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公開番号2024073782
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-30
出願番号2022184675
出願日2022-11-18
発明の名称走査光学装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 26/10 20060101AFI20240523BHJP(光学)
要約【課題】走査光学装置の組み立ての複雑化を抑制する。
【解決手段】走査光学装置は、第1半導体レーザ10Y,10Mと、第2半導体レーザ10C,10Kと、第1カップリングレンズ20Y,20Mと、第2カップリングレンズ20C,20Kと、偏向器50と、第1光センサ108と、第2光センサ109と、走査光学系Loと、回路基板100と、を備える。偏向器50は、第1カップリングレンズ20Y,20Mからのビームおよび第2カップリングレンズ20C,20Kからのビームを主走査方向に偏向するポリゴンミラー51を有する。第1光センサ108は、偏向器50によって偏向された第1ビームBYを検知する。第2光センサ109は、偏向器50によって偏向された第2ビームBKを検知する。第1半導体レーザ10Y,10M、第2半導体レーザ、第1光センサ108および第2光センサ109は、回路基板100に実装されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
第1半導体レーザと、
第2半導体レーザと、
前記第1半導体レーザからの光を第1ビームに変換する第1カップリングレンズと、
前記第2半導体レーザからの光を第2ビームに変換する第2カップリングレンズと、
前記第1カップリングレンズからのビームおよび前記第2カップリングレンズからのビームを主走査方向に偏向するポリゴンミラーを有する偏向器と、
前記偏向器によって偏向された前記第1ビームを検知する第1光センサと、
前記偏向器によって偏向された前記第2ビームを検知する第2光センサと、
前記偏向器からの前記第1ビームおよび前記第2ビームを像面に結像する走査光学系と、
前記第1半導体レーザおよび前記第2半導体レーザを駆動する駆動部を有する回路基板と、を備え、
前記第1半導体レーザ、前記第2半導体レーザ、前記第1光センサおよび前記第2光センサは、前記回路基板に実装されていることを特徴とする走査光学装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記走査光学系は、前記第1ビームを像面に結像する第1走査光学系と、前記第2ビームを像面に結像する第2走査光学系と、を有し、
前記偏向器は、前記第1走査光学系と第2走査光学系と、の間に位置することを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項3】
前記第1半導体レーザおよび前記第2半導体レーザは、前記回路基板上で前記第1光センサと前記第2光センサとの間に位置することを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項4】
前記第1光センサは、前記第1走査光学系に走査される前記第1ビームの走査方向において、前記第1走査光学系の有効走査範囲よりも上流側で前記第1ビームを検知可能であり、
前記第2光センサは、前記第2走査光学系に走査される前記第2ビームの走査方向において、前記第2走査光学系の有効走査範囲よりも下流側で前記第2ビームを検知可能であることを特徴とする請求項2に記載の走査光学装置。
【請求項5】
前記偏向器によって偏向された前記第1ビームを反射して前記第1光センサに導く第1ミラーと、
前記偏向器によって偏向された前記第2ビームを反射して前記第2光センサに導く第2ミラーと、をさらに備え、
前記第1ミラーおよび前記第2ミラーのうち少なくとも一方は、入射角が45°より大きいことを特徴とする請求項2に記載に走査光学装置。
【請求項6】
前記第1ビームの前記第1光センサの検出面に対する角度は、前記第2ビームの前記前記第2光センサの検出面に対する角度と同じであることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項7】
前記回路基板は、前記第1半導体レーザを制御する信号と、前記第2半導体レーザを制御する信号を送るための多芯ケーブルに接続されるコネクタをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリゴンミラーを備える走査光学装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ポリゴンミラーにより走査された光を検知する光センサを複数備える走査光学装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-145569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の走査光学装置では、2つの光センサが異なる回路基板に設けられているため、走査光学装置の組み立てが複雑化するという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、走査光学装置の組み立ての複雑化を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る走査光学装置は、第1半導体レーザと、第2半導体レーザと、第1カップリングレンズと、第2カップリングレンズと、偏向器と、第1光センサと、第2光センサと、走査光学系と、回路基板と、を備える。
第1カップリングレンズは、第1半導体レーザからの光を第1ビームに変換する。第2カップリングレンズは、第2半導体レーザからの光を第2ビームに変換する。偏向器は、第1カップリングレンズからのビームおよび第2カップリングレンズからのビームを主走査方向に偏向するポリゴンミラーを有する。第1光センサは、偏向器によって偏向された第1ビームを検知する。第2光センサは、偏向器によって偏向された第2ビームを検知する。走査光学系は、偏向器からの第1ビームおよび第2ビームを像面に結像する。回路基板は、第1半導体レーザおよび第2半導体レーザを駆動する駆動部を有する。
第1半導体レーザ、第2半導体レーザ、第1光センサおよび第2光センサは、回路基板に実装されている。
【0007】
走査光学装置に、第1半導体レーザ、第2半導体レーザ、第1光センサおよび第2光センサが回路基板に実装されていることで、組み立てが容易となる。
【0008】
また、前記した走査光学装置において、走査光学系は、第1ビームを像面に結像する第1走査光学系と、第2ビームを像面に結像する第2走査光学系と、を有し、偏向器は、第1走査光学系と第2走査光学系と、の間に位置する構成としてもよい。
【0009】
偏向器が、第1走査光学系と第2走査光学系と、の間に位置することで、偏向器を挟んで配置された異なる走査光学系に対応するビームを1つの回路基板で検知できる。
【0010】
また、前記した走査光学装置において、第1半導体レーザおよび第2半導体レーザは、回路基板上で第1光センサと第2光センサとの間に位置する構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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