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公開番号2024163736
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079589
出願日2023-05-12
発明の名称車両用表示装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G02B 27/01 20060101AFI20241115BHJP(光学)
要約【課題】光学部品を固定するためのスペースを削減可能な車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置1は、車両100に設けられたウインドシールド103に投影される表示画像を表示光として出射するバックライトユニット5と、バックライトユニットから出射された表示光を反射させる平面ミラー8と、平面ミラー8を収容可能な平面ミラー収容スペース51を有するアッパーケース50と、平面ミラー収容スペース51に収容された平面ミラー8をアッパーケース50に対して押圧するインナーケース40と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設けられた被投影部材に投影される表示画像を表示光として出射する表示器と、
前記表示器から出射された前記表示光を反射させる第1光学部品と、
前記第1光学部品を収容可能なスペースを有する第1ケースと、
前記スペースに収容された前記第1光学部品を前記第1ケースに対して押圧する第2ケースと、
を備えた車両用表示装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記第1光学部品と前記第2ケースとの間に弾性部材を備えた、
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
外部から到来した外光が前記表示器に至る第1光路上であって、前記表示器から前記第1光学部品に至る第2光路を避けた位置に、遮光壁を備えた、
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記表示器、前記第1光学部品、前記第1ケース、及び前記第2ケースを覆い、開口部を有する筐体と、
前記第1光学部品で反射された前記表示光を反射させる第2光学部品と、を備え、
前記第2光学部品で反射した前記表示光は、前記開口部を通って前記被投影部材に到達する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動車等の車両には、ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)等の車両用表示装置を搭載するものがある。車両用表示装置は、例えば、表示器に表示される表示画像を、反射ミラー等の光学系を介してウインドシールドやコンバイナ等に投影することで、ドライバに虚像として視認させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-160754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両用表示装置において利用される平面ミラーを固定する方法として、クリップ止めが採用されている。しかしながら、各固定部品は、設置にあたってクリアランスを要するため、平面ミラーを固定するためのスペースを車両用表示装置内に確保する必要があった。このようなスペースは、車両用表示装置の大型化を招く要因となり得る。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、光学部品を固定するためのスペースを削減可能な車両用表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両用表示装置は、下記を特徴としている。
車両に設けられた被投影部材に投影される表示画像を表示光として出射する表示器と、
前記表示器から出射された前記表示光を反射させる第1光学部品と、
前記第1光学部品を収容可能なスペースを有する第1ケースと、
前記スペースに収容された前記第1光学部品を前記第1ケースに対して押圧する第2ケースと、
を備えた車両用表示装置。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両用表示装置の小型化が可能であるともに、光学部品の汚れ等を防止することができる。
【0008】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、車両用表示装置を搭載した車両の概略構成を示す模式図である。
図2は、車両用表示装置の概略構成を示す模式図である。
図3は、実施形態に係る車両用表示装置のアッパーケースであって、下方から視認したアッパーケースの斜視図である。
図4は、上方から視認した車両用表示装置の分解斜視図である。
図5は、変形例において、上方から視認したアッパーケースの斜視図である。
図6は、車両用表示装置の概略構成を示す模式図であって、外光がバックライトユニットに到達する状況を示す。
図7は、車両用表示装置における外光の光路を示す模式図である。
図8は、他の実施形態に係る車両用表示装置における外光の光路を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る車両用表示装置について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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