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公開番号2025099932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216933
出願日2023-12-22
発明の名称物品貸出装置および物品貸出方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06Q 30/0645 20230101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】同一の物品を、利用時のユーザの体験という観点で差別化する。
【解決手段】身体に装着して使用される物品の貸出サービスを提供する物品貸出装置10は、管理部111、および表示制御部115を備える。管理部111は、仕様が同一の複数の物品を一意に識別する識別情報、貸し出された物品の利用時にユーザが体験した幸運に関する体験情報、および貸出可能であることを示す状態情報を対応付けて管理する。表示制御部115は、貸出を希望するユーザが第1の仕様の物品の貸出を申し込む画面において、第1の仕様に該当する貸出可能な物品のうち、管理部111によって体験情報が管理されている1以上の物品が存在する場合、体験情報に基づいて、1以上の物品の各々について、幸運の程度を表示する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
同一の物品を識別する識別情報と物品の利用時にユーザが体験した体験情報とを対応付けて管理する管理部と、
ユーザが物品の貸出を申し込む画面において、物品毎に前記体験情報に基づいて幸運の程度を表示する表示制御部と、
を備える、物品貸出装置。
続きを表示（約 790 文字）【請求項２】
前記識別情報は、仕様が同一の複数の物品を一意に識別する情報であり、
前記管理部は、物品が貸出可能であることを示す状態情報を前記識別情報と前記体験情報とに対応付けて管理し、
前記表示制御部は、前記画面において前記ユーザにより指定された仕様に該当する貸出可能な物品のうち、前記管理部によって前記体験情報が管理されている１以上の物品が存在する場合、前記体験情報に基づいて、前記１以上の物品の各々について、幸運の程度を表示する、
請求項１に記載の物品貸出装置。
【請求項３】
前記体験情報は、物品の利用時にユーザが体験した幸運なエピソードの内容を表す情報であり、
前記表示制御部は、物品の利用時に発生した幸運なエピソードの内容を物品毎に表示する、
請求項１に記載の物品貸出装置。
【請求項４】
前記体験情報は、物品の利用時にユーザが体験した幸運なエピソードの内容を表す情報であり、
前記体験情報に基づいて前記幸運の程度を算出する算出部を更に備える、
請求項１に記載の物品貸出装置。
【請求項５】
前記表示制御部は、前記幸運の程度の降順に並べたリスト形式で物品を表す情報を前記画面に表示する、
請求項１に記載の物品貸出装置。
【請求項６】
前記体験情報の取得に応じて前記体験情報の投稿元のユーザにインセンティブを付与するインセンティブ付与部を更に備える、
請求項１に記載の物品貸出装置。
【請求項７】
同一の物品を識別する識別情報と物品の利用時にユーザが体験した体験情報とを対応付けて管理し、
ユーザが物品の貸出を申し込む画面において、物品毎に前記体験情報に基づいて幸運の程度を表示する、
物品貸出方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、物品貸出装置および物品貸出方法に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ユーザに対して貸し出す物品を推奨するシステムが使用されてきた。例えば、特許文献１には、振袖の貸与を受けたユーザが投稿を行い、その投稿が公開されるシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－０５７２６５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
振袖は、仕様が同一の他の振袖が存在しない所謂一点モノの物品であることが一般的である。このため、特許文献１に開示の技術では、仕様が同一の複数の物品の各々を、例えば貸出先のユーザが物品の利用時に体験した幸運または不運なエピソード等の体験内容に基づいて差別化することはできなかった。
【０００５】
そこで本開示は、同一の物品を、利用時のユーザの体験という観点で差別化できる、物品貸出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様に係る物品貸出装置は、同一の物品を識別する識別情報と物品の利用時にユーザが体験した体験情報とを対応付けて管理する管理部と、ユーザが物品の貸出を申し込む画面において、物品毎に前記体験情報に基づいて幸運の程度を表示する表示制御部と、を備える。
【０００７】
また、本開示の一態様に係る物品貸出方法は、同一の物品を識別する識別情報と物品の利用時にユーザが体験した体験情報とを対応付けて管理し、ユーザが物品の貸出を申し込む画面において、物品毎に前記体験情報に基づいて幸運の程度を表示する。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、同一の物品を、利用時のユーザの体験という観点で差別化できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示の第１実施形態に係る物品貸出装置１０Ａを含むシステム１Ａの構成を示すブロック図である。
ユーザ端末２０の構成を示すブロック図である。
物品貸出装置１０Ａの構成を示すブロック図である。
第１管理テーブルＴＢＬ１の内容を模式的に示す図である。
第２管理テーブルＴＢＬ２の内容を模式的に示す図である。
画面Ｇ１の一例を示す図である。
画面Ｇ２の一例を示す図である。
処理装置１１がプログラムＰＧ１Ａに従って実行する物品貸出方法における処理の流れを示すフローチャートである。
本開示の第２実施形態に係る物品貸出装置１０Ｂを含むシステム１Ｂの構成を示すブロック図である。
物品貸出装置１０Ｂの構成を示すブロック図である。
本開示の第３実施形態に係る物品貸出装置１０Ｃを含むシステム１Ｃの構成を示すブロック図である。
物品貸出装置１０Ｃの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
（Ａ．第１実施形態）
（Ａ－１：システム構成）
図１は、実施形態に係るシステム１Ａの構成を示すブロック図である。システム１Ａは、物品貸出装置１０Ａと、複数のユーザ端末２０（２０－１～２０－ｎ、ｎは２以上の整数）とを含む。ユーザ端末２０は、ユーザＵ（Ｕ－１～Ｕ－ｎ）が使用する。物品貸出装置１０Ａと、ユーザ端末２０とは、ネットワークＮを介して接続されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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