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公開番号2024168751
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085676
出願日2023-05-24
発明の名称情報処理装置および撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/34 20210101AFI20241128BHJP(光学)
要約【課題】被写体に対する撮像素子の正対精度を向上させる。
【解決手段】情報処理装置105は、光学系106と撮像素子107を用いて被写体を撮像することで得られた第1画像のうち被写体が含まれる被写体領域を判定し、被写体領域内の複数箇所において、被写体に対する撮像素子の平行度合いに応じて変化する第1情報を取得する。第1情報に応じて上記平行度合いを調整するユーザに対するガイドとなる第2情報を生成し、被写体領域の画像と第2情報を含む第2画像を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光学系と撮像素子を用いて被写体を撮像することで得られた第1画像のうち前記被写体が含まれる被写体領域を判定する判定手段と、
前記被写体領域内の複数箇所において、前記被写体に対する前記撮像素子の平行度合いに応じて変化する第1情報を取得する取得手段と、
前記第1情報に応じて前記平行度合いを調整するユーザに対するガイドとなる第2情報を生成し、前記被写体領域の画像と前記第2情報を含む第2画像を出力する制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記第2画像における前記複数箇所のそれぞれに応じた位置に前記第2情報を配置することを特徴する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記判定手段は、前記第1画像における複数の位置において得られる、前記撮像素子からの距離に関する情報を用いて前記被写体領域を判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1情報は、前記被写体に対する前記光学系のフォーカス状態に関する情報または前記撮像素子から前記被写体までの距離に関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記撮像素子の複数の画素はそれぞれ、前記光学系の瞳のうち互いに異なる領域からの光を受光する複数の光電変換素子を有し、
前記取得手段は、前記複数の画素の前記複数の光電変換素子から出力された信号を用いて生成された対の像信号の位相差から前記第1情報を取得することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第2情報は、前記被写体に対する前記光学系のデフォーカス方向と合焦状態を示すことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2情報は、前記複数箇所における前記被写体に平行な位置からの前記撮像素子の距離を示すことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記第2画像を、画像の表示が可能な表示手段に出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第2画像は、前記被写体領域を強調する画像を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記被写体領域内の画素と前記第1画像の四隅の画素のいずれかとの間の長さを用いて前記第2情報を配置する位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像により得られる画像にUI(User Interface)となる情報を重畳させた画像を生成する情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
橋梁やトンネル等の構造物のメンテナンス用点検において、コンクリートのひび割れを検出する手法として、AI(Artificial Intelligence)を用いたものがある。具体的には、デジタルカメラ等の撮像装置により点検対象物を撮像し、撮像により得られた画像をディープラーニングによって学習されたひび割れ検出ネットワークに入力することでひび割れを検出する。この際、撮像装置内の撮像素子が点検対象物に正対した状態で撮像が行われないと、ひびを検出できなかったりひびの長さが正確に検出されなかったりすることがある。
【0003】
特許文献1には、被写体に対する測距結果からユーザが撮像素子を被写体に平行にするための正対情報をUIとして表示し、撮像素子のあおりを修正する方向をユーザに知らせるカメラが開示されている。特許文献2には、撮影画像においてユーザにより指定された領域に対する撮像素子の正対度合いを評価し、その結果に基づいて撮像素子のあおり角度を制御する撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平08-186757号公報
特許第6679779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の撮像装置では、撮像画角の一部にのみ被写体が入っている場合に被写体ではない領域での正対情報を表示する。このため、撮像素子と被写体を正対させる精度が低下する。また特許文献2の撮像装置では、正対度合いを評価する領域を撮像のたびにユーザが手動で設定する必要があるため、撮像に時間を要する。
【0006】
本発明は、被写体に対する撮像素子の正対精度を向上させることが可能な情報処理装置および撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての情報処理装置は、光学系と撮像素子を用いて被写体を撮像することで得られた第1画像のうち被写体が含まれる被写体領域を判定する判定手段と、被写体領域内の複数箇所において、被写体に対する撮像素子の平行度合いに応じて変化する第1情報を取得する取得手段と、第1情報に応じて上記平行度合いを調整するユーザに対するガイドとなる第2情報を生成し、被写体領域の画像と第2情報を含む第2画像を出力する制御手段とを有することを特徴とする。なお、上記情報処理装置を含む撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【0008】
また本発明の他の一側面としての情報処理方法は、光学系と撮像素子を用いて被写体を撮像することで得られた第1画像のうち被写体が含まれる被写体領域を判定するステップと、被写体領域内の複数箇所において、被写体に対する撮像素子の平行度合いに応じて変化する第1情報を取得するステップと、第1情報に応じて上記平行度合いを調整するユーザに対するガイドとなる第2情報を生成し、被写体領域の画像と第2情報を含む第2画像を出力するステップとを有することを特徴とする。なお、コンピュータに上記情報処理方法に従う処理を実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、被写体領域に限定して第1情報を取得して第2情報を生成することで、被写体に対する撮像素子の正対精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例としての撮像装置の構成を示すブロック図。
撮像素子の受光面の一部を示す図。
実施例における距離情報を算出する処理を示すフローチャート。
相関演算を示す図。
相関演算を示す別の図。
実施例1におけるオートフォーカス時に正対情報を表示する処理を示すフローチャート。
実施例1における被写体領域の判定を行う処理を示すフローチャート。
実施例1における被写体領域の強調表示の例を示す図。
実施例1における正対情報の配置を決定する処理を示すフローチャート。
実施例1における正対情報の配置を説明する図。
実施例1における正対情報の表示例を示す図。
実施例2におけるオートフォーカス時に正対情報を表示する処理を示すフローチャート。
実施例3におけるサブウインドウ表示を行う処理を示すフローチャート。
実施例3におけるサブウインドウ表示領域を決定する処理を示すフローチャート。
実施例3におけるサブウインドウ表示の例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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