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公開番号
2024174350
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092135
出願日
2023-06-05
発明の名称
眼鏡
出願人
株式会社ハセガワ
代理人
個人
主分類
G02C
1/00 20060101AFI20241210BHJP(光学)
要約
【課題】好ましい装着感を装着者に与えることが可能な、跳ね上げ式の眼鏡を提供する。
【解決手段】保持枠は、第一レンズを保持する。フロントバーは、装着者の顔の前方に配置される。鼻パッドは、装着者の鼻に接する。蝶番は、フロントバーに対して保持枠を回転自在に支持する。フロントバーは、中央部分と、端部分と、連接部分とを含む。中央部分は、フロントバーの幅方向の中心を含む。端部分は、中央部分より幅方向の端側に設けられる。連接部分は、前後方向の前側に前後方向の後側に傾斜した形状を有し、且つ中央部分及び端部分を繋ぐ。中央部分は、前後方向の寸法が端部分の前後方向の寸法より大きな形状を有する。連接部分は、前後方向の寸法が幅方向の中心側から端側に向けて漸次小さくなる形状を有する。鼻パッドは、中央部分に設けられる。蝶番は、連接部分と幅方向に隣り合った状態で保持枠及び端部分にそれぞれ固定される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第一レンズが跳ね上げられた状態となる、跳ね上げ式の眼鏡であって、
前記第一レンズを保持する、保持枠と、
前記眼鏡を装着した装着者の顔を左右に横断する状態で前記装着者の顔の前方に配置される、フロントバーと、
前記装着者の鼻に接する、鼻パッドと、
前記保持枠及び前記フロントバーにそれぞれ固定され、且つ前記フロントバーに対して前記保持枠を回転自在に支持する、蝶番と、を備え、
前記フロントバーは、
前記フロントバーの前記装着者の顔の幅に対応する幅方向の中心を含む、中央部分と、
前記中央部分より前記幅方向の端側に設けられる、端部分と、
前記装着者の前後に対応する前後方向の前側に前記前後方向の後側に傾斜した形状を有し、且つ前記中央部分及び前記端部分を繋ぐ、連接部分と、を含み、
前記中央部分は、前記前後方向の寸法が前記端部分の前記前後方向の寸法より大きな形状を有し、
前記端部分は、前記幅方向の中心側から端側に向けて前記前後方向の後側に傾斜又は湾曲した形状を有し、
前記連接部分は、前記前後方向の寸法が前記幅方向の中心側から端側に向けて漸次小さくなる形状を有し、
前記鼻パッドは、前記中央部分に設けられ、
前記蝶番は、前記連接部分と幅方向に隣り合った状態で前記保持枠及び前記端部分にそれぞれ固定される、眼鏡。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズが跳ね上げられた状態となる、跳ね上げ式の眼鏡に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、跳ね上げ式の眼鏡を開示する。この眼鏡は、保持枠と、フロントバーと、蝶番とを備える。保持枠は、第一レンズを保持する。蝶番は、保持枠を回動自在に支持する。フロントバーは、第一バー部、第二バー部、第一屈曲部、第二屈曲部及び第三バー部によって形成される。第二バー部は、幅方向の中央の側から端の側に向けて前後方向の後側に湾曲又は傾斜した形状とされる。第一屈曲部は、第一バー部に繋がり、前後方向の後側に屈曲した形状とされる。第二屈曲部は、第二バー部に繋がり、前後方向の前側に屈曲した形状とされる。第三バー部は、第一屈曲部及び第二屈曲部を繋ぐ。蝶番は、第一駒片と、第二駒片と、軸部とを備える。第一駒片は、幅方向において第三バー部と隣り合った状態で、第二バー部に固定される。第二駒片は、保持枠に固定される。軸部は、第一駒片及び第二駒片を連結し、回動する第二駒片の回動軸となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-26957号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
