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公開番号
2024172360
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090023
出願日
2023-05-31
発明の名称
空中表示装置
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
G02B
30/56 20200101AFI20241205BHJP(光学)
要約
【課題】不要像を低減させ、空中表示の視認性を向上することのできる空中表示装置を提供すること。
【解決手段】実施形態の空中表示装置は、面状発光体と、前記面状発光体の出射面側に配置され、空中表示する図形を表した貫通孔を有する再帰反射シートと、前記再帰反射シートの出射面側に配置されたハーフミラーとを備える。前記再帰反射シートと前記面状発光体との間に配置されたボトムシート群と、前記再帰反射シートの出射面側に配置され、前記再帰反射シートの貫通孔と同じ位置に貫通孔が設けられた第1の位相差シートと、前記ハーフミラーに代えて設けられた偏光シートとを更に備える。前記ボトムシート群は、吸収型偏光シートとルーバーシートとを含む。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
面状発光体と、
前記面状発光体の出射面側に配置され、空中表示する図形を表した貫通孔を有する再帰反射シートと、
前記再帰反射シートの出射面側に配置されたハーフミラーと、
を備え、
前記再帰反射シートと前記面状発光体との間に配置されたボトムシート群と、
前記再帰反射シートの出射面側に配置され、前記再帰反射シートの貫通孔と同じ位置に貫通孔が設けられた第1の位相差シートと、
前記ハーフミラーに代えて設けられた偏光シートと、
を更に備え、
前記ボトムシート群は、吸収型偏光シートとルーバーシートとを含む、
空中表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ボトムシート群は、視認側から、吸収型偏光シートと反射型偏光シートと位相差シートとが密着されたシート群が配置され、更にエアーギャップを介して、ルーバーシートが配置される、
請求項1に記載の空中表示装置。
【請求項3】
前記ボトムシート群は、視認側から、ルーバーシートが配置され、更にエアーギャップを介して、吸収型偏光シートと反射型偏光シートと位相差シートとが密着されたシート群が配置される、
請求項1に記載の空中表示装置。
【請求項4】
前記ボトムシート群は、視認側から、低反射シートとルーバーシートとが密着されたシート群が配置され、更にエアーギャップを介して、吸収型偏光シートと反射型偏光シートと位相差シートとが一体形成されたシート群が配置される、
請求項1に記載の空中表示装置。
【請求項5】
前記ボトムシート群は、視認側から、吸収型偏光シートとルーバーシートと反射型偏光シートと位相差シートとが密着されたシート群が配置される、
請求項1に記載の空中表示装置。
【請求項6】
前記ボトムシート群は、視認側から、低反射シートと吸収型偏光シートとルーバーシートと反射型偏光シートと位相差シートとが密着されたシート群が配置される、
請求項1に記載の空中表示装置。
【請求項7】
前記ハーフミラーに代えて設けられた偏光シートを含むトップシート群を備え、
前記トップシート群は、視認側から順に設けられる、光拡散シートと、反射型偏光シートと、吸収型偏光シートと、他の反射型偏光シートとを含む、
請求項1に記載の空中表示装置。
【請求項8】
前記ハーフミラーに代えて設けられた偏光シートを含むトップシート群を備え、
前記トップシート群は、視認側から順に設けられる、光拡散シートと、ハーフミラーと、吸収型偏光シートと、反射型偏光シートとを含む、
請求項1に記載の空中表示装置。
【請求項9】
前記ハーフミラーに代えて設けられた偏光シートを含むトップシート群を備え、
前記トップシート群は、視認側から順に設けられる、反射型偏光シートと、吸収型偏光シートと、他の反射型偏光シートとを含む、
請求項1に記載の空中表示装置。
【請求項10】
前記光拡散シートは、加飾印刷シート、印刷シート、拡散粘着剤層またはアンチグレアシートを含む、
請求項7または8に記載の空中表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空中表示装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、再帰反射シートやハーフミラーが用いられ、空中に画像を結像させる空中表示装置が提案されている(例えば、特許文献1、2等を参照)。
【0003】
また、出願人は、空中表示する図形を表した貫通孔を有する再帰反射シートを用いた空中表示装置を提案している(例えば、特許文献3等を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-81138号公報
特開2017-107165号公報
国際公開第2022/190493号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、貫通孔を有する再帰反射シートを用いた空中表示装置においては、表示対象となる空中表示以外に不要な像(不要像)が発生する場合があり、空中表示の視認性を低下させ、機器類のボタン等に応用した場合に使用者を混乱させる問題があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、不要像を低減させ、空中表示の視認性を向上することのできる空中表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る空中表示装置は、面状発光体と、前記面状発光体の出射面側に配置され、空中表示する図形を表した貫通孔を有する再帰反射シートと、前記再帰反射シートの出射面側に配置されたハーフミラーとを備える。前記再帰反射シートと前記面状発光体との間に配置されたボトムシート群と、前記再帰反射シートの出射面側に配置され、前記再帰反射シートの貫通孔と同じ位置に貫通孔が設けられた第1の位相差シートと、前記ハーフミラーに代えて設けられた偏光シートとを更に備える。前記ボトムシート群は、吸収型偏光シートとルーバーシートとを含む。
【0008】
本発明の一態様に係る空中表示装置は、不要像を低減させ、空中表示の視認性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、貫通孔を有する再帰反射シートを用いた空中表示装置の基本構成例を示す、表示面側から見た図である。
図2は、図1におけるX-X断面図である。
図3は、特に目立つ不要像の例を示す図である。
図4は、偏光構成が適用された空中表示装置の構成例を示す断面図である。
図5は、偏光構成において「奥」の不要像D3が発生する状態の例を示す図である。
図6は、再帰反射シートの構造例を示す部分的な断面図および正面図である。
図7は、再帰反射シートのプリズムのコーナーキューブでの入射光および反射光の例を示す図である。
図8は、再帰反射シートのプリズムのコーナーキューブの底面の三角形ABCに垂直に入射する光の反射可能な範囲を示す図である。
図9は、第1の実施形態にかかる空中表示装置の構成例を示す断面図(1)である。
図10は、第1の実施形態にかかる空中表示装置の構成例を示す断面図(2)である。
図11は、第1の実施形態にかかる空中表示装置の構成例を示す断面図(3)である。
図12は、第1の実施形態にかかる空中表示装置の構成例を示す断面図(4)である。
図13は、第1の実施形態にかかる空中表示装置の構成例を示す断面図(5)である。
図14は、比較例の空中表示装置を示す断面図である。
図15は、プリズムシートを通過した直後の配光イメージの例を示す図である。
図16は、ルーバーシートを通過した直後の配光イメージの例を示す図である。
図17は、斜めの視認角度(方位角φ、極角θ)の説明図である。
図18は、第2の実施形態にかかるトップシート群の構成例を示す断面図(1)である。
図19は、第2の実施形態にかかるトップシート群の構成例を示す断面図(2)である。
図20は、第2の実施形態にかかるトップシート群の構成例を示す断面図(3)である。
図21は、第2の実施形態にかかるトップシート群の構成例を示す断面図(4)である。
図22は、第2の実施形態にかかるトップシート群の構成例を示す断面図(5)である。
図23は、第2の実施形態にかかるトップシート群の構成例を示す断面図(6)である。
図24は、第2の実施形態にかかるトップシート群の構成例を示す断面図(7)である。
図25は、第2の実施形態にかかるトップシート群の構成例を示す断面図(8)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態に係る空中表示装置について図面を参照して説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、1つの実施形態や変形例に記載された内容は、原則として他の実施形態や変形例にも同様に適用される。
(【0011】以降は省略されています)
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