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公開番号
2025102941
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2025061728,2022546824
出願日
2025-04-03,2020-09-04
発明の名称
端末、基地局及び通信方法
出願人
株式会社NTTドコモ
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04W
16/28 20090101AFI20250701BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】無線通信システムにおいて、初期アクセスを効率良く実行することができる。
【解決手段】
端末は、受信ビームフォーミングを順次切り替えて、同期信号のみから構成される第1の信号を基地局から受信する受信部と、前記第1の信号の測定結果に基づいて、適用する受信ビームフォーミングを決定する制御部と、を有し、前記受信部は、前記決定された受信ビームフォーミングを適用して、PBCH(Physical broadcast channel)のみから構成される第2の信号を前記基地局から受信し、前記制御部は、前記第2の信号を用いて同期及びセルサーチを実行し、前記第1の信号の受信と前記決定された受信ビームフォーミングを用いる前記第2の信号の受信とを周期的に交互に繰り返す。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
受信ビームフォーミングを順次切り替えて、同期信号のみから構成される第1の信号を基地局から受信する受信部と、
前記第1の信号の測定結果に基づいて、適用する受信ビームフォーミングを決定する制御部と、を有し、
前記受信部は、前記決定された受信ビームフォーミングを適用して、PBCH(Physical broadcast channel)のみから構成される第2の信号を前記基地局から受信し、
前記制御部は、前記第2の信号を用いて同期及びセルサーチを実行し、
前記第1の信号の受信と前記決定された受信ビームフォーミングを用いる前記第2の信号の受信とを周期的に交互に繰り返す、端末。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記第1の信号は、シンボルごとに異なる送信ビームフォーミングが適用される請求項1記載の端末。
【請求項3】
シンボルごとに異なる送信ビームフォーミングを適用して、同期信号のみから構成される第1の信号を端末に送信し、送信ビームフォーミングを順次切り替えて、PBCH(Physical broadcast channel)のみから構成される第2の信号を前記端末に送信する送信部と、
前記第2の信号の測定結果を示す情報を前記端末から受信する受信部と、
前記測定結果を示す情報に基づいて、適用する送信ビームフォーミングを決定する制御部と、を有し、
前記第1の信号の送信と前記決定された送信ビームフォーミングを用いる前記第2の信号の送信とを周期的に交互に繰り返す、基地局。
【請求項4】
端末により実行される通信方法であって、
受信ビームフォーミングを順次切り替えて、同期信号のみから構成される第1の信号を基地局から受信するステップと、
前記第1の信号の測定結果に基づいて、適用する受信ビームフォーミングを決定するステップと、
前記決定された受信ビームフォーミングを適用して、PBCH(Physical broadcast channel)のみから構成される第2の信号を前記基地局から受信するステップと、
前記第2の信号を用いて同期及びセルサーチを実行するステップと、を備え、
前記第1の信号の受信と前記決定された受信ビームフォーミングを用いる前記第2の信号の受信とを周期的に交互に繰り返す、通信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システムにおける端末、基地局及び通信方法に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
LTE(Long Term Evolution)の後継システムであるNR(New Radio)(「5G」ともいう。)においては、要求条件として、大容量のシステム、高速なデータ伝送速度、低遅延、多数の端末の同時接続、低コスト、省電力等を満たす技術が検討されている(例えば非特許文献1)。
【0003】
NRリリース17では、従来のリリース(例えば非特許文献2)よりも高い周波数帯を使用することが検討されている。例えば、52.6GHzから71GHzまでの周波数帯における、サブキャリア間隔、チャネル帯域幅等を含む適用可能なニューメロロジ、物理レイヤのデザイン、実際の無線通信において想定される障害等が検討されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP TS 38.300 V16.2.0(2020-07)
3GPP TS 38.306 V16.1.0(2020-07)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ミリ波帯のような従来よりも高い周波数帯を使用する通信では、伝搬損失がより大きくなる。そこで、例えば多素子アンテナを用いた高密度のビーム(fine beam)によって損失を軽減することが必要である。一方で、ビームの密度を高くする場合、カバーできる領域は狭くなるため、ビームの密度が高くなればなるほど候補となるビーム数は増大する。そのため、初期アクセスにおいて順次ビームを切り替えながら(beam sweeping)受信状況に応じて使用するビームを決定するとき、許容できないオーバヘッド及び遅延が発生することが想定される。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、無線通信システムにおいて、初期アクセスを効率良く実行することができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示の技術によれば、受信ビームフォーミングを順次切り替えて、同期信号のみから構成される第1の信号を基地局から受信する受信部と、前記第1の信号の測定結果に基づいて、適用する受信ビームフォーミングを決定する制御部と、を有し、前記受信部は、前記決定された受信ビームフォーミングを適用して、PBCH(Physical broadcast channel)のみから構成される第2の信号を前記基地局から受信し、前記制御部は、前記第2の信号を用いて同期及びセルサーチを実行し、前記第1の信号の受信と前記決定された受信ビームフォーミングを用いる前記第2の信号の受信とを周期的に交互に繰り返す端末が提供される。
【発明の効果】
【0008】
開示の技術によれば、無線通信システムにおいて、初期アクセスを効率良く実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例(1)を示す図である。
本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例(2)を示す図である。
ハイブリッドビームフォーミングの例を示す図である。
初期アクセスの例を説明するためのシーケンス図である。
SSBの例を示す図である。
SSバーストセットの例を示す図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントの例を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ1用信号の構成例(1)を示す図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ1用信号の構成例(2)を示す図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2用信号の構成例(1)を示す図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2用信号の構成例(2)を示す図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2用信号の構成例(3)を示す図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ1の例を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2の例を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメント送信モード1の例(1)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメント送信モード1の例(2)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメント送信モード1の例(3)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメント送信モード2の例(1)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメント送信モード2の例(2)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメント送信モード2の例(3)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメント送信モード3の例(1)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメント送信モード3の例(2)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメント送信モード3の例(3)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ1用信号のマッピングの例(1)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ1用信号のマッピングの例(2)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ1用信号のマッピングの例(3)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ1用信号のマッピングの例(4)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ1用信号のマッピングの例(5)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ1用信号のマッピングの例(6)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ1用信号のマッピングの例(7)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2用信号のマッピングの例(1)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2用信号のマッピングの例(2)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2用信号のマッピングの例(3)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2用信号のマッピングの例(4)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2用信号のマッピングの例(5)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2用信号のマッピングの例(6)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2用信号のマッピングの例(7)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2用信号のマッピングの例(8)を説明するための図である。
本発明の実施の形態におけるビームマネジメントステージ2用信号のマッピングの例(9)を説明するための図である。
本発明の実施の形態における基地局10の機能構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態における端末20の機能構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態における基地局10又は端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
(【0011】以降は省略されています)
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