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公開番号2024120496
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023027320
出願日2023-02-24
発明の名称光成端箱
出願人日本通信電材株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類G02B 6/46 20060101AFI20240829BHJP(光学)
要約【課題】 アダプタを固定するとともに、防水性も有する固定部材を備えた、光成端箱を提供する。
【解決手段】
光成端箱は、筐体と、外部からの光コネクタが装着されるとともに、前記筐体の端部から内部へ第一方向に延在するアダプタと、前記端部から前記内部へ前記第一方向に延在するとともに、前記アダプタを前記筐体に固定する固定部材と、を備える。前記固定部材は、前記第一方向に延在するとともに、前記端部において前記アダプタを露出させる開口部を有する、ベース部と、前記第一方向に垂直な第二方向に前記ベース部から延在する第一フランジと、前記第二方向に前記ベース部から延在するとともに、前記第一方向において前記第一フランジよりも前記内部に配置され、前記第一フランジと平行に設けられる第二フランジと、を有する。前記第一フランジにおける前記筐体の外側を向く面が、前記筐体に接するとともに、前記第二フランジにおける前記筐体の内側を向く面が、前記筐体に接する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
外部からの光コネクタが装着されるとともに、前記筐体の端部から前記筐体の内部へ、前記光コネクタが装着される方向である第一方向に延在するアダプタと、
前記端部から前記内部へ前記第一方向に延在するとともに、前記アダプタを前記筐体に固定する固定部材と、を備え、
前記固定部材は、
前記第一方向に延在するとともに、前記筐体の前記端部において前記アダプタを露出させる開口部を有する、ベース部と、
前記第一方向に垂直な第二方向に前記ベース部から延在する第一フランジと、
前記第二方向に前記ベース部から延在するとともに、前記第一方向において前記第一フランジよりも前記内部に配置され、前記第一フランジと平行に設けられる第二フランジと、を有し、
前記ベース部は、前記第一フランジよりも前記内部に近い部分において前記アダプタを保持し、
前記第一フランジにおける前記筐体の外側を向く面が、前記筐体に接するとともに、前記第二フランジにおける前記筐体の内側を向く面が、前記筐体に接する、光成端箱。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記ベース部は、前記第一フランジと前記第二フランジの間で前記アダプタを保持する、請求項1に記載の光成端箱。
【請求項3】
前記固定部材は、前記ベース部から前記筐体の前記内部へ、前記第一方向に突出するとともに、前記アダプタの基端部を覆うカバー部をさらに有する、請求項1に記載の光成端箱。
【請求項4】
前記光成端箱は、前記内部に、前記第一方向に延在するとともに、前記光成端箱内の内部アダプタを保持する保持板を、さらに備え、
前記第二方向から見たとき、前記カバー部は、前記ベース部と前記保持板の間において、前記アダプタの前記基端部を覆うように設けられている、請求項3に記載の光成端箱。
【請求項5】
前記固定部材は硬質樹脂で形成されている、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光成端箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光成端箱に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、外部からの光ファイバケーブルを、コネクタを介して他の光ファイバケーブルに接続するコード接続部を備える、光成端箱を開示している。コード接続部は、コネクタが装着されるアダプタを備える。
【0003】
特許文献2は、中継アダプタと係合するアダプタ係合部を備える、光成端箱を開示している。アダプタ係合部は、中継アダプタの装着位置を挟んだその両側位置に設けられ、中継アダプタの周辺両側に設けられた鍔がアダプタ係合部の対向隙間に入り込むことで、中間アダプタが係止される。
【0004】
特許文献3は、アダプタを複数並べて保持するアダプタパネルを備えた、光成端箱を開示している。この光成端箱では、光成端箱の端部に設けられた第一のアダプタパネル固定位置、または第一のアダプタパネル固定位置よりも内側に設けられた第二のアダプタパネル固定位置のいずれかに、アダプタパネルは固定される。アダプタパネルが第一のアダプタパネルに固定される場合、成端箱のカバーが装着された状態でもアダプタパネルは露出するため、使用者はコネクタの接続先を確認することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平7-016902号公報
実用新案登録第3181286号公報
特開2020-134742号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、コネクタが接続されるアダプタは、接続作業を行いやすくするために、光成端箱の端部に設けられる場合がある。しかしながら、光成端箱の端部に、筐体とは別体であるアダプタが設けられると、筐体とアダプタの間から水が浸入してしまう場合がある。
【0007】
本開示は、アダプタを固定するとともに、防水性も有する固定部材を備えた、光成端箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の光成端箱は、
筐体と、
外部からの光コネクタが装着されるとともに、前記筐体の端部から前記筐体の内部へ、前記光コネクタが装着される方向である第一方向に延在するアダプタと、
前記端部から前記内部へ前記第一方向に延在するとともに、前記アダプタを前記筐体に固定する固定部材と、を備え、
前記固定部材は、
前記第一方向に延在するとともに、前記筐体の前記端部において前記アダプタを露出させる開口部を有する、ベース部と、
前記第一方向に垂直な第二方向に前記ベース部から延在する第一フランジと、
前記第二方向に前記ベース部から延在するとともに、前記第一方向において前記第一フランジよりも前記内部に配置され、前記第一フランジと平行に設けられる第二フランジと、を有し、
前記ベース部は、前記第一フランジよりも前記内部に近い部分において前記アダプタを保持し、
前記第一フランジにおける前記筐体の外側を向く面が、前記筐体に接するとともに、前記第二フランジにおける前記筐体の内側を向く面が、前記筐体に接する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、アダプタを固定するとともに、防水性も有する固定部材を備えた、光成端箱を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の一実施形態に係る光成端箱の斜視図である。
図2は、図1の光成端箱のアダプタに外部からの光コネクタが装着された状態を示す、光成端箱の斜視図である。
図3は、図2のIII-III線の位置における光成端箱の内部を示す平面図である。
図4は、固定部材の斜視図である。
図5は、固定部材の底面図である。
図6は、図5のVI-VI線断面を斜めから見た、固定部材の斜視断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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