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公開番号
2024128395
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023037348
出願日
2023-03-10
発明の名称
画像照射装置
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
個人
主分類
G02F
1/13357 20060101AFI20240913BHJP(光学)
要約
【課題】画像生成ユニットによって生成される表示用画像を画像表示部に映し出すように構成された画像照射装置において、そのコストを抑制した上で明るい表示用画像を生成可能とする。
【解決手段】画像生成ユニット20として、液晶パネル22およびこれに光を照射する発光素子24を備えた構成とする。その際、発光素子24は、フレキシブルプリント配線板32が貼付されたヒートシンク26に搭載された構成とする。これにより、従来のように導電層が形成されたアルミ基板上に発光素子24が搭載された構成を採用しなくても発光素子24の放熱を図ることができるようにする。その上で、フレキシブルプリント配線板32に対して液晶パネル22および発光素子24が電気的に接続された構成とする。これにより画像生成ユニット20の構成簡素化を図るようにする。そしてこれにより画像照射装置のコストを抑制した上で明るい表示用画像を生成可能とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
画像生成ユニットによって生成される表示用画像を画像表示部に映し出すように構成された画像照射装置において、
上記画像生成ユニットは、液晶パネルと上記液晶パネルに光を照射する発光素子とを備えており、
上記発光素子は、フレキシブルプリント配線板が貼付されたヒートシンクに搭載されており、
上記液晶パネルおよび上記発光素子は、上記フレキシブルプリント配線板に対して電気的に接続されている、ことを特徴とする画像照射装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
上記液晶パネルは、パネル本体と上記パネル本体から延びる給電用基板とを備えており、
上記給電用基板は、異方性導電膜を介して上記フレキシブルプリント配線板と電気的に接続されている、ことを特徴とする請求項1記載の画像照射装置。
【請求項3】
上記発光素子は、上記ヒートシンクに直接搭載された状態で、金属線を介してフレキシブルプリント配線板と電気的に接続されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の画像照射装置。
【請求項4】
上記発光素子は、上記フレキシブルプリント配線板に搭載された状態で、リフローによって上記フレキシブルプリント配線板と電気的に接続されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の画像照射装置。
【請求項5】
上記液晶パネルは、パネル本体と上記パネル本体から延びる給電用基板とを備えており、
上記給電用基板は、コネクタを介して上記フレキシブルプリント配線板と電気的に接続されており、
上記コネクタは、上記フレキシブルプリント配線板に搭載された状態で、リフローによって上記フレキシブルプリント配線板と電気的に接続されている、ことを特徴とする請求項1記載の画像照射装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、画像生成ユニットによって生成される表示用画像を画像表示部に映し出すように構成された画像照射装置に関するものである。
続きを表示(約 970 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、車載用の画像照射装置として、車室内に配置された状態で、フロントウインドウ(すなわちウインドシールド)やその車室内側に配置された透光板等の画像表示部に表示用画像を映し出すように構成されたものが知られている。
【0003】
「特許文献1」には、このような画像照射装置において、上記表示用画像を生成するための画像生成ユニットの構成として、液晶パネルとこの液晶パネルに光を照射する発光素子とを備えたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-152316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような画像照射装置において、明るい表示用画像を画像表示部に映し出すためには、その画像生成ユニットの構成として高出力の発光素子を備えたものとすることが必要となるが、このようにした場合には発光素子が発熱しやすくなってしまう。
【0006】
これに対し、発光素子の発熱を抑制するため、その点灯回路を構成する導電層がアルミ基板上に形成された構成とした上で、このアルミ基板がヒートシンクに支持された構成とすることが考えられる。
【0007】
しかしながら、このように画像生成ユニットとしてアルミ基板を備えた構成とした場合には、画像照射装置が高コストなものとなってしまう。
【0008】
このような課題は、車載用以外の画像照射装置においても同様に生じ得る課題である。
【0009】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、画像生成ユニットによって生成される表示用画像を画像表示部に映し出すように構成された画像照射装置において、そのコストを抑制した上で明るい表示用画像を生成することができる画像照射装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願発明は、画像生成ユニットとして所定のフレキシブルプリント配線板を備えた構成とすることにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
(【0011】以降は省略されています)
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