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公開番号
2025004786
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104606
出願日
2023-06-27
発明の名称
薄板部材の支持構造及び表示装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
G02F
1/1333 20060101AFI20250108BHJP(光学)
要約
【課題】組み付け性に優れた薄板部材の支持構造を提供する。
【解決手段】本実施形態における薄板部材の支持構造は、拡散板80と、少なくとも拡散板80の周縁81の一部を支持する支持面42を有する中ケース40と、を備える。拡散板80は、先端83にかけて小さくなる爪幅を有する挿入爪82を有する。中ケース40は、支持面42の面内方向に略一致する挿入方向に沿って挿入される挿入爪82を収容し、挿入爪82を少なくとも爪幅方向に拘束する挿入孔45と、挿入方向手前に位置する支持面42に形成され、挿入爪82の挿入孔45への挿入を案内する爪案内溝46と、を有する。爪案内溝46は、底部46bに向い小さくなる溝幅を有する。溝幅は、爪幅の最大長さdbよりも小さく、且つ爪幅の最小長さよりも大きい最大長さdaを有する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
薄板部材と、
少なくとも前記薄板部材の周縁の一部を支持する支持面を有する支持部材と、を備える薄板部材の支持構造であって、
前記薄板部材は、前記周縁から前記薄板部材の面内方向に沿って突出し、突出方向に直交する方向の長さであって先端にかけて小さくなる爪幅を有する挿入爪を有し、
前記支持部材は、
前記支持面の前記面内方向に略一致する挿入方向に沿って挿入される前記挿入爪を収容し、前記挿入爪を少なくとも前記爪幅の方向に拘束する挿入孔と、
前記挿入方向の手前である挿入方向手前に位置する前記支持面に形成され、前記挿入爪の前記挿入孔への挿入を案内する爪案内溝と、を有し、
前記爪案内溝は、前記爪案内溝の前記挿入方向及び前記支持面の面外方向に直交する方向の長さであって底部に向い小さくなる溝幅を有し、
前記溝幅は、前記爪幅の最大長さよりも小さく、且つ前記爪幅の最小長さよりも大きい最大長さを有する、薄板部材の支持構造。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記支持部材は、光源及び表示素子を支持するケースであり、
前記薄板部材は、前記光源と前記表示素子との間に配置される光の拡散板である、請求項1記載の薄板部材の支持構造。
【請求項3】
前記爪案内溝は、前記挿入方向から視認する挿入方向視で略V字形状を有する、請求項1記載の薄板部材の支持構造。
【請求項4】
前記爪案内溝の前記底部は、前記支持面に平行な面であり、
前記挿入爪は、前記底部の前記溝幅よりも小さい前記爪幅を前記先端側に有する、請求項1記載の薄板部材の支持構造。
【請求項5】
前記請求項1から4のいずれか一項に記載の薄板部材の支持構造を有する表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、薄板部材の支持構造及び車両等に搭載される表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1において、薄板部材からなる拡散板をケースに組み付けるための構造が知られている。この特許文献1においては、ケースに形成される切り込み部に薄板部材の角部が差し込まれることにより、薄板部材がケースに組み付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-173609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の組み付け構造は、薄板部材が切り込み部に差し込まれることにより、薄板部材が確実に固定されることから、走行時等における薄板部材のケースに対するガタつきを抑えられたり、配置精度が得られたりするという利点がある。
【0005】
しかしながら、切り込み部へ差し込む作業が困難性を伴うものであり、更なる作業性の改善が求められている。
【0006】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、組み付け性に優れた薄板部材の支持構造及び表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の薄板部材の支持構造は、上述した課題を解決するために、薄板部材と、少なくとも前記薄板部材の周縁の一部を支持する支持面を有する支持部材と、を備える薄板部材の支持構造であって、前記薄板部材は、前記周縁から前記薄板部材の面内方向に沿って突出し、突出方向に直交する方向の長さであって先端にかけて小さくなる爪幅を有する挿入爪を有し、前記支持部材は、前記支持面の前記面内方向に略一致する挿入方向に沿って挿入される前記挿入爪を収容し、前記挿入爪を少なくとも前記爪幅の方向に拘束する挿入孔と、前記挿入方向の手前である挿入方向手前に位置する前記支持面に形成され、前記挿入爪の前記挿入孔への挿入を案内する爪案内溝と、を有し、前記爪案内溝は、前記爪案内溝の前記挿入方向及び前記支持面の面外方向に直交する方向の長さであって底部に向い小さくなる溝幅を有し、前記溝幅は、前記爪幅の最大長さよりも小さく、且つ前記爪幅の最小長さよりも大きい最大長さを有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る薄板部材の支持構造及び表示装置においては、組み付け性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の薄板部材の支持構造が適用された表示装置であり、表示装置の一部を示す正面図。
表示装置の分解斜視図。
拡散板の正面図。
中ケースの正面側の部分拡大斜視図。
挿入孔及び爪案内溝の拡大斜視図。
中ケースが拡散板を支持した状態の正面図。
中ケースに拡散板が組み付けられる手順を示す説明図。
中ケースに拡散板が組み付けられる際の挿入爪及び爪案内溝を特に示す第一の説明図。
中ケースに拡散板が組み付けられる際の挿入爪及び爪案内溝を特に示す第二の説明図。
中ケースに拡散板が組み付けられる際の挿入爪及び爪案内溝を特に示す第三の説明図。
中ケースに拡散板が組み付けられる際の挿入爪及び爪案内溝を特に示す第四の説明図。
中ケースに拡散板が組み付けられる際の挿入爪及び爪案内溝を特に示す第五の説明図。
挿入爪の変形例を示す図。
爪案内溝の変形例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の薄板部材の支持構造及び表示装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示の薄板部材の支持構造及び表示装置は、例えば自動車や二輪車等、船舶、農業機械、建設機械等の車両に搭載される表示装置に適用することができる。本実施形態においては、支持部材が光源及び表示素子を支持する中ケースであり、薄板部材が光源と表示素子との間に配置される光の拡散板である例を用いて、本開示の薄板部材の支持構造の一実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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