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公開番号
2025002125
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102066
出願日
2023-06-21
発明の名称
調光セル、調光部材及び移動体
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G02F
1/1339 20060101AFI20241226BHJP(光学)
要約
【課題】重力に起因した液晶溜まりの発生を抑制し、且つ外観を向上した調光セルを提供する。
【解決手段】調光セル20は、第1基材24及び第1電極25を含む第1層21と、第2基材26及び第2電極27を含む第2層22と、第1層21と第2層22との間に配置されたシール材31と、第1層21と第2層22との間のシール材31によって囲まれたシール領域SAに配置された液晶層23及びスペーサ32と、を含む。シール領域SAは、第1シール領域SA1と、第1シール領域SA1に隣接する第2シール領域SA2と、を含む。第1シール領域SA1におけるスペーサ32に面積割合は、第2シール領域SA2におけるスペーサ32の面積割合よりも大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1基材及び第1電極を含む第1層と、
第2基材及び第2電極を含む第2層と、
前記第1層と前記第2層との間に配置されたシール材と、
前記第1層と前記第2層との間の前記シール材によって囲まれたシール領域に配置された液晶層及びスペーサと、を備える調光セルであって、
前記シール領域は、第1シール領域と、前記第1シール領域よりも上方に位置する第2シール領域と、を含み、
前記第1シール領域における前記スペーサの面積割合は、前記第2シール領域における前記スペーサの面積割合よりも大きい、調光セル。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記第1シール領域の面積は、前記第2シール領域の面積よりも小さい、請求項1に記載の調光セル。
【請求項3】
第1基材及び第1電極を含む第1層と、
第2基材及び第2電極を含む第2層と、
前記第1層と前記第2層との間に配置されたシール材と、
前記第1層と前記第2層との間の前記シール材によって囲まれたシール領域に配置された液晶層及びスペーサと、を備える調光セルであって、
前記シール領域は、第1シール領域と、前記第1シール領域よりも上方に位置する第2シール領域と、を含み、
前記第1シール領域の面積は、前記第2シール領域の面積よりも小さく、
前記第1シール領域における前記スペーサの合計面積は、前記第2シール領域における前記スペーサの合計面積よりも大きい、調光セル。
【請求項4】
前記第1シール領域はグラデーション領域を含み、
前記グラデーション領域において、前記スペーサの面積は、下方に向けて増加している、請求項1又は3に記載の調光セル。
【請求項5】
前記スペーサは二次元配列されている、請求項1又は3に記載の調光セル。
【請求項6】
前記スペーサは、前記第1層及び前記第2層に接合されている、請求項1又は3に記載の調光セル。
【請求項7】
前記第1シール領域の上端と下端との間の距離は、前記調光セルの上端と下端との間の距離の25%以下である、請求項1又は3に記載の調光セル。
【請求項8】
前記スペーサは前記第2シール領域に配置されていない、請求項1又は3に記載の調光セル。
【請求項9】
互いに対向する第1基板及び第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に配置された請求項1又は3に記載の調光セルと、を備える、調光部材。
【請求項10】
請求項9に記載の調光部材を備える、移動体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、調光セル、調光部材及び移動体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているように、シール領域に配置されたスペーサを含む調光セルが知られている。スペーサは、液晶溜まりに起因した液晶層の厚さのばらつきを抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/039573号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
鉛直方向に立てて配置される調光セルにおいて、重力に起因した液晶溜まりの発生を抑制することが求められている。一方で、スペーサに起因した外観の劣化を抑制することも求められている。本開示は、重力に起因した液晶溜まりの発生を抑制し、且つ外観を向上した調光セルの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施の形態による第1の調光セルは、
第1基材及び第1電極を含む第1層と、
第2基材及び第2電極を含む第2層と、
前記第1層と前記第2層との間に配置されたシール材と、
前記第1層と前記第2層との間の前記シール材によって囲まれたシール領域に配置された液晶層及びスペーサと、を備える調光セルであって、
前記シール領域は、第1シール領域と、前記第1シール領域よりも上方に位置する第2シール領域と、を含み、
前記第1シール領域における前記スペーサの面積割合は、前記第2シール領域における前記スペーサの面積割合よりも大きい。
【0006】
本開示の一実施の形態による第2の調光セルは、
第1基材及び第1電極を含む第1層と、
第2基材及び第2電極を含む第2層と、
前記第1層と前記第2層との間に配置されたシール材と、
前記第1層と前記第2層との間の前記シール材によって囲まれたシール領域に配置された液晶層と、
前記シール領域に配置され、前記第1層及び前記第2層の少なくともいずれか一方の層に接続したスペーサと、を備える調光セルであって、
前記シール領域は、第1シール領域と、前記第1シール領域よりも上方に位置する第2シール領域と、を含み、
前記第1シール領域の面積は、前記第2シール領域の面積よりも小さく、
前記第1シール領域における前記スペーサの合計面積は、前記第2シール領域における前記スペーサの合計面積よりも大きい。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、調光セルにおいて重力に起因した液晶溜まりの発生を抑制し、且つ外観を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施の形態による調光セルを含む調光部材の正面図である。
図2は、図1の調光部材の下端部における断面図である。
図3は、図1の調光セルの第1シール領域の拡大正面図である。
図4は、図1の調光部材を含む移動体の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施の形態は、次の[1]~[11]に関する。
【0010】
[1] 第1基材及び第1電極を含む第1層と、
第2基材及び第2電極を含む第2層と、
前記第1層と前記第2層との間に配置されたシール材と、
前記第1層と前記第2層との間の前記シール材によって囲まれたシール領域に配置された液晶層及びスペーサと、を備える調光セルであって、
前記シール領域は、第1シール領域と、前記第1シール領域よりも上方に位置する第2シール領域と、を含み、
前記第1シール領域における前記スペーサの面積割合は、前記第2シール領域における前記スペーサの面積割合よりも大きい、調光セル。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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