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公開番号2024171117
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023088013
出願日2023-05-29
発明の名称底樋内部観察装置
出願人株式会社三栄コンサルタント
代理人個人,個人
主分類G02B 23/24 20060101AFI20241204BHJP(光学)
要約【課題】低コストで効率よく、ため池の底樋の内部状況を観察することができる底樋内部観察装置を提供する。
【解決手段】ため池1の水を排水するための底樋2における底樋吐口2aから進入させて、当該底樋2の内部状況を観察する底樋内部観察装置10であって、底樋2の内部を移動する移動体20と、移動体20を動かす移動手段30と、移動体20に配設され、移動体20の進行方向Fを含む底樋2の内周を撮影可能な撮影手段40と、を有する。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
ため池の水を排水するための底樋における底樋吐口から進入させて、当該底樋の内部状況を観察する底樋内部観察装置であって、
前記底樋の内部を移動する移動体と、
前記移動体を動かす移動手段と、
前記移動体に配設され、前記移動体の進行方向を含む前記底樋の内周を撮影可能な撮影手段と、
を有することを特徴とする底樋内部観察装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記撮影手段は、前記移動体の進行方向を撮影して前記移動体を操作する操作者にリアルタイムで送信する前方撮影手段、及び、前記移動体の周囲の前記底樋の内周を全体的に撮影する内周撮影手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の底樋内部観察装置。
【請求項3】
前記撮影手段は、前記移動体の進行方向を照らす前方照明手段、及び、前記移動体の周囲の前記底樋の内周を全体的に照らす内周照明手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の底樋内部観察装置。
【請求項4】
前記移動手段は、前記移動体を有線又は無線の電気信号で操作する遠隔操作手段であることを特徴とする請求項1に記載の底樋内部観察装置。
【請求項5】
前記移動手段は、前記移動体を手動で押し引き可能な棒状手段であることを特徴とする請求項1に記載の底樋内部観察装置。
【請求項6】
前記移動体を前記底樋吐口に強制的に引き戻す引戻し手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の底樋内部観察装置。
【請求項7】
前記移動体を前記底樋吐口に強制的に引き戻す引戻し手段を有しており、
前記棒状手段が前記引戻し手段を兼ねるように構成されたことを特徴とする請求項5に記載の底樋内部観察装置。
【請求項8】
前記移動体の前記底樋吐口からの距離を計測する距離計測手段を有していることを特徴とする請求項1乃至7の何れに記載の底樋内部観察装置。
【請求項9】
前記移動体の前記底樋吐口からの距離を計測する距離計測手段を有しており、
前記引戻し手段が前記距離計測手段を兼ねるように構成されたことを特徴とする請求項6又は7に記載の底樋内部観察装置。
【請求項10】
前記移動体の前記底樋吐口からの距離を計測する距離計測手段を有しており、
前記距離計測手段が計測した距離と前記撮影手段で撮影した画像を紐付けて所定の距離で撮影された画像を保存する距離画像保存手段を有していることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の底樋内部観察装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ため池の底樋の内部状況を観察する底樋内部観察装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、農業用水としての利用やその他種々の目的で、ため池が使用されている。このため池を問題なく使用するためには、適正な管理及び保全が不可欠である(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-287365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、実際にはメンテナンスを行わずに放置されているため池もあり、その結果、水の利用ができなくなるという不具合が発生したり、決壊等の災害が発生したりする場合があった。そのため、定期的にメンテナンスを行う必要があるが、特にため池の水を排水するための底樋については、内部を目視できず、管の径も細いことが多いため、なかなか内部を観察することができなかった。なお、細い管の内部の状況を見ることができるファイバースコープ等の機器も存在しており、これを用いることも考えられるが、高価な装置が必要であり、また近くに専用の機材を設置する必要があり、コストや作業効率の面で問題となるため、これを採用することは現実的とは言えなかった。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、低コストで効率よく、ため池の底樋の内部状況を観察することができる底樋内部観察装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を達成するために、本発明は、ため池の水を排水するための底樋における底樋吐口から進入させて、当該底樋の内部状況を観察する底樋内部観察装置であって、前記底樋の内部を移動する移動体と、前記移動体を動かす移動手段と、前記移動体に配設され、前記移動体の進行方向を含む前記底樋の内周を撮影可能な撮影手段と、を有する底樋内部観察装置としたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、前記した構成に加えて、前記撮影手段は、前記移動体の進行方向を撮影して前記移動体を操作する操作者にリアルタイムで送信する前方撮影手段、及び、前記移動体の周囲の前記底樋の内周を全体的に撮影する内周撮影手段を有している底樋内部観察装置としたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、前記した構成に加えて、前記撮影手段は、前記移動体の進行方向を照らす前方照明手段、及び、前記移動体の周囲の前記底樋の内周を全体的に照らす内周照明手段を有している底樋内部観察装置としたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、前記した構成に加えて、前記移動手段は、前記移動体を有線又は無線の電気信号で操作する遠隔操作手段である底樋内部観察装置としたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、前記した構成に加えて、前記移動手段は、前記移動体を手動で押し引き可能な棒状手段である底樋内部観察装置としたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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