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公開番号
2024176206
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094579
出願日
2023-06-08
発明の名称
高出力レーザ用反射ミラー
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
主分類
G02B
5/08 20060101AFI20241212BHJP(光学)
要約
【課題】ミラーに接する保持機構での熱吸収を軽減することができる高出力レーザ用反射ミラーを得ること。
【解決手段】高出力レーザ用反射ミラー10は、ウェッジ基板1と、ウェッジ基板1の光が入射する側の面に形成されていて任意の波長のレーザ光を反射し特定の反射率入射角特性を持つ第1のコーティング膜2と、ウェッジ基板1の光が入射する側の面と反対側の面に形成されていて任意の波長のレーザ光を反射する第2のコーティング膜3とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ウェッジ基板と、
前記ウェッジ基板の光が入射する側の面に形成されていて任意の波長のレーザ光を反射し特定の反射率入射角特性を持つ第1のコーティング膜と、
前記ウェッジ基板の前記光が入射する側の面と反対側の面に形成されていて任意の波長のレーザ光を反射する第2のコーティング膜と
を備えることを特徴とする高出力レーザ用反射ミラー。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記ウェッジ基板は、不要光を任意の方向へ反射する
ことを特徴とする請求項1に記載の高出力レーザ用反射ミラー。
【請求項3】
チップチルトミラーマウントと、
不要な反射光を吸収するビームダンパと
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の高出力レーザ用反射ミラー。
【請求項4】
前記ビームダンパは、前記第1のコーティング膜の前面に配置される
ことを特徴とする請求項3に記載の高出力レーザ用反射ミラー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、高出力レーザ用反射ミラーに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のチップチルトミラーは、一般的に、ミラーとチップチルトマウントとで構成される。ミラーの入射面には、全反射膜が施されている。通常、ミラーの裏面は、粗し面又は研磨面となっており、この裏面とチップチルトマウントとは接着されている。このため、裏面からの透過光は裏面とチップチルトマウントとの接着面に入射し、殆どの光は熱に変換される。特許文献1は、誘電多層膜構造を有する赤外遮蔽フィルムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6112112号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のチップチルトミラーの全反射膜の透過量は約1000ppmであって、全反射膜の吸収量は10ppm以下であるので、全反射膜の透過量は全反射膜の吸収量に対して約2桁大きい。そのため、全反射膜を透過した全ての光が接着面で吸収されると、反射面に大きな熱歪みが発生し、レーザ光のビーム品質が劣化することが懸念される。また、チップチルトマウントの中心部を空洞化することは難しく、ミラーに入射した光を裏面側から抜き出す従来の熱歪み軽減方法を使用することは困難である。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、ミラーに接する保持機構での熱吸収を軽減することができる高出力レーザ用反射ミラーを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る高出力レーザ用反射ミラーは、ウェッジ基板と、ウェッジ基板の光が入射する側の面に形成されていて任意の波長のレーザ光を反射し特定の反射率入射角特性を持つ第1のコーティング膜と、ウェッジ基板の光が入射する側の面と反対側の面に形成されていて任意の波長のレーザ光を反射する第2のコーティング膜とを有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る高出力レーザ用反射ミラーは、ミラーに接する保持機構での熱吸収を軽減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る高出力レーザ用反射ミラーの外観を模式的に示す図
実施の形態に係る高出力レーザ用反射ミラーが有する第1のコーティング膜の反射率入射角特性の例を示す図
実施の形態に係る高出力レーザ用反射ミラーのウェッジ角度と光線の進行角度とを説明するための図
実施例を説明するための図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、実施の形態に係る高出力レーザ用反射ミラーを図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
実施の形態.
図1は、実施の形態に係る高出力レーザ用反射ミラー10の外観を模式的に示す図である。高出力レーザ用反射ミラー10は、ウェッジミラーである。高出力レーザ用反射ミラー10は、ウェッジ基板1と、ウェッジ基板1の光が入射する側の面に形成されている第1のコーティング膜2とを有する。第1のコーティング膜2は、任意の波長のレーザ光を反射し特定の反射率入射角特性を持つ。高出力レーザ用反射ミラー10は、ウェッジ基板1の光が入射する側の面と反対側の面に形成されている第2のコーティング膜3を更に有する。第2のコーティング膜3は、任意の波長のレーザ光を反射する。ウェッジ基板1は、不要光を任意の方向へ反射する。
(【0011】以降は省略されています)
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