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公開番号2025012438
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115280
出願日2023-07-13
発明の名称光学フィルム及び画像表示装置
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 5/30 20060101AFI20250117BHJP(光学)
要約【課題】表示される画像の意匠性を向上できる光学フィルムを提供する。
【解決手段】光学フィルムの位相差層30は、コレステリック液晶化合物を含んでいる。位相差層30は、第1パターン領域31aと、第1方向Xにおいて、第1パターン領域31aに隣接して配置された第2パターン領域31bとを有している。第1パターン領域31aは、遅相軸の方向が互いに異なる複数の第1光軸パターン領域Pa1を有している。複数の第1光軸パターン領域Pa1は、第1方向Xに沿って配置されている。第2パターン領域31bは、遅相軸の方向が互いに異なる複数の第2光軸パターン領域Pa2を有している。複数の第2光軸パターン領域Pa2は、第1方向Xに沿って配置されている。第1パターン領域31aの幅W1は、第2パターン領域31bの幅W2の80%以下である。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
位相差層を備える光学フィルムであって、
前記位相差層は、コレステリック液晶化合物を含み、
前記位相差層は、第1パターン領域と、第1方向において、前記第1パターン領域に隣接して配置された第2パターン領域とを有し、
前記第1パターン領域は、遅相軸の方向が互いに異なる複数の第1光軸パターン領域を有し、
複数の前記第1光軸パターン領域は、前記第1方向に沿って配置され、
前記第2パターン領域は、遅相軸の方向が互いに異なる複数の第2光軸パターン領域を有し、
複数の前記第2光軸パターン領域は、前記第1方向に沿って配置され、
前記第1パターン領域の幅は、前記第2パターン領域の幅の80%以下である、光学フィルム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1パターン領域の幅及び前記第2パターン領域の幅は、20μm以下である、請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項3】
位相差層を備える光学フィルムであって、
前記位相差層は、コレステリック液晶化合物を含み、
前記位相差層は、第1パターン領域と、第1方向において、前記第1パターン領域に隣接して配置された第2パターン領域とを有し、
前記第1パターン領域は、遅相軸の方向が互いに異なる複数の第1光軸パターン領域を有し、
複数の前記第1光軸パターン領域は、前記第1方向に沿って配置され、
前記第2パターン領域は、遅相軸の方向が互いに異なる複数の第2光軸パターン領域を有し、
複数の前記第2光軸パターン領域は、前記第1方向とは異なる第2方向に沿って配置されている、光学フィルム。
【請求項4】
前記第1パターン領域の幅は、前記第2パターン領域の幅の80%以下である、請求項3に記載の光学フィルム。
【請求項5】
前記第1パターン領域の幅及び前記第2パターン領域の幅は、20μm以下である、請求項3に記載の光学フィルム。
【請求項6】
位相差層を備える光学フィルムであって、
前記位相差層は、コレステリック液晶化合物を含み、
前記位相差層は、前記コレステリック液晶化合物が所定のパターンで配置されたパターン領域と、前記コレステリック液晶化合物が所定のパターンで配置されていないベタ領域とを有し、
前記パターン領域は、遅相軸の方向が互いに異なる複数の光軸パターン領域を含む、光学フィルム。
【請求項7】
前記パターン領域の幅は、20μm以下である、請求項6に記載の光学フィルム。
【請求項8】
基材層と、
前記基材層に積層された配向膜とを更に備え、
前記基材層、前記配向膜及び前記位相差層は、この順に積層されている、請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項9】
前記配向膜は、UV硬化樹脂を含み、
前記配向膜に、前記遅相軸に対応する凹凸が形成されている、請求項8に記載の光学フィルム。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学フィルムと、
前記光学フィルムに積層された表示装置とを備える、画像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光学フィルム及び画像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
液晶化合物を用いた画像表示装置は、種々の分野で用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1には、第1のパターンで配列される第1の複数の液晶分子と、第2のパターンで配列される第2の複数の液晶分子とを有する、液晶層を含む光学デバイスが開示されている。また、特許文献1には、ナノインプリント技術を使用することにより、液晶分子を整合させることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2019-536100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、このような画像表示装置では、表示させる画像の意匠性を向上させることが求められている。
【0006】
本開示は、以上の点を考慮してなされたものであって、意匠性を向上させることが可能な、光学フィルム及び画像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施の形態は、以下の[1]~[10]に関する。
【0008】
[1]
位相差層を備える光学フィルムであって、
前記位相差層は、コレステリック液晶化合物を含み、
前記位相差層は、第1パターン領域と、第1方向において、前記第1パターン領域に隣接して配置された第2パターン領域とを有し、
前記第1パターン領域は、遅相軸の方向が互いに異なる複数の第1光軸パターン領域を有し、
複数の前記第1光軸パターン領域は、前記第1方向に沿って配置され、
前記第2パターン領域は、遅相軸の方向が互いに異なる複数の第2光軸パターン領域を有し、
複数の前記第2光軸パターン領域は、前記第1方向に沿って配置され、
前記第1パターン領域の幅は、前記第2パターン領域の幅の80%以下である、光学フィルム。
【0009】
[2]
前記第1パターン領域の幅及び前記第2パターン領域の幅は、20μm以下である、[1]に記載の光学フィルム。
【0010】
[3]
位相差層を備える光学フィルムであって、
前記位相差層は、コレステリック液晶化合物を含み、
前記位相差層は、第1パターン領域と、第1方向において、前記第1パターン領域に隣接して配置された第2パターン領域とを有し、
前記第1パターン領域は、遅相軸の方向が互いに異なる複数の第1光軸パターン領域を有し、
複数の前記第1光軸パターン領域は、前記第1方向に沿って配置され、
前記第2パターン領域は、遅相軸の方向が互いに異なる複数の第2光軸パターン領域を有し、
複数の前記第2光軸パターン領域は、前記第1方向とは異なる第2方向に沿って配置されている、光学フィルム。
(【0011】以降は省略されています)

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