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公開番号2024120416
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023027203
出願日2023-02-24
発明の名称レンズ鏡筒及び撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/08 20210101AFI20240829BHJP(光学)
要約【課題】各ズームポジションにおける第1レンズと第2レンズの相対倒れを抑制可能なレンズ鏡筒を提供すること。
【解決手段】レンズ鏡筒は、第1カム溝と第2カム溝とが形成され、光軸を中心として回転可能なカム筒と、第1カム溝に係合する第1カムフォロアを備え、カム筒の回転に応じて光軸に沿って移動する第1保持部材と、第2カム溝に係合する第2カムフォロアを備え、カム筒の回転に応じて光軸に沿って移動する第2保持部材と、第1保持部材に対する傾きを調整可能に保持される第1筒部材と、第1保持部材を光軸に沿って移動可能に案内するガイド部材とを有し、ガイド部材は、第1保持部材と第2保持部材の一方に保持され、第1保持部材と第2保持部材の他方に挿通される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1カム溝と第2カム溝とが形成され、光軸を中心として回転可能なカム筒と、
前記第1カム溝に係合する第1カムフォロアを備え、前記カム筒の回転に応じて前記光軸に沿って移動する第1保持部材と、
前記第2カム溝に係合する第2カムフォロアを備え、前記カム筒の回転に応じて前記光軸に沿って移動する第2保持部材と、
前記第1保持部材に対する傾きを調整可能に保持される第1筒部材と、
前記第1保持部材を前記光軸に沿って移動可能に案内するガイド部材とを有し、
前記ガイド部材は、前記第1保持部材と前記第2保持部材の一方に保持され、前記第1保持部材と前記第2保持部材の他方に挿通されることを特徴とするレンズ鏡筒。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記第1保持部材に対する前記第1筒部材の傾きを調整するための第1調整部材を更に有し、
前記第1筒部材は、光軸方向において、第1端部の側で第1レンズを保持し、第2端部の側で前記第1調整部材を保持することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項3】
前記第2保持部材に対する偏芯を調整可能に保持される第2筒部材を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項4】
前記第2保持部材に対する前記第2筒部材の偏芯を調整するための第2調整部材を更に有することを特徴とする請求項3に記載のレンズ鏡筒。
【請求項5】
前記第1筒部材は、前記第1保持部材に対する偏芯を調整可能に保持されることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項6】
前記第1保持部材に対する前記第1筒部材の傾きと偏芯とを調整するための第1調整部材を更に有することを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒。
【請求項7】
前記第2保持部材に対する傾きと偏芯とを調整可能に保持される第2筒部材を更に有することを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒。
【請求項8】
前記第2保持部材に対する前記第2筒部材の傾きと偏芯とを調整するための第2調整部材を更に有することを特徴とする請求項7に記載のレンズ鏡筒。
【請求項9】
前記ガイド部材は、前記第2保持部材に保持され、前記第1保持部材に挿通されることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項10】
前記第2保持部材の周方向における回転を規制するサブガイド部材と、
前記サブガイド部材に対して前記第2保持部材を付勢する付勢部材とを更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ鏡筒及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レンズの傾き等を調整する調整機構が設けられたレンズ鏡筒が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-97254号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のレンズ鏡筒では、所定のズームポジションでの第1レンズと第2レンズの相対倒れを抑制しつつ、別のズームポジションでの第1レンズと第2レンズの相対倒れを抑制することは困難である。
【0005】
本発明は、各ズームポジションにおける第1レンズと第2レンズの相対倒れを抑制可能なレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としてのレンズ鏡筒は、第1カム溝と第2カム溝とが形成され、光軸を中心として回転可能なカム筒と、第1カム溝に係合する第1カムフォロアを備え、カム筒の回転に応じて光軸に沿って移動する第1保持部材と、第2カム溝に係合する第2カムフォロアを備え、カム筒の回転に応じて光軸に沿って移動する第2保持部材と、第1保持部材に対する傾きを調整可能に保持される第1筒部材と、第1保持部材を光軸に沿って移動可能に案内するガイド部材とを有し、ガイド部材は、第1保持部材と第2保持部材の一方に保持され、第1保持部材と第2保持部材の他方に挿通されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、各ズームポジションにおける第1レンズと第2レンズの相対倒れを抑制可能なレンズ鏡筒を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の断面図である。
レンズ鏡筒の断面図である。
レンズ鏡筒の斜視図である。
レンズ鏡筒の斜視図である。
レンズ鏡筒に設けられた構成の斜視図である。
レンズ鏡筒に設けられた構成の側面図である。
図6のA-A線断面図である。
レンズ鏡筒の背面図である。
レンズ鏡筒の斜視図である。
レンズ鏡筒の側面図である。
図10のB-B線断面図である。
レンズ鏡筒の断面図である。
レンズ鏡筒の断面図である。
レンズ鏡筒の断面図である。
レンズ鏡筒に設けられた構成の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒を光軸に平行でガイドバー(ガイド部材)104の中心を通る平面で切断した断面図である。図2は、レンズ鏡筒を光軸に直交しカムフォロア(第1カムフォロア)203の中心を通る平面で切断した断面図である。図3は、レンズ鏡筒の斜視図である。図4は、案内筒400とカム筒500が取り外された状態のレンズ鏡筒の斜視図である。図5は、レンズ鏡筒に設けられた、筒部材(第1筒部材)201、保持部材(第1保持部材)202、カムフォロア203、付勢部材204、及び調整部材(第1調整部材)205を含む構成の斜視図である。図6は、レンズ鏡筒に設けられた、筒部材201、保持部材202、カムフォロア203、調整部材205を含む構成の側面図である。図7は、図6のA-A線断面図である。図8は、保持部材(第3保持部材)300、案内筒400、及びカム筒500が取り外された状態のレンズ鏡筒の背面図である。図9は、案内筒400が取り外された状態のレンズ鏡筒の斜視図である。図10は、案内筒400とカム筒500が取り外された状態のレンズ鏡筒の側面図である。図11は、図10のB-B線断面図である。図12は、レンズ鏡筒を光軸に平行でカムフォロア203の中心を通る平面で切断した断面図である。図13は、レンズ鏡筒を光軸に平行で調整部材205の中心を通る平面で切断した断面図である。図14は、レンズ鏡筒を光軸に直交し後当たり部206の中心を通る平面で切断した断面図である。図15は、レンズ鏡筒に設けられた、後当たり部206とカム溝(第1カム溝)502を含む構成の拡大図である。
(【0011】以降は省略されています)

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