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公開番号2024084327
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198533
出願日2022-12-13
発明の名称作業支援システム及びプログラム
出願人日本精機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04W 64/00 20090101AFI20240618BHJP(電気通信技術)
要約【課題】車両が接近対象物に接近したことを、簡易な手法で、より確実に報知することができる作業支援システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】作業支援システム10は、高さ方向に移動可能である可動部51を有する車両50の架線61への接近を報知する。作業支援システム10は、架線61に対応する位置に設けられ、予め設定される距離閾値に係る情報を含む情報信号Saを送信する第1子機30と、第1子機30からの情報信号Saを受信し、受信した情報信号Saのシグナル強度が情報信号Saに含まれる距離閾値以上であるときに接近を報知する親機20と、を備える。情報信号Saは、無線通信規格において複数の通信機器間で通信が確立する前に不特定多数の相手にデータを送信するブロードキャスト通信として第1子機30から親機20に送信される信号である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
高さ方向に移動可能である可動部を有する車両の接近対象物への接近を報知する作業支援システムであって、
前記接近対象物に対応する位置に設けられ、予め設定される距離閾値に係る情報を含む無線信号を送信する子機と、
前記子機からの前記無線信号を受信し、受信した前記無線信号のシグナル強度が前記無線信号に含まれる前記距離閾値以上であるときに前記接近を報知する親機と、を備え、
前記無線信号は、無線通信規格において複数の通信機器間で通信が確立する前に不特定多数の相手にデータを送信するブロードキャスト通信として前記子機から前記親機に送信される信号である、
作業支援システム。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記子機は、前記子機のバッテリ残量に係る情報を含ませた前記無線信号を送信し、
前記親機は、受信した前記無線信号に含まれる前記子機のバッテリ残量に係る情報に基づいて前記子機のバッテリ残量を報知する、
請求項1に記載の作業支援システム。
【請求項3】
コンピュータに、
不特定多数の相手にデータを送信するブロードキャスト通信によって接近対象物に対応する位置に設けられる子機からの距離閾値に係る情報を含む無線信号を親機にて受信する機能、
受信した前記無線信号のシグナル強度が前記無線信号に含まれる前記距離閾値以上であるときに、高さ方向に移動可能である可動部を有する車両の前記接近対象物への接近を前記親機にて報知する機能を実現させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業支援システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の建設機械は、架線切断事故を抑制するため、ブームに傾斜センサを設け、ブームの傾斜角が設定値に至った場合に報知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-154120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の構成では、建設機械が架線(接近対象物)に接近したことを検出できず、報知の精度に改善の余地があり、簡易な手法で、報知の精度の向上が求められている。
【0005】
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、車両が接近対象物に接近したことを、簡易な手法で、より確実に報知することができる作業支援システム及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の第1の観点に係る作業支援システムは、高さ方向に移動可能である可動部を有する車両の接近対象物への接近を報知する作業支援システムであって、前記接近対象物に対応する位置に設けられ、予め設定される距離閾値に係る情報を含む無線信号を送信する子機と、前記子機からの前記無線信号を受信し、受信した前記無線信号のシグナル強度が前記無線信号に含まれる前記距離閾値以上であるときに前記接近を報知する親機と、を備え、前記無線信号は、無線通信規格において複数の通信機器間で通信が確立する前に不特定多数の相手にデータを送信するブロードキャスト通信として前記子機から前記親機に送信される信号である。
【0007】
上記目的を達成するため、本開示の第2の観点に係るプログラムは、コンピュータに、不特定多数の相手にデータを送信するブロードキャスト通信によって接近対象物に対応する位置に設けられる子機からの距離閾値に係る情報を含む無線信号を親機にて受信する機能、受信した前記無線信号のシグナル強度が前記無線信号に含まれる前記距離閾値以上であるときに、高さ方向に移動可能である可動部を有する車両の前記接近対象物への接近を前記親機にて報知する機能を実現させる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車両が接近対象物に接近したことを、簡易な手法で、より確実に報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1実施形態に係る作業支援システムの模式図である。
本開示の第1実施形態に係る作業支援システムのブロック図である。
本開示の第1実施形態に係る親機と第1子機の通信態様を示すシーケンス図である。
比較例に係る親機と子機の通信態様を示すシーケンス図である。
本開示の第2実施形態に係る作業支援システムの模式図である。
本開示の第2実施形態に係る作業支援システムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
本開示の第1実施形態に係る作業支援システム及びプログラムについて、図面を参照して説明する。
図1に示すように、作業支援システム10は、親機20と、第1子機30と、を備える。
作業支援システム10は、作業中に車両50が接近対象物である架線61に接近したことを親機20にて報知するシステムである。
車両50は、高さ方向に移動可能である可動部51を有する。本実施形態では、車両50は、建設機械の一種であるショベルカーであり、可動部51としてアーム、ブーム及びバケットを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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