跳ね上げ式の眼鏡は、不特定多数の者に利用される。顔の形状は、装着者毎に異なる。顔の形状を特定する要素の例としては、特許文献1の技術が対象とする顔の幅に加え、顔の凹凸状態が挙げられる。顔の凹凸状態の例としては、鼻の高さ及び頬の高さが挙げられる。例えば、装着者の中には、鼻が低い者、頬が高い者、又は鼻が低く且つ頬が高い者が存在する。装着者が鼻が低いとの特徴及び頬が高いとの特徴の一方又は両方を有するとする。この場合、装着者が跳ね上げ式の眼鏡をレンズを跳ね上げることなく装着した状態では、レンズ及び装着者の顔の間隔が狭くなる。その結果、眼鏡の一部が装着者の顔に接触し易くなる。レンズを保持する構造としてハーフリム式を例とする。この場合、装着者の顔に接触し易くなる眼鏡の一部の例としては、レンズが挙げられる。レンズを保持する構造としてフルリム式を例とする。この場合、装着者の顔に接触し易くなる眼鏡の一部の例としては、レンズを保持する保持部が挙げられる。保持部は、リムとも称される。発明者は、特許文献1と同じように保持枠とフロントバーとの接触を抑制しつつ、眼鏡の一部と装着者の顔との接触を抑制可能な跳ね上げ式の眼鏡の構造について検討した。その際、発明者は、多くの装着者に対応可能とする点を考慮した。
【0005】
本発明は、好ましい装着感を装着者に与えることが可能な、跳ね上げ式の眼鏡を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面は、第一レンズが跳ね上げられた状態となる、跳ね上げ式の眼鏡であって、前記第一レンズを保持する、保持枠と、前記眼鏡を装着した装着者の顔を左右に横断する状態で前記装着者の顔の前方に配置される、フロントバーと、前記装着者の鼻に接する、鼻パッドと、前記保持枠及び前記フロントバーにそれぞれ固定され、且つ前記フロントバーに対して前記保持枠を回転自在に支持する、蝶番と、を備え、前記フロントバーは、前記フロントバーの前記装着者の顔の幅に対応する幅方向の中心を含む、中央部分と、前記中央部分より前記幅方向の端側に設けられる、端部分と、前記装着者の前後に対応する前後方向の前側に前記前後方向の後側に傾斜した形状を有し、且つ前記中央部分及び前記端部分を繋ぐ、連接部分と、を含み、前記中央部分は、前記前後方向の寸法が前記端部分の前記前後方向の寸法より大きな形状を有し、前記端部分は、前記幅方向の中心側から端側に向けて前記前後方向の後側に傾斜又は湾曲した形状を有し、前記連接部分は、前記前後方向の寸法が前記幅方向の中心側から端側に向けて漸次小さくなる形状を有し、前記鼻パッドは、前記中央部分に設けられ、前記蝶番は、前記連接部分と幅方向に隣り合った状態で前記保持枠及び前記端部分にそれぞれ固定される、眼鏡である。
【0007】
この眼鏡によれば、鼻パッドをフロントバーの中央部分に設けることで、第一レンズと装着者の眼との距離を一定にしつつ、鼻パッドの前後方向の位置を前後方向の後側とすることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、好ましい装着感を装着者に与えることが可能な、跳ね上げ式の眼鏡を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
眼鏡の概略構成の一例を示す正面図である。単式跳ね上げ式の眼鏡を示す。上段は、非跳ね上げ状態を示す。下段は、跳ね上げ状態を示す。上段及び下段は、テンプルが開かれた状態を示す。
図1の眼鏡の背面図である。上段は、非跳ね上げ状態を示す。下段は、跳ね上げ状態を示す。上段及び下段は、テンプルが開かれた状態を示す。
図1の眼鏡の平面図である。上段は、テンプルが開かれた状態を示す。下段は、テンプルが閉じられた状態を示す。上段及び下段は、非跳ね上げ状態を示す。
図1の眼鏡の平面図である。眼鏡は、跳ね上げ状態及びテンプルが開かれた状態を示す。
図1の眼鏡の右側面図である。上段は、非跳ね上げ状態を示す。中段は、跳ね上げ状態を示す。下段は、第一レンズを保持した保持枠の回転状態を示す。上段、中段及び下段は、テンプルが開かれた状態を示す。
図1の眼鏡の左側面図である。上段は、非跳ね上げ状態を示す。中段は、跳ね上げ状態を示す。下段は、第一レンズを保持した保持枠の回転状態を示す。上段、中段及び下段は、テンプルが開かれた状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。本発明は、以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に示す構成の一部は、省略し又は他の構成に置換してもよい。本発明は、他の構成を含んでもよい。図面は、本発明を理解するための説明図であり、設計図とは異なる。各図面は、他の図面との対応が正確ではない場合もある。二点鎖線は、想像線である。
(【0011】以降は省略されています)
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