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公開番号
2025011884
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114281
出願日
2023-07-12
発明の名称
眼鏡ケース
出願人
ハート光学株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G02C
11/00 20060101AFI20250117BHJP(光学)
要約
【課題】専用工具を必要とすることなく、装着者自身が随意に眼鏡の一部を最適に調整可能である眼鏡ケースを提供すること。
【解決手段】下側ケース体2と、前記下側ケース体2に対して開閉可能に構成された上側ケース体1とを備え、前記上側ケース体1と前記下側ケース体2の何れか一方または両方には、眼鏡Gの一部を嵌めこみ可能な溝部13が形成されるようにした。溝部13により、『てこ』によって眼鏡Gの一部を軽い力で少しずつ曲げることができるとともに、溝部13に嵌めこんだ状態で曲げることで、必要以上に曲げてしまう恐れがない。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下側ケース体と、前記下側ケース体に対して開閉可能に構成された上側ケース体とを備える眼鏡ケースであって、
前記上側ケース体と前記下側ケース体の何れか一方または両方には、眼鏡の一部を嵌めこみ可能な溝部が形成されていることを特徴とする、眼鏡ケース。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記溝部は前記上側ケース体の天面と前記下側ケース体の底面の何れか一方または両方に形成されるとともに、眼鏡のテンプル先端部を平行に嵌めこみ可能な形状であり、
前記溝部の一端は前記溝部が形成されている上側ケース体の側面または下側ケース体の側面と連通していることを特徴とする、請求項1に記載の眼鏡ケース。
【請求項3】
前記溝部は、眼鏡のテンプル先端部を嵌めこんだ状態における前記溝部と前記テンプル先端部との隙間において、前記一端側の隙間の方が、他端側の隙間よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の眼鏡ケース。
【請求項4】
前記溝部の底面は、前記溝部が形成されている前記上側ケース体の天面または前記下側ケース体の底面に対して、前記一端側に向かって下降するように傾斜していることを特徴とする、請求項2または3に記載の眼鏡ケース。
【請求項5】
前記上側ケース体に設けられた溝部は左側のテンプル先端部または右側のテンプル先端部を嵌めこみ可能である一方、前記下側ケース体に設けられた溝部は前記上側ケース体に設けられた溝部に嵌めこみ可能なテンプル先端部と反対側のテンプル先端部を嵌めこみ可能であることを特徴とする、請求項2または3に記載の眼鏡ケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、眼鏡やサングラスの携帯時または保管時に用いる眼鏡ケースに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
眼鏡を装着する場合には、テンプル先端部を耳に掛けて装着する。耳に掛けたテンプルと鼻当てとによって眼鏡の重量を支持するとともに、テンプルが側頭部を僅かに挟持することで、頭部に安定的に保持可能となっている。
【0003】
一般的な眼鏡は、テンプル先端部が耳の形状に沿って僅かに湾曲または屈曲した形状となっている。これにより、眼鏡が前後にずれにくくなるとともに、耳に掛かる荷重を分散して耳への負荷を低減している。
また、テンプル先端部は側頭部の形状に沿って内側にも僅かに湾曲させている。これにより、側頭部を抱え込むように保持することができるため、より一層耳への負担を軽減させることができる。
【0004】
テンプル先端部の湾曲の大きさや屈曲の角度については、その形状の微細な違いが耳へ当接する面積や圧力に大きな影響を与える。その一方で、人によって耳の大きさや形が異なるという事情がある。
このような理由から、眼鏡の小売店においては、装着者の耳への掛け具合に応じて、テンプル先端部の湾曲または屈曲具合を、プライヤー等の専用工具を用いて微調整することが行われている。
【0005】
しかし、テンプル先端部の形状の微調整は、熟練した技能を必要とするうえ、量販店においてはそのような技能者がおらず、工場生産時の形状のまま販売・使用することを余儀なくされる場合もある。
そこで、従来においては、装着者自らがテンプル先端部を容易に変形させて自身の耳や頭の形状にしっかりと沿うように調整できるよう工夫された眼鏡の技術が開発されている。
【0006】
例えば、特許文献1には、テンプル先端部の断面形状を部位ごとに異なる形状とすることで、指定した方向に湾曲させやすくした眼鏡フレームの技術が開示されている。
詳述すると、特許文献1の眼鏡フレームのテンプル900は、図7に示すように、弾性の高いバネ部91と弾性の低い耳掛け部92とがろう付け等により連結されて構成されている。
また、耳掛け部92の断面形状は、前方部93は真円形状、中央部94は上下方向に扁平な形状、後方部95は幅方向に扁平な形状と、それぞれ異なる形状に形成されている。
【0007】
中央部94が上下方向に扁平な形状となっていることにより、中央部94を中心に上下方向の曲げ形状を容易に調節することができるとされている。また、後方部95が幅方向に扁平な形状となっていることにより、後方部95を中心に幅方向の曲げ形状を容易に調節することができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開平9-96781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、特許文献1の技術では、曲げ形状を容易に調整することができるように断面形状を工夫しているとはいえ、その調整作業は人の感覚で行う必要がある。そのため、プライヤー等の工具は不要であるとしても、技能を必要とする点では従来と同様である。
また、曲げやすくなっている一方で、簡単に曲がってしまうことで微調整がしにくかったり、衝撃や落下により意図せず変形してしまったりすることも考えられる。
【0010】
さらに、デザイン上の制約も生じるため、従来のように多様なデザインとすることもできない。もし従来のように多様なデザインのテンプルとしたい場合には、特許文献1の技術を採用することはできないため、経年や落下等で意図しない変形が生じていた場合には、専用工具を用いて都度調整する必要がある。
しかし、自宅や出先で専用工具の準備ができることは稀であり、最寄りの販売店等に持ち込まなければならないという問題に立ち戻ってしまう。
(【0011】以降は省略されています)
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