえ仮想現実空間への依存効果を誘発させる。
(【0011】以降は省略されています)

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