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公開番号
2025101478
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218348
出願日
2023-12-25
発明の名称
無線通信端末及び無線通信方法
出願人
株式会社NTTドコモ
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
76/40 20180101AFI20250630BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】所定の条件を満たした場合、迅速に適切なマルチキャストネットワークによる通信を開始できる無線通信端末及び無線通信方法を提供する。
【解決手段】無線通信端末200は、乗り物に搭載され、マルチキャストネットワークに接続する。無線通信端末200は、乗り物または無線通信端末200の状態を取得する状態取得部と、マルチキャストネットワークへの接続判定条件を取得する判定条件取得部と、状態取得部によって取得された状態が判定条件取得部によって取得された接続判定条件と合致するか否かを判定する接続判定部と、状態取得部によって取得された状態が接続判定条件と合致した場合、当該接続判定条件と対応付けられた所定マルチキャストネットワークへの接続を実行する接続制御部とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
乗り物に搭載され、マルチキャストネットワークに接続する無線通信端末であって、
前記乗り物または前記無線通信端末の状態を取得する状態取得部と、
前記マルチキャストネットワークへの接続判定条件を取得する判定条件取得部と、
前記状態取得部によって取得された前記状態が前記判定条件取得部によって取得された前記接続判定条件と合致するか否かを判定する接続判定部と、
前記状態が前記接続判定条件と合致した場合、前記接続判定条件と対応付けられた所定マルチキャストネットワークへの接続を実行する接続制御部と
を備える無線通信端末。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記接続判定部は、前記乗り物が存在し得る所定場所を示す場所情報に基づいて、前記状態が前記接続判定条件と合致するか否かを判定する請求項1に記載の無線通信端末。
【請求項3】
前記接続判定部は、前記所定場所の周辺の状態を示す周辺情報に基づいて、前記状態が前記接続判定条件と合致するか否かを判定する請求項2に記載の無線通信端末。
【請求項4】
前記接続判定部は、前記乗り物の属性を示す属性情報に基づいて、前記状態が前記接続判定条件と合致するか否かを判定する請求項1に記載の無線通信端末。
【請求項5】
前記接続制御部は、前記接続判定部によって前記状態が前記接続判定条件と合致しないと判定された場合、前記マルチキャストネットワークを制御するサーバに対して、前記所定マルチキャストネットワークとは異なる新規マルチキャストネットワークの設定要求を送信する請求項1に記載の無線通信端末。
【請求項6】
乗り物に搭載され、マルチキャストネットワークに接続する無線通信端末による無線通信方法であって、
前記乗り物または前記無線通信端末の状態を取得するステップと、
前記マルチキャストネットワークへの接続判定条件を取得するステップと、
前記状態が前記接続判定条件と合致するか否かを判定するステップと、
前記状態が前記接続判定条件と合致した場合、前記接続判定条件と対応付けられた所定マルチキャストネットワークへの接続を実行するステップと
を含む無線通信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、マルチキャストネットワークに接続する無線通信端末、及び無線通信方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、いわゆるコネクテッドカーに関する技術開発が盛んである。例えば、車車間通信(V2V)に関して、交差点に進入する自動車(車両)間の無線リンク確立を容易にする技術が知られている(特許文献1)。具体的には、特許文献1には、車両に搭載される無線通信装置が、インフラストラクチャモードのアクセスポイントとして動作し、車両の前方に向けて電波を送受信する通信回路と、インフラストラクチャモードのステーションとして動作し、車両の前方に向けて電波を送受信する通信回路とを備えることが開示されている。
【0003】
また、車車間通信において、マルチキャストアドレスを利用したメンバ募集信号を送信することによって、周囲に位置する車両(無線通信端末)をグルーピングする技術が知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-18362号公報
特開2021-165993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
マルチキャストネットワーク(IPマルチキャスト)は、Internet Protocol(IP)のデータグラムを特定の複数受信者に対して一度に送信できるが、サーバは、マルチキャストネットワークに接続し得る全ての通信端末のうち、条件に合致する端末(例えば、特定の交差点付近に位置する車両に搭載されている通信端末)を選択してグルーピングする必要がある。
【0006】
車車間通信のようにグループに属する無線通信端末が時々刻々変化する場合、端末のグルーピングを制御するサーバの負荷が高くなり、接続遅延が増大する。このため、特に低遅延が要求される車車間通信などに対する従来のIPマルチキャスト方式の適用は現実的でない。
【0007】
そこで、以下の開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、所定の条件を満たした場合、迅速に適切なマルチキャストネットワークによる通信を開始できる無線通信端末及び無線通信方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様は、乗り物に搭載され、マルチキャストネットワークに接続する無線通信端末(無線通信端末200)であって、前記乗り物または前記無線通信端末の状態を取得する状態取得部(状態取得部210)と、前記マルチキャストネットワークへの接続判定条件を取得する判定条件取得部(判定条件取得部220)と、前記状態取得部によって取得された前記状態が前記判定条件取得部によって取得された前記接続判定条件と合致するか否かを判定する接続判定部(接続判定部230)と、前記状態が前記接続判定条件と合致した場合、前記接続判定条件と対応付けられた所定マルチキャストネットワークへの接続を実行する接続制御部(接続制御部240)とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。
図2は、無線通信システム10におけるマルチキャストネットワークへの接続形態の例を示す図である。
図3は、無線通信端末200の機能ブロック構成図である。
図4は、無線通信端末200のマルチキャストネットワークへの接続動作フローを示す図である。
図5は、場所情報、属性情報及び周辺情報の例を示す図である。
図6は、無線基地局100及び無線通信端末200のハードウェア構成の一例を示す図である。
図7は、車両30の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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