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公開番号
2024115445
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-26
出願番号
2023021148
出願日
2023-02-14
発明の名称
光学装置及び撮像システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/08 20210101AFI20240819BHJP(光学)
要約
【課題】複数のフォーカスレンズの位置を容易に調整可能な光学装置を提供すること。
【解決手段】光学装置は、ズームレンズと、被写体像を分光する分岐光学系と、分岐光学系に対して被写体側へ配置される第1フォーカスレンズと、分岐光学系に対して第1フォーカスレンズが配置された側とは反対側へ配置される第2フォーカスレンズと、第1及び第2フォーカスレンズの位置を調整する制御部とを有し、制御部はズームレンズが第1ズーム位置に位置する場合に分岐光学系で分岐した光のうち第1フォーカスレンズのみを通る光の結像状態に基づくデフォーカス量が小さくなるように第1フォーカスレンズの位置を調整した後、ズームレンズが第2ズーム位置に位置する場合に分岐光学系で分岐した光のうち第1及び第2フォーカスレンズを通る光の結像状態に基づくデフォーカス量が小さくなるように第2フォーカスレンズの位置を調整する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
焦点距離を変更可能なズームレンズと、
被写体像を分光する分岐光学系と、
前記分岐光学系に対して被写体の側へ配置される第1のフォーカスレンズと、
前記分岐光学系に対して前記第1のフォーカスレンズが配置された側とは反対の側へ配置される第2のフォーカスレンズと、
前記第1のフォーカスレンズの位置と前記第2のフォーカスレンズの位置とを調整する制御部とを有し、
前記制御部は、前記ズームレンズが第1のズーム位置に位置する場合において、前記分岐光学系で分岐した光のうち前記第1のフォーカスレンズのみを通る光の結像状態に基づくデフォーカス量が小さくなるように前記第1のフォーカスレンズの位置を調整した後、前記ズームレンズが前記第1のズーム位置とは異なる第2のズーム位置に位置する場合において、前記分岐光学系で分岐した光のうち前記第1のフォーカスレンズと前記第2のフォーカスレンズとを通る光の結像状態に基づくデフォーカス量が小さくなるように前記第2のフォーカスレンズの位置を調整することを特徴とする光学装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記第1のフォーカスレンズのみを通る光の結像状態に基づいて第1のデフォーカス量を取得する第1の焦点検出部を更に有し、
前記制御部は、前記第1のデフォーカス量が小さくなるように前記第1のフォーカスレンズの位置の自動調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
被写体と前記光学装置との間の距離を入力するための入力部を更に有し、
前記制御部は、前記第1の焦点検出部による前記第1のフォーカスレンズの位置の自動調整が行われる前に、前記入力部に入力された前記距離に関する情報に基づいて、前記第1のフォーカスレンズを移動させることを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
【請求項4】
前記第1のフォーカスレンズと前記第2のフォーカスレンズとを通る光の結像状態に基づいて第2のデフォーカス量を取得する第2の焦点検出部を更に有し、
前記制御部は、前記第2のデフォーカス量が小さくなるように前記第2のフォーカスレンズの位置を自動調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
【請求項5】
前記第2のフォーカスレンズは、フランジバック調整機能、ズーム位置の変化に伴う結像位置の変動を軽減する機能、及びウォブリング制御機能のいずれかの機能を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
【請求項6】
前記第2のズーム位置は、前記第1のズーム位置よりもワイド側の位置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
【請求項7】
請求項1又は2に記載のレンズ装置と、
撮像素子とを有することを特徴とする撮像システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学装置及び撮像システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、レンズ装置とレンズ装置が着脱可能な撮像装置とを有する撮像システムにおいて、レンズ装置が複数のフォーカスレンズを備える場合、撮影前に複数のフォーカスレンズの位置を調整する必要がある。複数のフォーカスレンズの位置を調整する一例として、特許文献1には、レンズ装置の取り付け面から撮像装置に設けられた撮像素子までの距離であるフランジバックを調整するために複数のフォーカスレンズの位置を調整する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-127376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、フランジバックを調整する際に以下の(1),(2)の調整を繰り返し行う必要があり、複数のフォーカスレンズの位置を容易に調整することができない。
(1)ズームをテレ側にしてフォーカスレンズ(第1のフォーカスレンズ)を移動させることによるピント調整
(2)ズームをワイド側にしてフランジバック調整用のリレーレンズ(第2のフォーカスレンズ)を移動させることによるピント調整
本発明は、複数のフォーカスレンズの位置を容易に調整可能な光学装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面としての光学装置は、焦点距離を変更可能なズームレンズと、被写体像を分光する分岐光学系と、分岐光学系に対して被写体の側へ配置される第1のフォーカスレンズと、分岐光学系に対して第1のフォーカスレンズが配置された側とは反対の側へ配置される第2のフォーカスレンズと、第1のフォーカスレンズの位置と第2のフォーカスレンズの位置とを調整する制御部とを有し、制御部は、ズームレンズが第1のズーム位置に位置する場合において、分岐光学系で分岐した光のうち第1のフォーカスレンズのみを通る光の結像状態に基づくデフォーカス量が小さくなるように第1のフォーカスレンズの位置を調整した後、ズームレンズが第1のズーム位置とは異なる第2のズーム位置に位置する場合において、分岐光学系で分岐した光のうち第1のフォーカスレンズと第2のフォーカスレンズとを通る光の結像状態に基づくデフォーカス量が小さくなるように第2のフォーカスレンズの位置を調整することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、複数のフォーカスレンズの位置を容易に調整可能な光学装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例1の撮影システムのブロック図である。
実施例1のフランジバック調整の方法を示すフローチャートである。
実施例2の撮影システムのブロックである。
実施例2のフランジバック調整の方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
各実施例の撮像システムは、主にテレビジョン撮影や映画撮影等に用いられる。また、各実施例では、複数のフォーカスレンズの位置を調整することで、フランジバックを調整する方法について説明する。
【実施例】
【0010】
図1は、本実施例の撮像システム1のブロック図である。撮像システム1は、レンズ装置(光学装置。以下、レンズ)100と、レンズ100が着脱可能な撮像装置(以下、カメラ本体)200とを有する。レンズ100とカメラ本体200は、結合機構であるマウント300を介して機械的及び電気的に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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