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公開番号2025102908
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2025060959,2022556330
出願日2025-04-02,2020-10-22
発明の名称端末、無線通信方法、基地局及びシステム
出願人株式会社NTTドコモ
代理人インフォート弁理士法人
主分類H04W 72/1268 20230101AFI20250701BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マルチ送受信ポイント(TRP)が用いられる場合であってもUL(Uplink)送信を適切に制御する端末、無線通信方法、基地局及びシステムを提供する。
【解決手段】次世代移動通信システムにおいて、ユーザ端末20は、制御リソースセット(CORESET)プールインデックスが複数のCORESETにそれぞれ設定される場合に、上りリンク共有チャネル(PUSCH)をスケジュールする複数DCIを受信する受信部と、前記複数DCIのそれぞれのサウンディング参照信号リソース識別子(SRI)フィールドのビット数を、複数DCIの夫々を検出したCORESETのCORESETプールインデックスに関連付けられたSRSリソースセットに含まれるSRSリソースの数に基づいて判断し、SRIフィールド及びCORESETプールインデックスに基づいて、PUSCHのための空間関係情報を決定する制御部と、を有する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
制御リソースセット(COntrol REsource SET(CORESET))プールインデックスが複数のCORESETにそれぞれ設定される場合に、上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel(PUSCH))をスケジュールする複数DCIを受信する受信部と、
前記複数DCIのそれぞれのサウンディング参照信号リソース識別子(Sounding Reference Signal(SRS) Resource Indicator(SRI))フィールドのビット数を、前記複数DCIのそれぞれを検出したCORESETのCORESETプールインデックスに関連付けられたSRSリソースセットに含まれるSRSリソースの数に基づいて判断し、
前記SRIフィールド及び前記CORESETプールインデックスに基づいて、前記PUSCHのための空間関係情報を決定する制御部と、を有する端末。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記PUSCHの送信は、ノンコードブックベース送信であり、
前記PUSCHの送信のためのプリコーダは、前記空間関係情報に基づいて決定される請求項1に記載の端末。
【請求項3】
制御リソースセット(COntrol REsource SET(CORESET))プールインデックスが複数のCORESETにそれぞれ設定される場合に、上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel(PUSCH))をスケジュールする複数DCIを受信するステップと、
前記複数DCIのそれぞれのサウンディング参照信号リソース識別子(Sounding Reference Signal(SRS) Resource Indicator(SRI))フィールドのビット数を、前記複数DCIのそれぞれを検出したCORESETのCORESETプールインデックスに関連付けられたSRSリソースセットに含まれるSRSリソースの数に基づいて判断するステップと、
前記SRIフィールド及び前記CORESETプールインデックスに基づいて、前記PUSCHのための空間関係情報を決定するステップと、を有する端末の無線通信方法。
【請求項4】
制御リソースセット(COntrol REsource SET(CORESET))プールインデックスが複数のCORESETにそれぞれ設定される場合に、上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel(PUSCH))をスケジュールする複数DCIを端末に送信する送信部と、
前記複数DCIのそれぞれのサウンディング参照信号リソース識別子(Sounding Reference Signal(SRS) Resource Indicator(SRI))フィールドのビット数は、前記複数DCIのそれぞれを検出したCORESETのCORESETプールインデックスに関連付けられたSRSリソースセットに含まれるSRSリソースの数に基づいて判断され、
前記端末によって前記SRIフィールド及び前記CORESETプールインデックスに基づいて決定される空間関係情報に基づく前記PUSCHを受信する受信部と、を有する基地局。
【請求項5】
端末及び基地局を含むシステムであって、
前記端末は、
制御リソースセット(COntrol REsource SET(CORESET))プールインデックスが複数のCORESETにそれぞれ設定される場合に、上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel(PUSCH))をスケジュールする複数DCIを受信する受信部と、
前記複数DCIのそれぞれのサウンディング参照信号リソース識別子(Sounding Reference Signal(SRS) Resource Indicator(SRI))フィールドのビット数を、前記複数DCIのそれぞれを検出したCORESETのCORESETプールインデックスに関連付けられたSRSリソースセットに含まれるSRSリソースの数に基づいて判断し、
