TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025016825
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119541
出願日
2023-07-24
発明の名称
空中表示装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
G02B
30/56 20200101AFI20250129BHJP(光学)
要約
【課題】空間像が表示される空間像面に対応する部位を照明することで、乗員が空間像の出現位置に焦点を合わせやすくなる空中表示装置を提供する。
【解決手段】車両Cの室内に位置するインパネ30等から離れて位置する空間像面RIA,VIAに、空間像RI,VIを表示するHUD装置10と、インパネ30等のうち、少なくとも空間像面RIA,VIAに対応する所定部位を照明するプロジェクタ20と、HUD装置10とプロジェクタ20とを連携して制御する制御部100と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の室内に位置する固定設備又は物品又は人の身体から離れて位置する空間像面に、空間像を表示する表示部と、
前記固定設備又は前記物品又は身体のうち、少なくとも前記空間像面に対応する所定部位を照明する照明部と、
前記表示部と前記照明部とを連携して制御する制御部と、
を有することを特徴とする空中表示装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記表示部により前記空間像が表示開始されるよりも早く前記所定部位への照明を開始し、かつ、前記表示部による前記空間像の表示が消失した後に前記所定部位への照明を終了するように、前記表示部及び前記照明部を連携して制御する
ことを特徴とする請求項1記載の空中表示装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記所定部位への照明において、前記表示部により前記空間像が表示されるより前は、点滅又は輝度の漸増を行うように、前記表示部を制御する
ことを特徴とする請求項2記載の空中表示装置。
【請求項4】
前記照明部は、
前記車両の所定位置に設けられ、前記所定部位に対し所望の投影表示を行う投影部であり、
前記制御部は、
前記表示部による前記空間像の位置又は表示態様の変更に追従して前記投影表示の位置又は表示態様を変更するように、前記表示部及び前記投影部を連携して制御する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の空中表示装置。
【請求項5】
前記空中表示装置は、表示光を前記車両の透光部材に向けて射出することで前記表示光が表す表示像の虚像と実像とを切り替えて視認させるヘッドアップディスプレイ装置であり、
前記ヘッドアップディスプレイ装置は
前記表示像となる光を出射する光源と、
前記光源が出射した光に基づき前記表示像を表示する前記表示部と、
を有し、
前記空間像は、前記表示部が表示する前記表示像の実像である
ことを特徴とする請求項4記載の空中表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、視認者に対して所望の表示を行う空中表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載の表示装置が知られている。この表示装置では、表示面が設けられるケースの上面にガイド部材が位置しており、視認者から見てガイド部材の頂点の上方に位置する空間像面が形成される。
【0003】
また、例えば特許文献2に記載の表示装置が知られている。この表示装置では、ダッシュボード上面部に、実鏡映像結像光学系として2つの相互に直交する鏡面から構成される2面コーナーリフレクタの多数の集合からなる2面コーナーリフレクタアレイを設け、ダッシュボードの内部に配置された被観察物の空中映像を投影する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6930244号公報
特開2010-190960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1、2に示すような空間像を表示する場合に、視認者が当該空間像に焦点を合わせづらいという問題がある。特に、運転中などのように視点が遠方にある状態から、ダッシュボード上方などの近方に表示される空間像に視点を合わせるのは著しく困難であるという問題があった。
【0006】
特許文献1に記載の表示装置においては、ケース上面のガイド部材の頂点の上方位置に空間像面が形成されるため、一旦ガイド部材に焦点を合わせることでその頂点の上方に位置する空間像にも視点を合わせやすくなるが、空間像を表示していないときはガイド部材が視界ノイズとして残ってしまうという問題がある。
【0007】
また、ガイド部材の頂点の上方位置以外の箇所に空間像を表示したい場合には、上述したように空間像に視点を合わせるのが困難であるという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、空間像が表示される空間像面に対応する部位を照明することで、乗員が空間像の出現位置に焦点を合わせやすくなる空中表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、車両Cの室内に位置する固定設備30又は物品31又は人DRの身体32から離れて位置する空間像面RIA,VIAに、空間像RI,VIを表示する表示部12,40と、前記固定設備30又は前記物品31又は身体32のうち、少なくとも前記空間像面RIA,VIAに対応する所定部位を照明する照明部20と、前記表示部12,40と前記照明部20とを連携して制御する制御部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、空間像の出現位置が照明されることで乗員が空間像の出現位置を特定しやすくなると共に、空間像にスムーズに焦点を合わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本精機株式会社
表示装置
今日
日本精機株式会社
表示装置
今日
日本精機株式会社
表示装置
5日前
日本精機株式会社
車両用計器
19日前
日本精機株式会社
空中表示装置
今日
日本精機株式会社
照明装置及び表示装置
12日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
13日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
16日前
日本精機株式会社
移動体用表示システム、及び表示制御装置
6日前
日本精機株式会社
屋外プロジェクタ、及び屋外投射表示制御方法
16日前
日本精機株式会社
表示制御装置、表示システム、及び表示制御方法
今日
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置、表示制御装置、及び車両用表示システム
12日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置、表示制御装置、プログラム、及び車両用表示システム
19日前
NSウエスト株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置およびヘッドアップディスプレイ装置の制御方法
16日前
個人
眼鏡こめかみ支持具
12日前
日本精機株式会社
空中表示装置
今日
株式会社クラベ
光伝送体及び照明装置
6日前
ハート光学株式会社
眼鏡ケース
12日前
株式会社日本創作
望遠鏡
16日前
キヤノン株式会社
光学機器
5日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
13日前
ブラザー工業株式会社
走査光学装置
16日前
住友ベークライト株式会社
積層体の製造方法
6日前
大日本印刷株式会社
光学フィルム
6日前
ヘラマンタイトン株式会社
コネクタ保持具
12日前
株式会社エスパー
マイクロプリズム反射体
5日前
日本化薬株式会社
接着剤組成物及びこれを用いた偏光板
16日前
株式会社 GLASSART
水に浮くアイウェア
12日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
15日前
ブラザー工業株式会社
走査光学装置の製造方法
16日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
13日前
アイカ工業株式会社
反射防止フィルム及びそれを用いた成形品
12日前
KDDI株式会社
光フィルタ
16日前
株式会社JVCケンウッド
ヘッドマウントディスプレイ
12日前
株式会社インターメスティック
眼鏡フレーム
16日前
山田電器工業株式会社
紫外線ライト
19日前
続きを見る
他の特許を見る