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公開番号2024074734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-31
出願番号2022196658
出願日2022-11-21
発明の名称全方位空中光学サイト
出願人個人
代理人
主分類G02B 27/02 20060101AFI20240524BHJP(光学)
要約【課題】全方位視点で観察可能な光学サイト供給デバイスを提供する。
【解決手段】所定の位置に対して空中イメージ生成機構(12-17)を配置し、前記イメージ生成機構の中央上部にはディスプレイ用ビームスプリッターBS2(18)を配置し、さらに、前記ビームスプリッターBS2の上部にはモーターMo(19)が備え付けられた構成とすることで、結果、ユーザーはディスプレイを通して視線上に実像A、虚像R、あるいは実像Aと虚像Rの両方を、どの方向からでも観察できるという全方位光学サイトデバイス(100)。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
所定の位置に対して空中イメージ生成機構を配置し、前記イメージ生成機構の中央上部にはディスプレイ用ビームスプリッターBS2を配置し、さらに、前記ビームスプリッターBS2の上部にはモーターMoが備え付けられた構成を有することで、結果、ユーザーはディスプレイを通して視線上に実像A、虚像R、あるいは実像Aと虚像Rの両方を、どの方向からでも観察できる全方位光学サイトデバイス。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
請求項1に記載のデバイスは、ディスプレイを重心軸周りに回転させる仕組みを採用してはいるものの、その機構の実現にはモーターMoのような電磁場方式の適用に限らず、水力、風力、太陽光、最たるは磁気浮上の方式をも適用可能な全方位光学サイトデバイス。
【請求項3】
請求項1および2に記載のデバイスは、応用先として玩具のオプションパーツや人体装着デバイスに限らず、マルチユーザー対応の立体テレビ、タグ付き望遠鏡、広領域光学センサーといった高い汎用性を兼ね備えている全方位光学サイトデバイス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、全方位からの光学サイト観測を目的とし、回転式ディスプレイの前後面にて空中光学イメージを表示するデバイスの試作、に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ディスプレイの前方または後方に空中イメージを表示可能な光学サイト(空中イメージ)デバイスが開発されてきた(例えば、文献1参照)。ユーザーは、使用時に、デバイス内のディスプレイ部をのぞき込み、その際、視線上で空中に浮かぶ光学サイトと視線先にあるターゲットオブジェクトをオーバーラップさせることで、比較的高精度の照準を作ってきた。
【0003】
近年では、上述の光学サイトにおいて、ディスプレイ前方および後方の両面で空中イメージ表示を可能にするところまで技術が向上してきている(例えば、文献2参照)。しかしながら、ディスプレイ部をのぞき込む際の直視方向は一か所に限定されていたため、視点位置の変化に対応できないという欠点があった。つまりは、デバイス装着位置においてディスプレイ面と視線方向とが一致しなければならないという限定性の問題が未だ払拭されていなかったということになる。
【0004】
このような問題を解決すべく、最近では、デバイス上どの位置からでも同じ光学イメージが見える光学設計が望まれ、その要求に即した視点位置決めフリーのデバイス作製が急務となっている。そこで、光学サイトを創出するディスプレイに対し、その重心を軸として360度高速回転させることにより、ユーザーが全方位視点でイメージを見ることが可能なサイトデバイスの開発を提案する。こうしさえすれば、人体でいう二の腕や脛などの可動部位への直接のデバイス装着が可能となり、全方位光学サイトとしての活躍が期待される。さらには、光学サイトのみならず、多視点で観れる空中立体テレビ、星座名称などのタグ付き望遠鏡、低試作コストの広範囲光学センサーといった他の幅広い応用を導くことが期待される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2004/511935号広報
特開2021/157117号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明では、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、全方位視点で観察可能な光学サイトを供給するデバイスの試作、を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記問題を解決するために、本発明品は、図1に示すようにユーザーの視線11.上に空中イメージを創る既存の光学デバイス12.-18.をベースとする。
ここで、デバイス内のディスプレイ18.に高速モーター(Mo)19.を連結した構成とすることで、ディスプレイ18.は重心を軸として高速回転するという特徴をもつ。
【0008】
このような本発明のディスプレイ高速回転機構では、光学サイトイメージ(A、R)をディスプレイ18.回転方向に一致した全方位視線11.上に供給することを可能にする。
【0009】
このような本発明の高速回転ディスプレイは、サイトイメージ(A、R)の積層、複合、または融合を可能にし、結果としてイメージクオリティの向上や変化を導く可能性がある。
【0010】
本発明の一態様では、公知のエアーガンやウォーターガンといった玩具に装着する以外に、デバイスを人体の二の腕(橈側手根屈筋)20.、その他、脛(前脛骨筋)、手の甲、足の甲などの何れかに装着することも可能である。その場合、間接における可動に関係なく光学サイトを表示できる機能を便宜備える。
(【0011】以降は省略されています)

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