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公開番号2024167453
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2021166147
出願日2021-10-08
発明の名称表示装置
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G02B 27/02 20060101AFI20241127BHJP(光学)
要約【課題】 画像光を走査して画像を生成する際の画像のボケを抑制する。
【解決手段】 表示装置1は、画像に係る画像光を反射する反射面10aを有する反射部材10と、反射面10aに対して位置決めされて配置されると共に、当該反射面10aに対して、出射方向を変えながら画像光を走査して出射する画像光出射部と、画像光の出射方向に応じて、反射面10aによる反射後の画像光が平行光となるように、画像光出射部から出射される画像光の焦点位置を変更する制御を行う制御部24とを含む画像光出射装置20と、を備える。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
画像に係る画像光を反射する反射面を有する反射部材と、
前記反射面に対して位置決めされて配置されると共に、当該反射面に対して、出射方向を変えながら画像光を走査して出射する画像光出射部と、
画像光の出射方向に応じて、前記反射面による反射後の画像光が平行光となるように、前記画像光出射部から出射される画像光の焦点位置を変更する制御を行う制御部と、
を備える表示装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記画像光出射部は、画像光の出射に用いられると共に画像光の進行方向に並べられた複数の光学素子を含み、
前記制御部は、前記複数の光学素子のうちの何れかを画像光の進行方向に移動させることで、画像光の焦点位置を変更する制御を行う、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記画像光出射部は、画像光を出射する光源と、当該光源から出射された画像光を走査するためのマイクロミラーとを更に含み、
前記複数の光学素子は、画像光の光路において、前記光源と前記マイクロミラーとの間に配置される請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記画像光出射部は、前記出射方向の範囲の中心の方向と前記反射面の正面の方向とが異なる位置に設けられる請求項1~3の何れか一項に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像光を走査して画像を生成するMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)スキャナを備える走査型表示装置が知られている。走査型表示装置は、例えば、車両のヘッドアップディスプレイに用いられる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-169691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の走査型表示装置は、ユーザの眼の部分に装着される表示装置、例えば、眼鏡型表示装置としても用いることができる。例えば、走査された画像光を、ユーザの眼前でホログラム又は凹面鏡等の反射部材によって反射させてユーザの眼に投射することで、ユーザに画像を認識させることができる。反射部材によって反射されてユーザに投射される画像光は平行光になることが望ましい。平行光になっていない画像光は、ユーザに、解像度が劣化したボケた部分として見えてしまう。
【0005】
ユーザの眼の部分に装着される表示装置では、画像光を出射する画像光出射装置を、反射部材の反射面の全ての位置から一定の距離の位置に配置することが困難である。例えば、画像光出射装置は、反射部材の反射面に対して斜めに画像光を入射する位置に配置される。このような配置において、画像光出射装置からの画像光の出射を一律に行うと、反射される画像光に平行光にならないものが生じる。そのため、ユーザに認識される画像の一部がボケてしまう。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、画像光を走査して画像を生成する際の画像のボケを抑制することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、画像に係る画像光を反射する反射面を有する反射部材と、反射面に対して位置決めされて配置されると共に、当該反射面に対して、出射方向を変えながら画像光を走査して出射する画像光出射部と、画像光の出射方向に応じて、反射面による反射後の画像光が平行光となるように、画像光出射部から出射される画像光の焦点位置を変更する制御を行う制御部と、を備える。
【0008】
本発明に係る表示装置では、制御部による制御によって、反射部材において反射される位置にかかわらず、反射部材によって反射される画像光が平行光となる。従って、本発明に係る表示装置によれば、画像光を走査して画像を生成する際の画像のボケを抑制することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像光を走査して画像を生成する際の画像のボケを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る表示装置の構成を模式的に示す図である。
実施形態に係る制御が行われない場合の画像光を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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