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公開番号
2025103677
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221235
出願日
2023-12-27
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
G02F
1/1339 20060101AFI20250702BHJP(光学)
要約
【課題】水分に対する耐性を高めた表示装置を提供すること。
【解決手段】一実施形態に係る表示装置は、第1透明基板を含む第1基板と、第1基板に対向する第2基板であって、第2透明基板と、第2透明基板の第1基板側の表面に形成される視差バリアパターンと、第2透明基板および視差バリアパターンを覆う有機層とを含む第2基板と、第1基板および第2基板の間に封入される液晶層と、有機層の端部を覆うシール材と、を備える。第1透明基板は、第2透明基板よりも延出し、回路基板が実装される実装部を有する。シール材は、有機層の端部のうち、実装部側の端部以外の端部を覆っている。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1透明基板を含む第1基板と、
前記第1基板に対向する第2基板であって、第2透明基板と、前記第2透明基板の前記第1基板側の表面に形成される視差バリアパターンと、前記第2透明基板および前記視差バリアパターンを覆う有機層とを含む第2基板と、
前記第1基板および前記第2基板の間に封入される液晶層と、
前記有機層の端部を覆うシール材と、を備え、
前記第1透明基板は、前記第2透明基板よりも延出し、回路基板が実装される実装部を有し、
前記シール材は、前記有機層の端部のうち、前記実装部側の端部以外の端部を覆っている、
表示装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記第1透明基板は、前記実装部以外の周縁においても、前記第2透明基板よりも延出した第1延出部を有し、
前記シール材は、前記第1延出部の上に、前記有機層の端部を覆うように設けられる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第2透明基板の上に設けられるカバー部材をさらに備え、
前記カバー部材は、全周において、前記第2透明基板よりも延出した第2延出部を有し、
前記シール材は、前記第1延出部と前記第2延出部との間に、前記有機層の端部を覆うように設けられる、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第2透明基板の上に設けられるカバー部材をさらに備え、
前記カバー部材は、全周において、前記第2透明基板よりも延出した第2延出部を有し、
前記シール材は、前記第2延出部の下に、前記有機層の端部を覆うように設けられる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記シール材は、前記有機層の端部のうち、前記実装部側の端部をさらに覆うように設けられる、
請求項1~請求項4のうちのいずれか1項に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、2つの異なる画像(映像)を1つの画面に表示させる表示装置が実用化されている。このような表示装置がカーナビゲーション装置などに適用された場合、例えば、車両の運転者に対して地図画像を表示するとともに、同乗者に対してテレビジョン画像を表示するなど、複数の利用者に対して2つの異なる画像を提供することができる。
【0003】
このような表示装置においては、2つの異なる画像を1つの画面に表示させるために、ガラスや樹脂からなる透明基板と、有機層からなる厚膜透明層との間に、視差バリアパターンが設けられている。しかしながら、一般に有機層は水分への耐性が低いため、厚膜透明層の端部から当該厚膜透明層内に水分が侵入してしまうと、侵入した水分によって、視差バリアパターンが透明基板から剥離してしまう可能性がある。これによれば、表示ムラが発生し、複数の利用者に対して2つの異なる画像を提供することができないという不都合が生じ得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5567855号公報
特開2014-190995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、水分に対する耐性を高めた表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る表示装置は、第1透明基板を含む第1基板と、前記第1基板に対向する第2基板であって、第2透明基板と、前記第2透明基板の前記第1基板側の表面に形成される視差バリアパターンと、前記第2透明基板および前記視差バリアパターンを覆う有機層とを含む第2基板と、前記第1基板および前記第2基板の間に封入される液晶層と、前記有機層の端部を覆うシール材と、を備える。前記第1透明基板は、前記第2透明基板よりも延出し、回路基板が実装される実装部を有する。前記シール材は、前記有機層の端部のうち、前記実装部側の端部以外の端部を覆っている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、2画面表示を実現可能な液晶表示装置の一構成例を示す概略的な平面図である。
図2は、図1中のA-B線に沿う液晶表示装置の概略的な断面図である。
図3は、2画面表示を実現可能な液晶表示装置の一構成例を示す概略的な断面図である。
図4は、一実施形態に係る液晶表示装置の一構成例を示す概略的な平面図である。
図5は、図4中のC1-D1線に沿う液晶表示装置の一構成例を示す概略的な断面図である。
図6は、同実施形態に係る液晶表示装置の別の構成例を示す概略的な平面図である。
図7は、第1変形例に係る液晶表示装置の一構成例を示す概略的な平面図である。
図8は、図7中のE-F線に沿う液晶表示装置の一構成例を示す概略的な断面図である。
図9は、第2変形例に係る液晶表示装置の一構成例を示す概略的な平面図である。
図10は、図9中のG-H線に沿う液晶表示装置の一構成例を示す概略的な断面図である。
図11は、第3変形例に係る液晶表示装置の一構成例を示す概略的な平面図である。
図12は、図11中のI-J線に沿う液晶表示装置の一構成例を示す概略的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
【0009】
まず、図1~図3を参照して、2つの異なる画像(映像)を1つの画面に表示させる2画面表示を実現可能な液晶表示装置100の一構成例について説明する。なお、本実施形態では、液晶表示装置100が、FFS(Fringe Field Switching)モードと称される方式の液晶表示装置である場合について説明する。また、液晶表示装置100は、2画面表示を実現可能な「表示装置」の一例である。
【0010】
液晶表示装置100においては、図1~図3に示すように、第1透明基板1を含む第1基板SUB1(アレイ基板)と、第2透明基板2を含む第2基板SUB2(対向基板)とが対向するように配置されている。液晶表示装置100は、後述する視差バリアパターン40により画像(映像)を分離させて、2つの異なる画像(映像)を表示させる2画面表示を実現する。
(【0011】以降は省略されています)
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