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公開番号
2024117232
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-29
出願番号
2023023215
出願日
2023-02-17
発明の名称
ファイバ集合体
出願人
株式会社フジクラ
代理人
個人
主分類
G02B
6/44 20060101AFI20240822BHJP(光学)
要約
【課題】 光通信部材に接続される場合において、特定のマルチコアファイバを識別し得るファイバ集合体を提供する。
【解決手段】
複数のコア11a~11d及びそれぞれのコア11a~11dを囲うクラッド12を含む2以上のマルチコアファイバ10a~10dが束ねられたテープ心線Tは、特定のマルチコアファイバ10aにおける特定のコア11aの光学特性が、他のマルチコアファイバ10b~10dにおけるマルチコアファイバ10aの特定のコア11aに対応するコア11aの光学特性と異なる。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のコア及びそれぞれの前記コアを囲うクラッドを含む2以上のマルチコアファイバが束ねられたファイバ集合体であって、
特定の前記マルチコアファイバにおける特定の前記コアの光学特性が、他の前記マルチコアファイバにおける特定の前記コアに対応する前記コアの光学特性と異なる
ことを特徴とするファイバ集合体。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
複数のコア及びそれぞれの前記コアを囲うクラッドを含む複数のマルチコアファイバが束ねられたファイバ集合体であって、
2以上の前記マルチコアファイバが束ねられた複数のファイバ束を備え、
特定の前記ファイバ束の特定の前記マルチコアファイバにおける特定の前記コアの光学特性が、他の前記ファイバ束における特定の前記マルチコアファイバに対応する前記マルチコアファイバにおける特定の前記コアに対応する前記コアの光学特性と異なる
ことを特徴とするファイバ集合体。
【請求項3】
特定の前記コアの数は複数であり、
前記光学特性は、複数の前記コアの特定波長の光の損失に基づいて求められる所定値である
ことを特徴とする請求項1または2に記載のファイバ集合体。
【請求項4】
特定の前記コアは、特定の前記マルチコアファイバの全ての前記コアである
ことを特徴とする請求項3項に記載のファイバ集合体。
【請求項5】
前記特定波長は、通信波長帯域以外の波長である
ことを特徴とする請求項3項に記載のファイバ集合体。
【請求項6】
前記特定波長は、前記通信波長帯域より短い
ことを特徴とする請求項5項に記載のファイバ集合体。
【請求項7】
前記特定波長は、1360nm以上1460nm以下である
ことを特徴とする請求項3に記載のファイバ集合体。
【請求項8】
前記特定波長は、800nm以上950nm以下である
ことを特徴とする請求項3に記載のファイバ集合体。
【請求項9】
特定の前記マルチコアファイバは、複数の光ファイバ部の端部が互いに接続されて成り、
特定の前記マルチコアファイバにおける前記光ファイバ部同士の接続部での光の損失が、他の前記マルチコアファイバにおける特定の前記マルチコアファイバの前記接続部に対応する位置での光の損失と異なる
ことを特徴とする請求項1に記載のファイバ集合体。
【請求項10】
特定の前記マルチコアファイバは、複数の光ファイバ部の端部が互いに接続されて成り、
特定の前記マルチコアファイバにおける前記光ファイバ部同士の接続部での光の損失が、特定の前記マルチコアファイバに対応する前記マルチコアファイバにおける特定の前記マルチコアファイバの前記接続部に対応する位置での光の損失と異なる
ことを特徴とする請求項2に記載のファイバ集合体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ファイバ集合体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
光ファイバ通信装置の伝送容量増大を実現するために、導波路としての複数のコアの外周が1つのクラッドにより囲まれたマルチコアファイバを用いて、それぞれのコアを伝搬する光により、複数の信号を伝送させることが知られている。下記特許文献1には、このようなマルチコアファイバを束ねたファイバ集合体としてのテープ心線が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-173514号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなファイバ集合体では、他のファイバ集合体等といった光通信部材に接続される場合において、特定のマルチコアファイバを識別したいとの要望がある。
【0005】
そこで、本発明は、光通信部材に接続される場合において、特定のマルチコアファイバを識別し得るファイバ集合体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様1は、複数のコア及びそれぞれの前記コアを囲うクラッドを含む2以上のマルチコアファイバが束ねられたファイバ集合体であって、特定の前記マルチコアファイバにおける特定の前記コアの光学特性が、他の前記マルチコアファイバにおける特定の前記コアに対応する前記コアの光学特性と異なることを特徴とするファイバ集合体である。
【0007】
態様1によれば、光通信部材に接続される場合において、コアの光学特性を調べることで、特定のマルチコアファイバを識別し得る。光学特性は、例えば、OTDR(Optical Time Domain Reflectometer)、OFDR(Optical Frequency Domain Reflectometry)、OLTS(Optical Loss Test Sets)等による測定結果に基づいて測定できる。
【0008】
本発明の態様2は、複数のコア及びそれぞれの前記コアを囲うクラッドを含む複数のマルチコアファイバが束ねられたファイバ集合体であって、2以上の前記マルチコアファイバが束ねられた複数のファイバ束を備え、特定の前記ファイバ束の特定の前記マルチコアファイバにおける特定の前記コアの光学特性が、他の前記ファイバ束における特定の前記マルチコアファイバに対応する前記マルチコアファイバにおける特定の前記コアに対応する前記コアの光学特性と異なることを特徴とするファイバ集合体である。
【0009】
態様2によれば、態様1と同様にして、光通信部材に接続される場合において、光学特性を調べることで、特定のマルチコアファイバを識別し得、その結果、特定のファイバ束を識別し得る。
【0010】
本発明の態様3は、特定の前記コアの数は複数であり、前記光学特性は、複数の前記コアの特定波長の光の損失に基づいて求められる所定値であることを特徴とする態様1または2のファイバ集合体である。
(【0011】以降は省略されています)
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