前記SRIフィールド及び前記CORESETプールインデックスに基づいて、前記PUSCHのための空間関係情報を決定する制御部と、を有し、
前記基地局は、
前記複数DCIを端末に送信する送信部と、
前記PUSCHを受信する受信部と、を有するシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、次世代移動通信システムにおける端末、無線通信方法、基地局及びシステムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)ネットワークにおいて、更なる高速データレート、低遅延などを目的としてLong Term Evolution(LTE)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTE(Third Generation Partnership Project(3GPP) Release(Rel.)8、9)の更なる大容量、高度化などを目的として、LTE-Advanced(3GPP Rel.10-14)が仕様化された。
【0003】
LTEの後継システム(例えば、5th generation mobile communication system(5G)、5G+(plus)、6th generation mobile communication system(6G)、New Radio(NR)、3GPP Rel.15以降などともいう)も検討されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP TS 36.300 V8.12.0 “Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2 (Release 8)”、2010年4月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
NRでは、1つ又は複数の送受信ポイント(Transmission/Reception Point(TRP))(マルチTRP)を用いる通信が検討されている。
【0006】
しかしながら、既存のRel.15/16の仕様を用いてマルチTRP向けの送信を行おうとすると、性能、スケジューリングの柔軟性などが制限されることが問題となる。したがって、既存のRel.15/16の仕様に従うと、M-TRPにわたるUL送信が適切に行われず、スループットの低下又は通信品質が劣化するおそれがある。
【0007】
そこで、本開示は、マルチTRPが用いられる場合であってもUL送信を適切に制御できる端末、無線通信方法、基地局及びシステムを提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る端末は、制御リソースセット(COntrol REsource SET(CORESET))プールインデックスが複数のCORESETにそれぞれ設定される場合に、上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel(PUSCH))をスケジュールする複数DCIを受信する受信部と、前記複数DCIのそれぞれのサウンディング参照信号リソース識別子(Sounding Reference Signal(SRS) Resource Indicator(SRI))フィールドのビット数を、前記複数DCIのそれぞれを検出したCORESETのCORESETプールインデックスに関連付けられたSRSリソースセットに含まれるSRSリソースの数に基づいて判断し、前記SRIフィールド及び前記CORESETプールインデックスに基づいて、前記PUSCHのための空間関係情報を決定する制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様によれば、マルチTRPが用いられる場合であってもUL送信を適切に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1A及び1Bは、PUSCHの繰り返し送信の一例を示す図である。
図2A及び2Bは、無効シンボルパターンの一例を示す図である。
図3A及び3Bは、ノミナル繰り返し(Nominal repetitions)と、実際の繰り返し(Actual repetitions)の一例を示す図である。
図4は、マルチTRPにおけるPUSCHの繰り返し送信の一例を示す図である。
図5A及び5Bは、既存のRel.15/16の仕様を用いてM-TRP向けの送信を行おうとする場合の問題の一例を示す図である。
図6は、実施形態2.1にかかるPUSCHのSRIの制御の一例を示す図である。
図7は、実施形態2.1にかかるPUSCHのSRIの制御の別の一例を示す図である。
図8は、実施形態2.2にかかるPUSCHのSRIの制御の一例を示す図である。
図9A及び9Bは、実施形態3.1にかかるSRSリソースセット及びSRSリソースの構成の一例を示す図である。
図10は、実施形態3.2にかかるSRSリソースセット及びSRSリソースの構成の一例を示す図である。
図11は、一実施形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。
図12は、一実施形態に係る基地局の構成の一例を示す図である。
図13は、一実施形態に係るユーザ端末の構成の一例を示す図である。
図14は、一実施形態に係る基地局及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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