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公開番号2025094031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2025041239,2022522457
出願日2025-03-14,2020-05-14
発明の名称端末
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人,個人
主分類H04J 99/00 20090101AFI20250617BHJP(電気通信技術)
要約【課題】最適化の対象とする指標に応じた適切な時間領域の圧縮率を設定し得る端末を提供する。
【解決手段】端末は、複数のシンボルによって構成されるスロットを送受信する。端末は、シンボルの時間領域に適用される圧縮係数を設定する。端末は、複数の異なる指標のそれぞれと対応付けられた圧縮係数を設定する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
複数のシンボルによって構成されるスロットを送受信する送受信部と、
下りリンク制御情報に基づいて、前記シンボルの時間領域に適用される圧縮係数を設定する制御部と
を備え、
ターゲット指標と対応付けられた、複数の異なる前記圧縮係数が規定されており、
前記下りリンク制御情報には、前記ターゲット指標毎の前記圧縮係数を通知するフィールドが設けられる端末。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、無線通信を実行する端末、特に、Faster-Than-Nyquist(FTN)伝送など、時間領域の圧縮をサポートする端末に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、5th generation mobile communication system(5G、New Radio(NR)またはNext Generation(NG)とも呼ばれる)を仕様化し、さらに、Beyond 5G、5G Evolution或いは6Gと呼ばれる次世代の仕様化も進めている。
【0003】
3GPPのRelease 15(NR)の仕様では、無線フレーム(10ms)は、複数のサブフレーム(1ms)によって構成されること、及びスロットは、14シンボルによって構成されることが規定されている(非特許文献1)。
【0004】
また、現在のNRの仕様は、ナイキストレートに基づいており、Faster-Than-Nyquist(FTN)伝送をサポートしていない。FTNは、ナイキストレートよりも高速なレートでシンボルを多重することによって、ナイキストレート伝送に比較して周波数利用効率(SE)を向上することができる(非特許文献2)。
【0005】
具体的には、FTNは、シンボル間干渉(ISI:Inter-Symbol Interference)及びサブキャリア間干渉(ICI:Inter-subCarrier Interference)を許容して、シンボル及び/またはサブキャリアを高密度に多重することによって周波数利用効率を改善する。
【0006】
また、52.6GHzを超え、71GHzまでをサポートするNRについても検討が進められている(非特許文献3)。さらに、Beyond 5G、5G Evolution或いは6G(Release-18以降)は、71GHzを超える周波数帯もサポートすることを目標としている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
3GPP TS 38.211 V15.8.0, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; NR; Physical channels and modulation(Release 15)、3GPP、2019年12月
H. Lin, N. Lahbabi, P. Siohan and X. Jiang, "An efficient FTN implementation of the OFDM/OQAM system", 2015 IEEE International Conference on Communications (ICC), London, 2015, pp. 4787-4792
"New WID on Extending current NR operation to 71 GHz", RP-193229, 3GPP TSG RAN Meeting #86, 3GPP, 2019年12月
【発明の概要】
【0008】
52.6GHzを超えるような高周波数帯域を用いる場合、位相雑音及び伝搬損失の増大が問題となる。また、ピーク対平均電力比(PAPR)及びパワーアンプの非線形性に対してより敏感となる。
【0009】
このような問題を考慮すると、時間領域(time domain)におけるFTNと、Discrete Fourier Transform - Spread Orthogonal Frequency Division Multiplexing(DFT-s-OFDM)とを組み合わせることが考えられる。これにより、周波数利用効率とPAPRとの改善を両立し得る。
【0010】
しかしながら、FTNによる時間領域の圧縮率(圧縮係数と呼ばれてもよい)の最適値は、最適化の対象とする指標(例えば、PAPR、スループットなど)によって異なり得る。
(【0011】以降は省略されています)

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