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公開番号2024076515
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-06
出願番号2022188082
出願日2022-11-25
発明の名称表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02S 40/22 20140101AFI20240530BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】各ソーラーセルに対する入射光量のばらつきを低減することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、情報を表示する表示部と、複数のソーラーセルを有するソーラーパネルと、透明カバー5を備える。透明カバー5の前面5aは、Y軸に対して曲率を有する。複数のソーラーセルは、Y軸の方向における位置が互いに異なる第1セル31及び第2セル32を含む。第1セル31の中心C1を通る第1垂線L1と前面5aの交点を第1交点P1とし、前面5aの第1交点P1での第1接線T1とY軸とのなす角度を第1角度αとし、第2セル32の中心C2を通る第2垂線L2と前面5aの交点を第2交点P2とし、前面5aの第2交点P2での第2接線T2とY軸とのなす角度を第2角度βとすると、第1セル31は、第1角度αに応じた面積を有し、第2セル32は、第2角度βに応じた面積を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
情報を表示する表示部と、
互いに直交する第1の軸及び第2の軸によって規定される基準平面に沿って配列された複数のソーラーセルを有するソーラーパネルと、
曲面である前面、並びに、前記表示部及び前記ソーラーパネルに向く後面を有する透明カバーと、を備え、
前記透明カバーの前記前面は、前記第1の軸に対して曲率を有し、
前記複数のソーラーセルは、前記第1の軸の方向における位置が互いに異なる第1セル及び第2セルを含み、
前記基準平面に垂直で前記第1セルの中心を通る線と、前記前面の交点を第1交点とし、
前記第1の軸および前記基準平面の法線で規定される平面を第1平面とすると、前記第1交点を通る前記第1平面と前記前面との交わる線の前記第1交点での接線と、前記第1の軸とのなす角度を第1角度とし、
前記基準平面に垂直で前記第2セルの中心を通る線と、前記前面の交点を第2交点とし、
前記第2交点を通る前記第1平面と前記前面との交わる線の前記第2交点での接線と、前記第1の軸とのなす角度を第2角度とすると、
前記第1セルは、前記第1角度に応じた面積を有し、
前記第2セルは、前記第2角度に応じた面積を有する、
表示装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記透明カバーの前方から前記前面の前記第1交点に入射する光の反射率を第1反射率とし、
前記透明カバーの前方から前記前面の前記第2交点に入射する光の反射率を第2反射率とすると、
前記第1セルの面積は、前記第1角度に応じた前記第1反射率に基づいて定められ、
前記第2セルの面積は、前記第2角度に応じた前記第2反射率に基づいて定められている、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第1セル及び前記第2セルは、
前記第1の軸に平行な辺と前記第2の軸に平行な辺とを有する矩形状であり、
前記第2の軸が延びる方向の長さが同じである一方、前記第1の軸が延びる方向の長さが互いに異なる、
請求項1又は2に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
表示装置として、例えば特許文献1には、複数のソーラーセルで構成された発電機能部を含むソーラーパネルと、ソーラーパネルを覆う透明カバー(風防部材)とを備えた時計が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7131588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような表示装置において、太陽光等の反射で視認性が低下することを抑制するため、透明カバーの前面を曲面に形成する場合がある。このように前面が曲面の透明カバーを用いた場合、何の対策も施さなければ、曲面に対する光の入射位置に応じて各ソーラーセルに対する入射光量にばらつきが生じる。この結果、ソーラーパネルによる発電効率が低減する虞がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、各ソーラーセルに対する入射光量のばらつきを低減することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る表示装置は、
情報を表示する表示部と、
互いに直交する第1の軸及び第2の軸によって規定される基準平面に沿って配列された複数のソーラーセルを有するソーラーパネルと、
曲面である前面、並びに、前記表示部及び前記ソーラーパネルに向く後面を有する透明カバーと、を備え、
前記透明カバーの前記前面は、前記第1の軸に対して曲率を有し、
前記複数のソーラーセルは、前記第1の軸の方向における位置が互いに異なる第1セル及び第2セルを含み、
前記基準平面に垂直で前記第1セルの中心を通る線と、前記前面の交点を第1交点とし、
前記第1の軸および前記基準平面の法線で規定される平面を第1平面とすると、前記第1交点を通る前記第1平面と前記前面との交わる線の前記第1交点での接線と、前記第1の軸とのなす角度を第1角度とし、
前記基準平面に垂直で前記第2セルの中心を通る線と、前記前面の交点を第2交点とし、
前記第2交点を通る前記第1平面と前記前面との交わる線の前記第2交点での接線と、前記第1の軸とのなす角度を第2角度とすると、
前記第1セルは、前記第1角度に応じた面積を有し、
前記第2セルは、前記第2角度に応じた面積を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、各ソーラーセルに対する入射光量のばらつきを低減することができる表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る表示装置の平面図。
同上実施形態に係る表示装置の図1に示すA-A線に沿う概略断面図。
同上実施形態に係る透明カバー、第1セル及び第2セルの関係を示す図。
特定角度と反射率の関係の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
図1に示す表示装置100は、例えば、乗り物に搭載され、乗り物に関する情報を含む各種情報を、乗り物の乗員(主に運転者)であるユーザに表示する。当該各種情報は、乗り物の走行速度、残燃料、バッテリー残量、現在時刻などであればよい。表示装置100が搭載される乗り物は、車両、建設機械、農耕機械、スノーモービル、水上バイク等の任意の乗り物であればよい。
(【0011】以降は省略されています)

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