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公開番号
2025015030
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118088
出願日
2023-07-20
発明の名称
積層体の製造方法
出願人
住友ベークライト株式会社
代理人
個人
主分類
G02B
6/138 20060101AFI20250123BHJP(光学)
要約
【課題】凹み量を抑制することが可能な積層体の製造方法を提供する。
【解決手段】貫通孔140を有する基板110と、光導波路の第1のクラッド層とを備える積層体の製造方法であって、基板110と、第1のクラッド層を形成するための樹脂組成物からなる層310とが積層しているワーク410を準備する工程(A)と、ワーク410を露光する工程(B)と、工程(B)よりも後に、ワーク410を加熱してプレスする工程(C)と、を備える、積層体の製造方法。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
貫通孔を有する基板と、光導波路の第1のクラッド層とを備える積層体の製造方法であって、
前記基板と、前記第1のクラッド層を形成するための樹脂組成物からなる層とが積層しているワークを準備する工程(A)と、
前記ワークを露光する工程(B)と、
前記工程(B)よりも後に、前記ワークを加熱してプレスする工程(C)と、を備える、積層体の製造方法。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記工程(C)において、前記ワークを加熱する温度は80℃以上200℃以下である、請求項1に記載の積層体の製造方法。
【請求項3】
前記工程(C)において、前記ワークをプレスする圧力は0.1MPa以上5.0MPa以下である、請求項1または2に記載の積層体の製造方法。
【請求項4】
前記工程(C)は、前記ワークを昇温しながらプレスする工程(C-1)と、
前記ワークを一定の温度に保持しながらプレスする工程(C-2)と、
前記ワークを降温しながらプレスする工程(C-3)と、を備える、請求項1または2に記載の積層体の製造方法。
【請求項5】
前記工程(B)において、前記ワークを露光するときの積算光量が50mJ/cm
2
以上1500mJ/cm
2
以下である、請求項1または2に記載の積層体の製造方法。
【請求項6】
前記ワークは基材フィルムをさらに備え、
前記基板と、前記第1のクラッドを形成するための樹脂組成物からなる層と、前記基材フィルムとがこの順に積層している、請求項1または2に記載の積層体の製造方法。
【請求項7】
前記基材フィルムは樹脂フィルムであり、
前記樹脂フィルムを構成する樹脂は、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、および、ポリエチレンナフタレートからなる群から選択される少なくとも一種を含む、請求項6に記載の積層体の製造方法。
【請求項8】
前記工程(C)よりも後に、前記ワークから前記基材フィルムを除去する工程(D)をさらに備える、請求項6に記載の積層体の製造方法。
【請求項9】
前記第1のクラッド層を形成するための樹脂組成物は環状エーテル構造を有する化合物を含む、請求項1または2に記載の積層体の製造方法。
【請求項10】
前記第1のクラッド層を形成するための樹脂組成物は光重合開始剤を含む、請求項1または2に記載の積層体の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、情報通信機器において、情報の大容量化、情報通信速度の高速化等の、より高度な情報通信を実現できる部材が求められており、そのような部材の一つとして光電気複合基板が検討されている。
【0003】
光電気複合基板は、例えば、基板上に光導波路が設けられたものが挙げられる。
光電気複合基板に関する技術としては、例えば、特許文献1および2に記載の技術が挙げられる。
【0004】
特許文献1には、絶縁層の表面に実装用パッドを有する電気配線が形成されているフレキシブル回路基板と、上記実装用パッドに実装された素子と、上記絶縁層の裏面側に積層された光導波路とを備えた光電気混載基板であって、上記フレキシブル回路基板が、絶縁層の裏面にも電気配線が形成されたフレキシブル両面回路基板であり、その裏面側の電気配線のうち、少なくとも上記実装用パッドに対応する部分に、金属製補強層がめっき形成され、その金属製補強層に、上記光導波路が当接した状態になっていることを特徴とする光電気混載基板が記載されている。
特許文献1に記載の光電気混載基板によれば、フレキシブル回路基板の絶縁層に、接着剤層を介することなく、金属製補強層が密着され、その金属製補強層により、素子実装時の押圧荷重による変形を抑制した状態で素子が適正に実装されている光電気混載基板が提供できることが記載されている。
【0005】
特許文献1には、ポリイミド等の樹脂からなる絶縁層1の表裏面に銅箔21が形成された基材を準備し、その基材に、光路用の貫通孔1aおよびビアホール1bを形成する点が記載されている(特許文献1の段落0023参照)。そして、金属製補強層Mを形成したフレキシブル両面回路基板Eが記載されている(特許文献1の段落0028参照)。フレキシブル両面回路基板Eには、上記基材が含まれる。
さらに、特許文献1には、フレキシブル両面回路基板Eの裏面側に、裏面側の電気配線2Bを被覆する金属製補強層Mに当接した状態で、アンダークラッド層6を形成することが記載されており、アンダークラッド層6の成形材料としては、例えば、感光性樹脂、熱硬化性樹脂等が挙げられる点が記載されている(特許文献1の段落0029参照)。特許文献1の図4~図6によれば、アンダークラッド層6の成形材料が、金属製補強層Mを形成したフレキシブル両面回路基板Eに形成されている凹部に充填されていることが理解できる。
【0006】
特許文献2には、基板の両面に導体回路と絶縁層とが積層形成されたリジッド部と、1つまたは複数の屈曲可能なフレックス部とが一体化してなる光電気配線板であって、前記リジッド部には、光学素子および/または光学素子を実装したパッケージ基板を搭載するための外部接続端子が形成されており、前記フレックス部の少なくとも1つには、光配線が形成されていることを特徴とする光電気配線板が記載されている。
特許文献2の光電気配線板によれば、配線板のサイズを大きくすることなく、大容量情報の処理や情報の高速処理を好適に行うことができると記載されている。
【0007】
特許文献2に記載のリジッド部は、光信号通過領域が形成されており、前記光信号通過領域は、その内部に樹脂組成物が充填されていることが記載されている(特許文献2の請求項4および請求項5参照)。さらに、光信号通過領域は、リジッド部を構成する全ての基板および絶縁層を貫通するように形成されていることが記載されている(特許文献2の請求項6参照)。
【0008】
さらに、特許文献2には、光導波路フィルム250と、その周囲の樹脂層(絶縁層)221aとからなる基板221が記載されており、樹脂層221aは光信号通過領域242a、242bの一部を構成する点が記載されている(特許文献2の段落0033参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2014-238455号公報
特開2006-140233号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献1および2に記載されているように、従来の光電気複合基板に関する技術において、基板に形成された凹部、基板に形成された貫通孔に対して、樹脂組成物を充填した光電気複合基板が知られている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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