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公開番号2025101088
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217674
出願日2023-12-25
発明の名称仮想空間の管理装置
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06F 16/9035 20190101AFI20250630BHJP(計算;計数)
要約【課題】質問者と回答者のプライバシーを保護しながら、適切な回答者に対して感情を込めて質問することを可能にする。
【解決手段】仮想空間サーバ20は、管理部21a、受付部21b、選択部21c、及び移動部21dを有する。管理部21aは、仮想空間にログイン中であるか否かをユーザ毎に管理する。受付部21bは、仮想空間にログイン中の第1ユーザからの質問を受け付ける。選択部21cは、第1ユーザを除いた仮想空間にログイン中の複数のユーザうち、質問に回答する第2ユーザを、複数のユーザの属性と質問の内容とに基づいて選択する。移動部21dは、第1ユーザを表す第1アバターと第2ユーザを表す第2アバターのうちの一方のアバターを、他方のアバターの周囲へ瞬間移動させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
仮想空間にログイン中であるか否かをユーザ毎に管理する管理部と、
前記仮想空間にログイン中の第1ユーザからの質問を受け付ける受付部と、
前記第1ユーザを除いた前記仮想空間にログイン中の複数のユーザうち、前記質問に回答する第2ユーザを、前記複数のユーザの属性と前記質問の内容とに基づいて選択する選択部と、
前記第1ユーザを表す第1アバターと前記第2ユーザを表す第2アバターのうちの一方のアバターを、他方のアバターの周囲へ瞬間移動させる移動部と、
を有する、仮想空間の管理装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記属性は、ユーザの知見及びユーザの興味のうち少なくとも一方を含み、
前記仮想空間における各ユーザの発言の履歴に基づいて、知見及び興味の少なとも一方をユーザ毎に前記属性として推定する推定部を更に備え、
前記選択部は、前記質問の内容と前記複数のユーザの各属性との類似度に基づいて、前記第2ユーザを選択する、
請求項1に記載の仮想空間の管理装置。
【請求項3】
前記第2ユーザの候補となる候補ユーザが複数居る場合、前記選択部は、複数の前記候補ユーザの各々に前記質問を提示して回答の可否を問い合わせ、回答可能である旨を最先に返答した候補ユーザを前記第2ユーザとして選択する、請求項1に記載の仮想空間の管理装置。
【請求項4】
前記受付部は、前記質問とともに、前記仮想空間において前記質問に関する相談を行う場所に関する希望として質問者の位置又は回答者の位置の指定を前記第1ユーザから受け付け、
前記選択部は、前記質問とともに前記希望を複数の前記候補ユーザに提示し、
前記移動部は、前記第1ユーザにより指定された位置が質問者の位置であれば、前記第2アバターを前記第1アバターの周囲へ瞬間移動させる一方、前記第1ユーザにより指定された位置が回答者の位置であれば、前記第1アバターを前記第2アバターの周囲へ瞬間移動させる、請求項3に記載の仮想空間の管理装置。
【請求項5】
前記移動部は、前記仮想空間において前記質問に関する相談を行う場所に関する希望として質問者の位置が前記第2ユーザにより指定された場合には、前記第2アバターを前記第1アバターの周囲へ瞬間移動させる一方、前記相談を行う場所に関する希望として回答者の位置が前記第2ユーザにより指定された場合には、前記第1アバターを前記第2アバターの周囲へ瞬間移動させる、請求項3に記載の仮想空間の管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間の管理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザが質問者にも回答者にもなり得るシステムであって、特に双方向性及びリアルタイム性のある映像通信により、質問及び回答を行う情報問い合わせ処理システム、の発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-295328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の技術には、ユーザの姿の映像をそのまま送信したのではプライバシーの保護が図れず、当該映像にモザイク処理等の加工を施したのではユーザの表情又は身振り等に現れる感情の伝達に支障が生じる、という問題があった。
【0005】
そこで、本開示は、質問者と回答者のプライバシーを保護しながら、適切な回答者に対して感情を込めて質問することを可能にする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る仮想空間の管理装置は、仮想空間にログイン中であるか否かをユーザ毎に管理する管理部と、前記仮想空間にログイン中の第1ユーザからの質問を受け付ける受付部と、前記第1ユーザを除いた前記仮想空間にログイン中の複数のユーザうち、前記質問に回答する第2ユーザを、前記複数のユーザの属性と前記質問の内容とに基づいて選択する選択部と、前記第1ユーザを表す第1アバターと前記第2ユーザを表す第2アバターのうちの一方のアバターを、他方のアバターの周囲へ瞬間移動させる移動部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、質問者と回答者のプライバシーを保護しながら、適切な回答者に対して感情を込めて質問することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の管理装置の一実施形態に係る仮想空間サーバ20を含む通信システム1の構成を示すブロック図である。
ユーザ端末10の構成を示すブロック図である。
入力画面G1の一例を示す図である。
仮想空間サーバ20の構成を示すブロック図である。
管理テーブルTBLの構成例を示す図である。
処理装置230がプログラムPR2に従って実行する移動方法における処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(A.実施形態)
図1は、本開示の管理装置の一実施形態による仮想空間サーバ20を含む通信システム1の構成例を示すブロック図である。通信システム1において、仮想空間サーバ20は、有線又は無線により通信網NWに接続される。通信網NWは、例えばインターネット等の電気通信回線である。図1に示されるように、通信網NWには、仮想空間サーバ20の他に、ユーザ端末10(1)、10(2)、…10(j)が、夫々仮想空間サーバ20と通信可能に接続される。jは2以上の任意の整数である。
【0010】
ユーザ端末10(1)、10(2)、…10(j)は、ユーザU(1)、U(2)、…U(j)によって使用される。以下では、ユーザ端末10(1)、10(2)、…10(j)の各々を区別する必要が無い場合には、ユーザ端末10(1)、10(2)、…10(j)は、ユーザ端末10(k)と称される。kは1以上j以下の任意の整数である。また、ユーザU(1)、U(2)、…U(j)の各々を区別する必要が無い場合には、ユーザU(1)、U(2)、…U(j)はユーザU(k)と称される。
(【0011】以降は省略されています)

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