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公開番号
2024129491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038728
出願日
2023-03-13
発明の名称
光輝塗膜及びカバー
出願人
豊田合成株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G02B
5/28 20060101AFI20240919BHJP(光学)
要約
【課題】赤外線透過性を有しつつ、光輝外観を有することができる。
【解決手段】光輝塗膜12は、赤外線透過性のベース樹脂21とベース樹脂21に添加されたフィラー22とを含む。フィラー22は、第1誘電体層と、第1誘電体層よりも屈折率の低い第2誘電体層とが交互且つ多層に積層されてなり、可視光を反射する一方、赤外線を透過させるコールドミラー薄膜である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
赤外線透過性のベース樹脂と前記ベース樹脂に添加されたフィラーとを含む光輝塗膜であって、
前記フィラーは、第1誘電体層と、前記第1誘電体層よりも屈折率の低い第2誘電体層とが交互且つ多層に積層されてなり、可視光を反射する一方、赤外線を透過させるコールドミラー薄膜である、
光輝塗膜。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
粒子感の指標のG値が、3以上、11以下であり、
入射角が45°であり、受光角が25°であるときの明度の指標であるL*値をL*(25°)値とするとき、
前記L*(25°)値が、20以上100以下である、
請求項1に記載の光輝塗膜。
【請求項3】
前記G値が、3以上、6以下であり、
前記L*(25°)値が、80以上、100以下である、
請求項2に記載の光輝塗膜。
【請求項4】
前記G値が、7以上、12以下であり、
前記L*値(25°)が、20以上、60以下である、
請求項2に記載の光輝塗膜。
【請求項5】
入射角が45°であり、受光角が45°であるときの明度の指標であるL*値をL*(45°)値とするとき、
前記L*(45°)値が、10以上、50以下である、
請求項2に記載の光輝塗膜。
【請求項6】
波長が900nmである赤外線の透過率が60%以上である、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光輝塗膜。
【請求項7】
透明基材と、
前記透明基材上に設けられた請求項1に記載の光輝塗膜と、
前記光輝塗膜における前記透明基材とは反対側の面に設けられ、可視光の透過を阻止する可視光カット層と、を備える、
カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光輝塗膜及びカバーに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電磁波透過性を有する光輝塗装樹脂製品が開示されている。この光輝塗装樹脂製品は、樹脂基材と、樹脂基材上に設けられた光輝性塗膜とを有する。光輝性塗膜は、アルミニウムからなる扁平状の光輝材を含む塗料を樹脂基材上に塗装することにより形成されており、ミリ波透過性を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-30075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の光輝塗装樹脂製品の場合、塗膜中にアルミニウムからなる光輝材が配合されているために、800nm~3000nmの波長の赤外線が光輝材によって反射される。このため、赤外線透過性が低下するという問題がある。
【0005】
したがって、赤外線透過性を有しつつ、光輝外観を有する光輝塗膜及びカバーが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための光輝塗膜及びカバーの各態様を記載する。
[態様1]
赤外線透過性のベース樹脂と前記ベース樹脂に添加されたフィラーとを含む光輝塗膜であって、前記フィラーは、第1誘電体層と、前記第1誘電体層よりも屈折率の低い第2誘電体層とが交互且つ多層に積層されてなり、可視光を反射する一方、赤外線を透過させるコールドミラー薄膜である、光輝塗膜。
【0007】
同構成によれば、フィラーは可視光を反射するコールドミラー薄膜であるので、フィラーによって可視光が反射されることで光輝塗膜は光輝外観を有する。また、フィラーは赤外線を透過させる光学薄膜であるので、光輝塗膜の意匠性を高めるべくフィラーの配合割合を高めた場合であっても、赤外線の透過率がほとんど低下しない。
【0008】
また、上記構成によれば、コールドミラー薄膜を構成する第1誘電体層及び第2誘電体層の積層数を適宜設定することにより、フィラーによる可視光の反射率、すなわち光輝外観と、及び赤外線の透過率とを容易に調整することができる。
【0009】
したがって、赤外線透過性を有しつつ、光輝外観を有することができる。
[態様2]
粒子感の指標であるG値が、3以上、11以下であり、入射角が45°であり、受光角が25°であるときの明度の指標であるL*値をL*(25°)値とするとき、前記L*(25°)値が、20以上100以下である、態様1に記載の光輝塗膜。
【0010】
同構成によれば、赤外線透過性を有しつつ、特にシルバー調あるいはメタリック調の光輝塗膜を具現化することができる。
[態様3]
前記G値が、3以上、6以下であり、前記L*(25°)値が、80以上、100以下である、態様2に記載の光輝塗膜。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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